最終週 「スエコザサ」
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講演が終わり千歳、百喜、大喜が万太郎、寿恵子、千鶴を迎える。
寿恵子はぐったりしてしまう。
寿恵子の病は原因や治療法もわからない。
「みんなお母ちゃんを支えてくれんか
わしもなんとかしたち間に合わせんとの」
万太郎は野宮の力を借りることにした。
「まさか君に植物画を頼まれるなんて この上ない誉だ」
解説文の一部は虎鉄に頼む。
「三代目の弟子で良かった」
「虎鉄は、わしの一番弟子じゃ！」
”菌類なら任せて”と藤丸
毎日は無理だが･･･と大学院の学生を連れてきた波多野
小畠（ムロツヨシ）や鳥羽･･･植物学で出会った人々もやってきた。
それぞれが机に向かいそれぞれが作業に没頭する
万太郎は徹夜で作業。
寿恵子はみなにおにぎりの差し入れを。
そうすることで植物学研究に参加しているつもりになっていたのだ。
ある日、佑一郎が理学博士のお祝いを持ってやってきた。
寿恵子の病状を聞いた佑一郎は心配。
図鑑に3205種を掲載すると聞き
「おまん索引は作ったか？」
万太郎は植物の図鑑は学名順ではなく、和名でも引けるようにしたいと言うが手つかず
「ほんなら俺も手伝う
この夏は時間があるき
復興局の仕事やけどそろそろ手を引こう思て。
教え子が育ってきたしの
もう何の憂いもなく復興局から手を引ける
この先は生涯ただのエンジニアや」
「のう佑一郎くん
ほんならわしらやっと同じ道を行けるのう」
握手をする二人
「ほんなら万太郎
同じ道を行くものとして、まずはおまんの索引作りじゃ
こういうのは第三者の目のほうが間違えんで済むが」
シェークスピア全集を届にきた丈之助も手伝いをさせられていた
万太郎は作業に没頭。
「深夜の戯れ言なんだけどさ
俺も作りたいな演劇の博物館
この植物たちと一緒
消えて無くなるものだから」
演劇はもともと演じる者と見る者の人間の間にしか産まれない幻。
だったらせめて後の世に送りたい
お金と場所は･･･。
「早稲田に頼むしかないかな
俺の教授としての退職金
自宅と敷地財産は全部早稲田に寄贈
印税の受け取り人も早稲田に寄贈
そんなら博物館、建ててくれるかも知れないよね？」
と笑う丈之助
図鑑の準備をするなか、万太郎は北海道で行われるマキシモヴィッチ博士の生誕100年を祝う講演に呼ばれた
「やっぱり断ろうか」
「何言ってるんですか
しゃんとして下さい
博士 学問への貢献と義務をお忘れですか？
万ちゃんいつも言っているじゃないですか
このうちを一歩出たら、私たちのことは忘れて
万太郎さんと植物だけ
万ちゃん、いってらっしゃい」
「寿恵ちゃん。行ってきます。」
「新種、見つけて来て下さいね。」
笑顔で万太郎を見送り、部屋を見渡す寿恵子
図鑑の原稿の束を見る。
赤色で細かく修正された原稿を手に取り力一杯抱きしめる寿恵子
突然のムロツヨシ。
はて･･･今まで出てたっけ？ムロツヨシ。なぜムロツヨシ。
次の朝ドラにでも出るのか？
丈之助に佑一郎も図鑑を手伝う。
丈之助は後の早稲田の演劇博物館を作ったのね
東京制作はスピンオフがあるかも？だから、丈之助の物語も知りたいなぁ。
可愛い役者さんだと思うんだよなぁ。
波多野、藤丸との掛け合いも面白かったし。
あのうさぎちゃん巾着、まだ使ってんじゃん！っていうかわいらしさ。
この3人は可愛い（爆）
佑一郎と万太郎の二つの川がやっと一つになった。
やっと同じ道を行く。
小さい頃の日々を思うと長く美しい友情だったなと思う。
違う道を行くが同志だな。
このタイミングで北海道へ。
行きたくないが寿恵ちゃんに送り出されたら行かないわけにはいかない万太郎
もう完全にフラグは立っちゃったなぁ。
図鑑の発行を寿恵子が見られると良いな。
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主題歌 – あいみょん「愛の花」
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キャスト
槙野万太郎（神木隆之介/幼少期：森優理斗/小林優仁）
槙野寿恵子（浜辺美波）
徳永政市（田中哲司）
野田基善（田辺誠一）
里中芳生（いとうせいこう）
江口りん（安藤玉恵）
波多野泰久（前原滉)
藤丸次郎（前原瑞樹)
細田晃助（渋谷謙人)
大畑イチ（鶴田真由）
大畑義平（奥田瑛二）
広瀬佑一郎（中村蒼）
岩崎弥之助（皆川猿時）
山元虎鉄（濱田龍臣）
槙野綾（佐久間由衣）
槙野竹雄（志尊淳）
槙野ヒサ（広末涼子）
槙野タキ（松坂慶子）
槙野千歳（遠藤さくら）
槙野百喜（松岡広大）
槙野大喜（木村風太）
槙野千鶴（本田望結）
【語り】宮﨑あおい
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