「らんまん」 最終回 ネタバレ 感想~紅白の司会もオファーされそうなお似合いの夫妻

スポンサーリンク

最終週 「スエコザサ」


ドラマガイド

あらすじはコチラ→

北海道の講演のあと、仙台の大学に招待されある新種を見つける万太郎。

翌年、4月
沼津から綾竹がやってきた。
新酒の名前は「輝峰」とかいて「きほう」
その夜、皿鉢料理と新酒を飲む。
「おいしい」
と寿恵子。
万太郎も酒を飲んで美味しいと思ったのは初めてじゃ!と喜ぶ
子供達も口々に美味しいと言う
「晴れた空みたいな。」
と寿恵子。
一気飲みする万太郎
「わしがカエルになる前に言わせてくれ。二人とも新しい酒ホンマにおめでとう」
万太郎はおかわりを求める
「ありがとう!やめちょきや。また木に登られてもこまるきの」
と言いながら、酌をする竹雄

書斎
「よう頑張ったの。
おまんはこんなにようけの草花に出会ってきたのか
図鑑はもう完成ながじゃろ」
「もう一種類。
今から新種を加える。
面白い笹じゃ
葉のふちがまいて、葉が波打って光がようはえる
葉には細い毛がたくさん生えていて、その白い毛が光にすけて綺麗じゃった」
「新種の名前は?」
「イネ科のササ草学名は・・・」

日陰の縁側の座敷で庭を見ていた寿恵子。
うとうとしたところに万太郎が図鑑を持ってやってきた。
「万ちゃん 出来たんですね」
「出来たき、わしら図鑑」
”槙野日本植物図鑑”

スポンサーリンク

表紙をめくると、謝辞があった。
今まで出会った人々、らんこう先生に始まり、、田邊、徳永、野宮、波多野
寿恵子の名前4人の子供たちの名前。最後に園子の名前
万太郎の肩にもたれ図鑑を見つめる寿恵子
3206種類の草花があった。
「万ちゃん、らんまんですね。」
「らんまんじゃ。
最後に加えた新種じゃ。」
最後の1ページに色つきで描かれた植物
「スエコザサ・・・私の名前?」
「うん、学名は”Sasasuekoana Makino”
寿恵ちゃんの名前じゃ」
「じゃ、私、万ちゃんと永久に入れるんですね。」
「寿恵ちゃんわしを信じてくれてありがとう。
寿恵ちゃんはいつじゃちわしを照らしてくれた
寿恵ちゃんがわしの命そのものじゃ」
「万ちゃんこそ私のお日様でした。」
酔っ払った登った木の上で寿恵子に一目惚れ
園子の誕生と突然の別れ
子供達の成長
みんなで生き延びた大震災
「でも約束ね
私がいなくなったら・・・
いつまでも泣いてちゃ駄目ですからね」
「そんな・・・」
「万太郎さんと草花だけ
草花にまた会いに行ってね
そしたら私そこにいますから
草花と一緒に
私もそこで待ってますから」
寿恵子の抱きしめる万太郎
「愛しちゅう
愛しちゅう」
涙の顔で微笑む寿恵子
何度もうなずく
「寿恵ちゃんわしらずっと一緒じゃ」
二人の向こうに夏の庭

数年後
植物採集に出掛けている万太郎。
苔むした岩の上で森を見渡す万太郎
小さな草花がしゃんと立っている
「万太郎さん!」
振り返ると寿恵子の笑顔
「この子はだれ?
ねぇ日本種の植物これで全部かしら?」
「確かめにいかんと。」
「じゃまだまださがしにいかないとね」
「うん。寿恵ちゃん!草花がまっちゅうき」
万太郎に微笑む寿恵子
カメラ目線で
「おまんだれじゃ!」
と微笑む万太郎

スポンサーリンク

寿恵子に先立たれたってのはわかるけれど、寿恵子が亡くなるシーンはなくて良かったなぁ。
今週は昭和33年にワープしたので最後にまた戻ったらどうしようと思ったけれど、さすがに万太郎と寿恵子で終わって良かった。
しかしこの牧野先生の標本の整理はつい最近まで行われていたと知り、本当にすごいなぁと思うわけです。
牧野先生が足でかせいだものではないにしてもよ。

