「らんまん」 第74話 ネタバレ 感想~新種の発見じゃ!!!

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第15週 「ヤマトグサ」


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長屋にやってきた大窪、波多野、藤丸
「お前がきたせいで」
「わしがなにかしましたでしょうか」
「お前は・・・ただ草花が好きだと笑った
そんな人間は一人もいなかった」
田邊教授でさえ留学先で新しい学問を学べば世に出られると思って手を着けた。
しかし万太郎が現れてみなが気付き始めた
このままじゃ万太郎に勝てない。
「だから好きになりたい
お前が植物に抱く心を
お前が何を見てどこが好きなのか傍らにいてて知りたい。」
「大窪さんそれは違いますき」
大窪が書いた「マメヅタラン」の原稿は好きでないとかけないものだ。
マメヅタランに心を動かされた。
徳永助教授は和歌がうき
田邊はシダ植物
藤丸はスッポンダケ
波多野は植物のもっと奥を見ようとしている
どうしてここへ来たのかより、それでもみんな今ここにいて、今日も植物学を生きる
「それだけえでいいがじゃと思います
是非わしと一緒に研究して頂けないでしょうか」
「良いのか・・・?槙野」
頭を下げる大窪
万太郎も頭を下げる
波多野と藤丸も大窪が関わるなら植物学雑誌で発表すれば良い。
日本人が初めて新種を発表するのだと盛り上がる。

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大学。
徳永が中庭ののユズリハを見て和歌を詠む
「古に恋ふる鳥かも弓絃葉の・・・」
「御井の上より鳴き渡り行く」
と万太郎が続きを詠む
「槙野の標本を見せて貰いました
私も槙野と共に研究することにしました。
一個人として研究することをお許しいただけますか」
大窪が徳永に頭を下げる
「大窪は植物学教室の人間だ。
植物学教室の実績になるがそれでも良いのか?」
徳永は万太郎に訊く
「植物学教室の標本を見なければ研究はできない。
それに名付け親になって世に出せたらそれで良い」
と万太郎が笑う
「報告はちゃんとするように
大窪しっかりやれ」
と徳永。

徳永は田邊に大窪と万太郎の共同研究を報告。
田邊は怒り、なぜ許したのか。
小学校中退の万太郎を教室に出入りさせるなと反対していたのは徳永だ!
植物学会にも認められていない。
なんの地位も名誉もないそんなやつに門戸をひらいでやるのか!!
「逆です
情けをかけてもらったのはこちらのほうです。
槙野は植物学教室の実績となってもいいと譲ってくれたんです。
なんの実績もないわが植物学教室に」
「戸隠草があるじゃないか!」
「花は咲かなかった!!!!
今私たちがすべきことは槙野に礼を言うことですよ」

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万太郎が土佐で見つけた草は新種なのか・・・。
Theligonum ヤマトグサ属を探す万太郎と大窪の作業は夜遅くまで続く。
気がつけば除夜の鐘が鳴っている。
万太郎は慌ててスライディング土下座で謝罪。
寿恵子に作ってもらった年越し蕎麦を食べ。
また早くから研究。
ある日、ギリシャの文献を見つける。
エーゲ海。文明発祥の地。
「わしをギリシャにまで連れて行く!
これでギリシャのFloraもわかりますね」
植物図を見つけた。
なにもかも万太郎が見つけた草花とは違う。
これは日本だけの種ではないか。
徳永、波多野、藤丸の喜ぶ。
向き合う万太郎と大窪
「うお~~!!!!」
庭に出る万太郎は歓喜
「槙野!」
喜ぶ大窪
「すごいよ大窪さん、万さん」
「新種、発見じゃ!!」
教授室にも届く万太郎と大窪の声
田邊の動きが止まる

一ヶ月後、石版印刷が届く日がやってきた。
壁が壊され、準備をする長屋の面々

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落としどころが見事じゃ。
万太郎の自分だけが特別じゃないってとこ。
しびれるわ~。
本当に心の底からそう思っている。
自分だけが特別に草花が好きなわけではない。
みんな自分の興味のあることに邁進している。
そしてそういう中で研究できることが、自分の刺激になっている。

万太郎としては新種の名付け親にさえなれれば成果とか地位とか名誉とかどうでも良い。
名付け親になりたいというだけ。
それは野望とはちょっと違うんだなぁ。
名付け親になりたいと言った時には、万太郎にも欲が出てきたのかって思ったけど、全然違ったw
誰にも知られていない子を世に出し、良い名前を与えたいだけなのね。

徳永が田邊に言い返したところも素敵よねぇ。
植物学教室に万太郎がいるからこそ、実績が残せる。
万太郎がいなければなんの実績も残せない教室なのだ。
しかしワタシは徳永のモデルの人のウィキペディアをついつい読んでしまったので、本当にこのまま徳永さんが良い人でいるのか・・・。
いつ対立するのか・・・恐ろしいです。
田中哲司さんなら、それが出来てしまうってのもわかっているしさぁ。
でもNHKのHPで”その人がモデル”と発表していたわけではないと思うので・・・どうなるのかはわからん。
あくまでフィクションだしさぁ。

田邊教授がもう少しプライドがなければ。
大窪のように頭を下げろとは言わないが、専属のプラントハンターではなく、共同研究という形で万太郎に頼めば、きっと万太郎は一緒に研究することを拒まなかったと思うのよね。
後悔しているのかどうか・・・知らんけど。
アホだなぁと思うものの、地位と名誉が邪魔したり、はたまた全ての栄誉を独り占めしたいという野心が邪魔したり・・・人間とはそういうものかも知れない。

にしても。
今ならスマホ一つでわかることがこれだけの時間をかけて一つを突き止めて行く。
先人達には感謝です。

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
広瀬佑一郎(中村蒼)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
伊藤孝光(落合モトキ)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

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