第24週 「ツチトリモチ」
あらすじはコチラ→☆
資産家の永守(中川大志)は図鑑の出版や標本の保存に投資をしたいと申し出る。
伯父に育てられ財を成した。
財産は生きた使い方をしたい。
標本が散逸しないように博物館を、図鑑出版のために出版社を作る。
伯父は日本を外国にひけをとらない文明国になるために尽力してきた。
伯父の遺志を継ぐ責任がある。
「私は標本の散逸を防ぎたいんです。」
人の命には限りがある。
永守は陸軍に入隊することになった。
永守ならしかるべきかねをおさめ、一年志願兵になり将校になる道もある。
ただそのようなことに金を使うのは伯父は喜ばない。
伯父も庭を愛でるのがすきだった。
私も花咲く庭で誰もが楽しむそんな世を望む
「先生へのご支援は私にとっても生きた証になります
槙野先生お受け頂けませんでしょうか」
「まっことありがたいお話ですけんど
兵隊に行かれるのであれば、私は待ちます
私は図鑑の準備も植物標本も散逸しないように守ります
どうか宜しく願いします」
「先を照らす約束があるがはええことです。」
逸馬が永守に微笑む。
万太郎は熊野の植物採集から戻ったころ、綾竹はは沼津の酒蔵を買い取り、藤丸と移ることにした。
「この蕎麦がなくなったらどうしたら良いんだろう」
寂しい波多野。
「波多野。お別れだな
俺が遠くに行っても平気か」
「そっちこそ僕がいなくて文献読めるの?」
「頑張るよ。
自分で考えて試し続ける
波多野がそうしてきたみたいに。」
巾着袋を差し出す波多野
「もしかして波多野が作ってくれたの?
下手だなぁ。
語学の天才なのにさ。
農科大学の教授様なのに下手だな」
手ぬぐいで作った巾着袋にうさぎの顔
万太郎、寿恵子、綾竹で食事
「姉ちゃん、達者でのう」
「万太郎も」
小指を突き出す万太郎。
竹雄と寿恵子が手を差し出す。
笑う4人。
「お互いに体に気をつけて頑張らんとのう」
寿恵子は綾が作った酒で酔っ払うのが楽しみだと笑う。
綾も寿恵子が美味しい酒を飲んでいる顔が好きだと笑う。
万太郎は下戸を克服したいが・・・竹雄に無駄なことはせんでいいと言われてしまうw
夕暮の長屋
「ここまでよう歩いてきたの」
竹雄が標本でいっぱいの部屋を見て言う
「足跡がまた増えた。
ツチトリモチいうが
貴重な子や」
熊野で採取してきた寄生植物を見せる万太郎
「森は伐採されている
木に寄生して生きるこの子は木を切ったら枯れてしまう
この子は森の小さな守り神じゃ
森が切られたらの神様も消える
この子らは消えて行く
わしは神社の森の植物は一つ残らず書き留めてきた
それを大学に提出する。」
「おまん平気か
国の旗振りの神社合祀令じゃ
勝手に大学に押しかけて
今度は自分で出て行きます言うのか。
わがままが過ぎる
天下の東京帝国大学相手に
いくつになっても子供っぽうて
そんでも金色の道をつらぬくため
小さい神様を見過ごせない。
峰屋の若旦那は駄目若やったけど
ほんでもいつじゃち強さとやさしさが本気だった
そんな若じゃきわしは愛したがじゃ
ここにある全てが証じゃ」
綾竹、波多野、藤丸は見納めなのかしら。
寂しいねぇ。
波多野と藤丸の友情よ。
ニコイチって気がしていたのにな。
あ、永守も逸馬も終わりかな?
急に湧いた支援。
永守は「標本の逸脱を防ぎたい」と言うからには、何回かそんな危機があったのかな?
そこ、描いといて貰えたら・・・永守の重要性がもっと・・・わかったのになぁ。
あと2週間になってしまったからね。
どんどん退場する人も出てくるよね。
ただこの「らんまん」は時代物のわりには、あんまり人は死んでいない。
祖母、母、ユーシーの3人だけ?
あれ?忘れてる??
来週は震災かも。
そしてちゃんとホントに永守さん帰って着て欲しいね。
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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
江口りん(安藤玉恵)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
広瀬佑一郎(中村蒼)
岩崎弥之助(皆川猿時)
山元虎鉄(濱田龍臣)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)
【語り】宮﨑あおい
コメント
そのちゃんが亡くなってますね
riccaさん、コメントありがとうございます。
ああ、そうだ。
記憶から消したい死でした・・・。
ご指摘ありがとうございました。