縁側での二人の会話。
図鑑を見つめる二人にかぶせたあいみょんの「愛の花」はこの物語にめちゃくちゃリンクしていて涙がでました。
”いつまでも泣いてちゃ駄目”と言われ時の老いても尚可愛い万太郎。
首を振って「寿恵・・・寿恵ちゃん」の時の神木キュンったらもう(爆)

最後まで幸福感のあるドラマだったと思います。
ん?って思うことは半年にわたる朝ドラなら1度や2度あるもの。
そこから崩れていかないのが良かったなぁ。
「らんまん」は大学から追われても、そこで幸せを見つけるというか。
今思えば万太郎と寿恵子の描写の配分が良かったのかもしれません。

スポンサーリンク

良い最終回でした。
若い万太郎の笑顔で終わったのも良かった。

最後にはタイトルも回収。
大団円と言うてもええのでは?

今回この朝ドラを通して、なぜ浜辺美波ちゃんのファンと永野芽郁ちゃんのファンは仲が悪いんだろう?っていう疑問が湧きましたが(苦笑)

朝ドラの反省会タグを目にしたくないなぁと毎回思うんですよね。
「ちむどんどん」は面白いとは言えなかったけれど、反省会タグは見たくないっすわ。

そして・・・今回、紅白は・・・神木くんと浜辺さんの司会かもなぁって思ったり。
ジャニーズさんが出ないならそれくらいのことはしそうだ。
二人はお似合いだし、きっとそつなくこなすんだろうと。

さて、最終回。
皆さんどうでしたか?
ワタシはやっぱり神木くんが好きだなぁと確信w
感想が書けない日があったのが心のこりですが。
いろいろ折り合いをつけながら「ブギウギ」も楽しみに視聴したいと思います。

スポンサーリンク

らんまんの感想はコチラ→

主題歌 – あいみょん「愛の花」

にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。

キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
江口りん(安藤玉恵)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
広瀬佑一郎(中村蒼)
岩崎弥之助(皆川猿時)
山元虎鉄(濱田龍臣)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)
槙野千歳(遠藤さくら)
槙野百喜(松岡広大)
槙野大喜(木村風太)
槙野千鶴(本田望結)
【語り】宮﨑あおい

コメント

  1. ミートゥ より:

    お疲れ様でした。
    「らんまん」は、全体的に台詞がとても良かったです。
    あいみょんさんの主題歌も、万太郎じゃなくてすえちゃん目線で描いたって言ってましたもんね。綺麗な終わり方でした。

    主人公以外も、皆それぞれ愛すべきキャラがあって。
    序盤の頃に比べると、途中から面白さが失速した感もあったんですが(急に子供達大きくなったりしたのはビビったw)、それでも良作だったと思います。

    そして神木くんは、やっぱり流石の神木くんでした(語彙力w)
    植物に対する万太郎の熱すぎる情熱が、なんの嫌味なく真っ直ぐに受け止められたのも、やっぱり神木くんの力が大きいと思います。
    次の朝ドラも、楽しめるものだと良いですね。

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん、コメントありがとうございます。

      主題歌はやはり寿恵子と重なりますね。
      子供達が大きくなって、まさか隔世遺伝するとは思いませんでした。
      後半、子供にスポットがあたるドラマが多いですが、それを避けたのは良かったんじゃないかと思います。
      子供の反抗期とか非行とか・・(苦笑)

      神木君はすごいですね。
      ワタシもさすがって思いました。
      植物オタクだった少年が老人になるまで。
      彼の声聞きやすく、ストレートに届きますね。

      次の朝ドラも楽しみたいですね。
      完走、お疲れ様でした!

