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獅子舞亘（沢村一樹)は刑事に復帰。
解離性同一性障害（Dissosiative Identity Disorder、略称：DID）を抱えている元村周太（竹内涼真)と向き合う。
獅子舞の娘・舞音（畑芽育)もDIDだった。
獅子舞は元村が犯人ではないと睨む。
元村が拘束されている間に、高城智子（馬渕英里何)市長の娘が誘拐され、元村の容疑は晴れる。
容疑者の男・藤井剛の写真を見せるが、「ないと思う」と答える元村。
元村の記憶が曖昧なことを利用している可能性がある、身近にこの男はいないか？と獅子舞も聞くが「身近な人はいない」と答える。
そこへ釈放される元村は高城市長と秘書の外山昭仁（萩原聖人)を見て、また人格が変わる。
郷田修一（勝村政信)が元村の生い立ちを調べる。
元村は実父からDVを受ける家庭で育つ。
母は剛田を一人で育てることにするが、身体が弱く亡くなってしまう。
養護施設に入所。養子縁組をして幸せに暮らすはずだったが10才の時に養子縁組を解消されてしまう。
その後、再び養護施設に入所。
その時、一緒の養護施設に容疑者の藤井剛もいた。
藤井も養子縁組で酒屋に引き取られ、高校を卒業し酒屋を継ぐはずだったが、借家だったため店が亡くなってしまう。
第一の誘拐被害者の父・松下勝則（飯田基祐)が地主、第二の誘拐被害者・日向が不動産屋。
市長にも恨みがあり、動機がある。
獅子舞は元村の家に行く。
料理を作り元村と話す。
娘も元村と同じ病気でクリニックに通っていること。
その病院を紹介する。
「藤井って男、元村と同じ養護施設にいたんだよ。」
「実は7年前にクルマにはねられたことがあって、それ以来昔の記憶がほとんどなくて。
こうやって思い出そうとすると頭痛が…」
豹変する獅子舞。
バク（ヤンキーキャラ）に代わり
「アイツが…」
と笑う
「やっぱりバクくんは知っているんだ。
藤井のこと。」
バクは頭を叩き、バクを追い出す。←そんなんできるんですか
郷田修一（勝村政信)と落合圭人（森永悠希)が子ども達を見つけた。
そこにやってきた藤井は走ったことで倒れてしまう。
元々心臓に持病を抱えていた藤井はそのまま亡くなる。
藤井は、松下、日向、市長の談合データを持っていた。
3人のせいで養父母の酒屋が奪われた
獅子舞は娘の音とメンタルクリニックの待合室にいると、診察室から元村が出てきた。
周太（竹内涼真)はなぜ娘がDIDになったのかと聞く
「妻が何者かに殺害された。
現場には娘もいた。
しかし記憶を無くしている」
しばらくしてカブト（天才子ども人格）に変わる
カブトはクマのぬいぐるみを周太のお守りとして作ってあげたという。
その素材が藤井が履いていた防寒靴と同じ素材だった。
カブトは黙秘。
誘拐事件は藤井の被疑者死亡で送検された。
しかし市長の談合に関しては表沙汰にならなかった。
元村はあることに気づく。
元村はあらかじめ藤井と同じ防寒靴を用意していた。
りりちゃんを誘拐し、藤井に罪を着せた。
元村の計算通り、藤井に容疑がかかった。
元村は松下勝則（飯田基祐)に話を聞きに行く。
元村の面通しを松下の誘拐された長男に見せて欲しいと申し出るが断られる。
松下は養子縁組をしていた過去があった。
その人物こそが元村周太（竹内涼真)だった。
養子縁組してから実子を二人授かり、元村周太が乱暴になり、子どもを殺そうとしていた。
仕方なく養護施設に返したと言う。
元村が音を誘拐する
「あの場所で待っている」
土産を忘れるな。」
必死になって捜査をする獅子舞。
獅子舞の妻が亡くなったのが7年前。
音のDIDも7年前
市長らの談合不正のデータも7年前。
7年前、音が運ばれた病院を訪ねる。
精神科医の雪村叶恵（伊藤かずえ)に会う
元村のことを覚えていた
彼の主治医だったし、ある日、クルマにはねられ包帯で顔をグルグル巻きになったこともあった。
獅子舞は7年前元村と会っていたことを思い出した。
獅子舞は妻が亡くなった場所の埠頭へ。
足がないのでなぜか市長の秘書・外山昭仁（萩原聖人)にクルマを出して貰う。
そこにいたのは第4の人格・名無しの元村。
「事の発端は全て君だったんだね
4人目の元村くん
自分を捨てた人間への復讐」
彼だけが左利き。
「どうして俺の娘を誘拐した？？」
