「anone」第1話 ネタバレ 感想～悲しい記憶は上書きしないと生きていけない。

「anone」第1話

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通称“ハズレ”こと辻沢ハリカ（広瀬すず）は、清掃（遺品整理？）のアルバイトをしながら同年代の美空（北村優衣）と有紗（碓井玲菜）と共にネットカフェに寝泊まりしている少女。
ある日、友人とのドライブ中に札束の入ったバッグが捨てられているのを見たという有紗の記憶を頼りに、 ハリカたちは「柘」という町に行く。
記憶通り、保冷バッグに入った一万円札を見つける。

1万円の取り合いになる美空と有紗。
そして仲間割れ。

しかし結局、保冷バッグに入った一万円の束は、美空、有紗の手から林田亜乃音（田中裕子）に渡り、通りかかったカレー屋店主・持本舵（阿部サダヲ）は、の客・青羽るい子（小林聡美）に渡る。
んでもなんとか田中裕子、執念でその一万円の束を取り戻す。
その一万円の束はは田中裕子が自宅１階の廃業した印刷工場の床下で、見つけたものだった。

広瀬すずは、幼少時「つげ」で暮らしていた。
幸せな記憶しかなかったが、祖母だと思っていた倍賞美津子が更生施設の長で、しかもその更生施設では日常的に虐待が行われていた。
広瀬すずは、「病気」を理由に両親からその施設に預けられた。
そして10才のとき、弟が事故死。
両親が後追い自殺したことで、児童養護施設に送られていた。

スマホのチャットゲームの中でだけ会える闘病中の“カノン”さん（清水尋也）と日々の他愛ない会話を交わすのが楽しみだった広瀬すず。
そしてそのカノンさんも更生施設にいた男の子だった。
「会いたい。」
と言う広瀬すずだが
「ハリカちゃんと会うと、死ぬのが怖くなるからダメだ」
と言う。

夜、ネットカフェで2万円だけ手元に残っていたお金を見る広瀬すず。
その札の番号は同じ番号だった・・・。

で、瑛太。
瑛太も偽札を持っている！？

覚悟していたけれど暗いわ～。
コレ、坂本さんの暗いほうのヤツだったのね。

1万円札はニセ札だったんだねぇ。
だから必死こいで使わせないようにしていたのか～。
流通させないのは大切だけど、偽札は作っただけで犯罪だからねぇ。

広瀬すずたちのように若くて、あまり学もない少女たちが一万円札に目がくらむのはわかるけれど、阿部サダヲと小林聡美はなぜいっちょカミしてんだ？
ヤバイお金かも知れない！
ってオトナなら思うハズなんだけどねぇ。

それでも阿部サダをと小林聡美がおかしくてｗ
この二人のロードムービーを見たかったかも。
この二人が主演だったら、大好物。

だけど主演は広瀬すず。
多分発達障害で、更正施設に預けられたのかな？
でもそれくらいで更生施設に入れるかね？
愛情がなかったんだろうなぁ。
毒親だったんだろうなぁ。
「弟に感染する」
とまで言う両親は鬼畜。
しかも弟がいるから児童沙央男女に預けられたのに、弟を追って両親は死亡・・・。
更生施設での記憶が良いように変わっていたのは、切ないねぇ。

広瀬すず、美少年に見えるわ～。
写真のほうがもっと美少年だったけれどｗ
ビジュアルは良いんだけど、セリフが聞き取り憎い。
それは発達障害設定だから？

「死にたいって思ってるのにお寿司なんて食べちゃったら死にたくなくなっちゃうじゃないですか」
「地球も流れ星になればいいのに 」

坂本さんらしいセリフはそこかしこにあって、好きになれそうって思ったり。
でも設定も古くてムリがあるんじゃね？って思ったり。
しょっぱなからヘビーでさ。
でもさ、ま、来週は見る。
正月からこんな暗いのをかまさなくてもいいのに！

そして久々に広瀬すずの演技を見ましたが・・・聞き取りにくい。
字幕をONにしたぜ。

　
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キャスト
辻沢 ハリカ – 広瀬すず
青羽 るい子 – 小林聡美
持本 舵　　 – 阿部サダヲ
中世古 理市 – 瑛太
花房 万平　 – 火野正平
林田 亜乃音 – 田中裕子
カノンさん – 清水尋也
笠木 有紗　 – 碓井玲菜
網島 美空　 – 北村優衣
林田 京介　 – 木場勝己
ゲスト
為貝 真砂子 – 倍賞美津子