  2. かっかさん より:

    たろたろさん お疲れ様でした。
    お互いコロナを乗り越えての視聴でしたね(汗)
    本当に神木くんと、何と言っても浜辺美波ちゃんが可愛くて可愛くて、時折入る土佐弁も我慢できたし、悪い登場人物もいなくて、癒される朝ドラでした。

    …でも!でも!最終回に水を差すようで大変申し訳ないのですが…高知では「愛しちゅう」とは誰も言いません(滝汗)
    そこはもう…何十年も東京暮らしなんだから、「愛してる」で良かったでしょ!

    …ネイティブあるあるでした。

    「ブギウギ」期待してます。

    • tarotaro tarotaro より:

      かっかさん、コメントありがとうございました。

      コロナ後遺症(?)にはまだ苦しんでいますが、お疲れ様でした!

      神木君と浜辺美波ちゃんはホントに可愛くて可愛くて癒やされました。
      夫婦として添い遂げた感がありますね。

      「愛しちゅう」とは言わないんですね(汗)
      方言は・・・ねぇ。
      時代もあるのでワタシも関西ですがいつも「明治では・・・」とか「船場では・・・」とか「岸和田では・・・」と折り合いを着けてますw

      「ブギウギ」はネイティブの目で見てしまいますが、楽しめると良いですね!

  3. moon より:

    tarotaroさん、こんばんは。

    体調はいかがでしょうか。
    お身体の加減が優れない時も、感想を続けてくださりありがとうございます。

    らんまん、素敵な朝ドラだったと思います。
    最終回もこのドラマらしくて良かったです。

    最初はなかなか入り込めないかもなぁ〜なんて思っていたんですが、週を追うごとにだんだんとこの世界が好きになって、気づけば毎朝楽しみにしていました。
    主人公夫婦が魅力的で、万太郎さんは愛すべき人だったし、寿恵子さんも愛の人だなぁと感じます。
    何年経っても仲良しでラブラブなところも良かった。理想すぎますw
    竹雄と綾も、周囲の人々も丁寧に描かれているところも好きでした。
    涙する回も多くて……高知編最終回は大号泣したので特に印象深いです。
    神木くんは若いときの天真爛漫さから、年齢を重ねての重みや深みを自然に感じさせてくれて素晴らしかったですねぇ。
    美波ちゃんも、私が観た中でベストアクト!!と思うほど良かったです。
    温かさに包まれた朝ドラでしたね。
    この半年間「あまちゃん」と合わせて幸せな朝でした。

    紅白の司会、浜辺美波ちゃんに決まりましたから、審査員にぜひとも神木くんを呼んでほしいですw
    2人のやりとりを観たいなぁと。
    作品の世界観に合っていたあいみょんちゃんの「愛の花」
    トリで聴いてみたいなぁ…と思う気持ちもありますw

    「ブギウギ」すでに始まっていますが、
    コテコテな感じw
    明るく賑やかな朝ドラになりそうですねぇ。
    楽しめたら良いな。

    • tarotaro tarotaro より:

      moonさん、コメントありがとうございます。
      お気遣いありがとうございます。
      体調はなかなかコロナ前に戻りませんが、なんとかしようとジタバタしております。
      ボチボチ・・・と思いつつ。
      良い調子になれば経緯を残したいと思います。

      「らんまん」の最終回は良かったですね。
      戦後、松坂慶子さんが出てきた時は少し驚きましたが、最初から最後まで一貫して「植物オタク」とその冒険に付き合う妻。
      微笑ましかったです。
      神木君は鉄道オタクだと話していましたが、そういった面でも万太郎の気持ちがわかる部分があったのではないでしょうか。

      紅白の司会・・・まさか有吉さんとはw
      神木くんもそつなくできそうなのにぃ(爆)
      審査員では加わってほしいですよね。
      ってか、紅白、そういえば去年のも見ていない。

      今年はあいみょんのとこは見よう。
      きっとご出演されるでしょう。

      「ブギウギ」
      めっちゃスピード感ありません?
      子供時代ってこんなに早かったっけ?
      って思うんですけど・・・一生を描く。
      土曜日がないってなるとこれくらいのスピードなんですかねぇ。
      ブギウギも音楽が良いなって思っているので、楽しみです。