「真相を確かめるため
彼女は犯人の顔を見ている！！」
逃げる元村
追いかける獅子舞と落合圭人（森永悠希)
外山（萩原聖人）に娘を任せ追いかける。
外山は音のロープもほどかないまま
「そうだ。この薬を飲むと良いよ」
と無理矢理音に薬を飲ませようとした
「そうやって汚い手で妻に手をかけたのか」
獅子舞がやってきた。
獅子舞の妻を殺害した犯人は萩原聖人。
市長らの談合データが入っていたUSBは獅子舞の妻・唯（矢田亜希子）のものだった。
記者をしていた唯は不正の証拠を手に入れ記事にするつもりだった。
それを知った外山は唯を殺害。
音は外山の顔を思い出していた。
外山はしらばっくれる。
「目撃者ならもう一人いますよ
そうだろう元村君」
4人目の元村が獅子舞を捜査に関与させた
7年前の真相をあぶり出すためだ
元村の部屋で鶴の絵を見つけた。
それは外山家の家紋
そして外山のしている数珠とそっくりの模様の絵も。
元村が復讐したかった相手は外山
「彼はあなたの実の息子だ！
散々暴力を振るわれ、あなたに苦しめられた。
外山に復讐をしようとした
確固たる証拠を突きつけるために
あなたの言動は全てあのカメラに記録されている。
これは一体、なんの薬なんだろうな？」
音に飲ませようとした薬を調べればわかる。
外山を逮捕
「あん時、ぶっ殺しときゃ良かったよ！」
元村に叫ぶ外山
「こんなやり方危なすぎるだろ」
「言ったら反対するでしょ」
元村は市長の当選会見の横に実父・外山の姿を見つけ復讐しようとした。
そこで外山が獅子舞の妻を殺害するところを目撃。
USBを拾う。
混乱した元村はその帰り、クルマにはねられて記憶を失ってしまった。
第4の元村から当時の話を聞いた音は嘘をついているように見えず
狂言誘拐に協力
「お母さんに酷いことした犯人を捕まえて欲しかった
お父さんに」
元村周太（竹内涼真)に戻るも、獅子舞は逮捕しなければいけないことを伝える。
怯え自殺しようとする元村周太だが、獅子舞は「君を守るためにみんな必死だったんだ」と伝える。
ゾンビと戦うよりよっぽど良いね、竹内くんは。
しかし…。
萩原聖人が登場したときから、犯人だよなぁって思ってしまうよね。
前半はわりと丁寧に描かれていたと思うんだよ。
だけど萩原聖人の出演シーンだけ雑だったんだよなぁ。
萩原聖人が市長の娘をお迎えに行ってタクシーで帰るとき。
秘書の萩原聖人が子どもを先におろして会計するかな？
会計が終わるまで子どもはタクシーに乗せておくと思うしさ。
ほんであの数珠…癖が強すぎるし！
んで、唯（矢田亜希子）が萩原聖人に殺された日…。
相手の弱味を握って、記事を出すってのにあんな人気のない埠頭に呼び出す？
しかも娘を連れて？
極めつけは竹内涼真の父が萩原聖人！！
年齢合う？
いや、年齢よりなにより、DVしていたお父ちゃんが、どうやって市長の秘書にまで昇り詰めたんだ？？
あれ？外面は良くて頭の良い人やったんかな？
それにしても元村（竹内涼真）の生い立ちが気の毒すぎた。
松下勝則（飯田基祐)も良い人なんか悪い人なんかわからんし。
いや悪い人やったと思うけど。
多分、談合で捕まると思うし。
元村は逮捕されたあと、ニヤリと笑った気がするんだけど。
DIDは演技だったのかな？と思ったけど、小さい頃から症状があったみたいだし。
獅子舞はいつから娘が狂言誘拐に協力していたことを気づいていたのか。
娘を囮にするのはやりすぎなんじゃねーか？
最後の最後は雑だった。
雑だったんだお！！
萩原聖人の無駄遣いだったんだお！
竹内涼真はいろいろなスキャンダル記事が出るけれど、お芝居は上手だよな。
ってのと
沢村一樹が沢村一樹だった。
日曜劇場の刑事より、こっちの元刑事でまた刑事に戻るほうがエエですね。
音ちゃん役の畑芽育は可愛いし、矢田亜希子はテレ東ではなぜか記者。
森永悠希君は…最初は嫌な感じで、後半急成長！！
キャストは良かったね。
キャスト
獅子舞亘（沢村一樹)
元村周太（竹内涼真)
獅子舞音（畑芽育)
獅子舞唯（矢田亜希子/友情出演）
外山昭仁（萩原聖人)
落合圭人（森永悠希)
郷田修一（勝村政信)
雪村叶恵（伊藤かずえ)
高城智子（馬渕英里何)
宮永はるか（糸瀬七葉)
松下勝則（飯田基祐)
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