『警視庁アウトサイダー』 第2話 ネタバレ 感想 ~ギャグシーンを割愛して欲しい

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新チーム、爆誕!パリピ殺人事件の謎


『警視庁アウトサイダー』加藤実秋

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架川英児(西島秀俊)は起業家にしてYouTuberの御曹司・新見一隆(森田甘路)の“爆誕祭”のプレゼントの中から、凶器ではないかと思ったダンベルを勝手に持ってきた。
殺害された松原みちる(立石晴香)は会社員として勤務するかたわら、週2日キャバクラで働いており、セレブ思考が高く、爆誕祭にはキャバクラの同僚を連れてきていた
同僚たちに話を聞く架川、蓮見光輔(濱田岳)、水木直央(上白石萌歌)
キャバ嬢たちは嘘泣きをしていた。
水木がキャバ嬢を尾行する中で、キャバ嬢の送迎運転手・山田から話を聞く。
ヒエラルキーはみちるが上
表では仲が良いけど、御曹司を取り合っていた。

新見の高層マンションの防犯カメラを調べると、みちるはマンションの住人でもないのに、低層階の住民・佐伯をいびっていた。
佐伯はみちるのことを知らないと言っていたので嘘をついていた事になる。
架川と蓮見が佐伯に聞き込むと
「あいつみちるっていうのか
あの日、そのみちるって女を見てガマン出来なかった」
言い返せなかったので、みちると一緒にいたキャバ嬢麻衣(黒崎レイナ)、亜希(福室莉音)、理恵(木下愛華)たちが乗った車に接着剤で「アホ女が乗ってます」と貼り紙をしてやったと笑う。
3時間後車に戻って来た時、4人は静かだったとか。

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帰りの防犯カメラの映像には、舞ら3人が酔っ払ったみちるをおぶってはしゃいでいる姿があった。
みちるは豚鼻をしていたので生きていると思い込んでいたが、無呼吸の時に出る症状だった。
この時にはみちるは死んでいなかった
だが麻衣たちは死んでいると思っている
みちるは二度殴られた
一度目は新見の部屋
二度目は部屋から麻衣たちが連れ出したあと
同じ箇所を同じ凶器で殴られた。

麻衣たちが自供。みちるはあの日、新見の子供を妊娠したと嘘をついて結婚を迫った。
「堕ろせ」
みちるは暴露系youtuberにバラすと脅す。
カッとなってダンベルでみちるの頭を殴ってしまう新見

爆誕祭の割にはその犯行を見ていたのは3人のキャバ嬢。
3人はみちるを取り囲みみちるが泥酔していると芝居を打つ。
ダンベルは4個セットだったが、3つだけ残るを疑われると思ったため2つ持って新見のマンションを出る。
麻衣の車にはウエート(ダンベル)を乗せた形跡があった。
エレベーターの中で豚鼻。
車に乗せて遺体発見現場に行くまでに豚鼻。
まだ生きていると思った麻衣たちは、もう一度みちるの頭を殴った。
別に新見と結婚したかったわけではない。
ただ金持ちになるチャンスがきたと思っただけで、悪びれる様子もなかった。

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これ、チョコチョコ組み込まれるギャグが邪魔なんだよね。
もしこのギャグがなくて、もう少しシンプルなら、キャバ嬢たちの闇とか恐ろしさはもっと際立つと思うわ。
エレベーターの防犯カメラさえきちんと見れば犯人が捕まった…ってのはどうかと思うが。
キャバ嬢3人がみちるを部屋まで運んだと供述したときに、みちるのマンションの防犯カメラは見なかったのか?っていう疑問もあるけど。

キャバ嬢の3人はここで捕まって良かったよ。
もし捕まらずにいたら、今度は3人で殺しあったと思う。
そういう恐ろしさもなんだかよくわからん演出でかき消したような気がする。

木村ひさしさんの癖の強さ。
オリジナルでやれば良いのにな。
原作ものだとそこだけ浮いているような気がする。
しかもしつこいんですよ。
俳優潰しですよ、こんなの。

蓮見(濱田岳)が「お兄ちゃん」と呼んでいた人物は誰か。
蓮見の正体を探らない。
その代わり、マルボウに戻れるように協力を頼む架川(西島秀俊)。
蓮見は架川を悪い人ではないと思っている。
架川は蓮見は上層部と繋がっていると思っている。
んでもって架川は羽村琢己(福士誠治)からヤクザの犬だと思われている。
ヤクザがらみで警官…そうなると「ダブルフェイス」を思い出すよねぇ。
「ダブルフェイス」良いドラマだったよ。
なんとも言えない最後だった。

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ハードボイルドとまでいかなくても、もう少しギャグをなくして見やすくして貰えないもんでしょうか。
木村さん「シェフは名探偵」では演出ではなく「チーフ監督」でしたが、木村さん臭は皆無だったのに。
やればできると思うの。
ギャグシーンを減らして欲しい!

とはいえ…ワタシが西島さんを切ることはできません。
しょっぱなから笑顔にやられてしまうw
濱田岳くんとはそうか「シェフは名探偵」でも一緒だったし、二人のコンビは良いんです。
萌歌ちゃんも可愛い。
でも「えっ」の連発は嫌だ(苦笑)
あの貼り紙の数々も気になる。

だから…西島秀俊見たいんだよってことで…
来週も見ま~~~~す(爆)

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主題歌:『LOVE’S ON FIRE』山下達郎

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キャスト
架川英児(西島秀俊)
蓮見光輔(濱田岳)
水木直央(上白石萌歌)
仁科素子(優香)
倉間彩子(野波麻帆)
米光麻紀(長濱ねる)
梅林昌治(長田成哉)
野本滋(ワタナベケイスケ)
矢上慶太(小松和重)
羽村琢己(福士誠治)
藤原要(柳葉敏郎)
有働弘樹(片岡愛之助)
小山内雄一(斎藤工)
小山内響子(青山倫子)
水木真由(石田ひかり)
沙希(井本彩花)

コメント

  1. 翔丸 より:

    先週は後味悪く、今週は胸糞悪くなる犯人でしたね…。
    3人もいて全員全く反省しないどころか殺すシーンでまでおちゃらけたノリ。
    犯人が悪態付いた後に科捜研の女なら土門刑事が机を叩いて怒鳴ったり、
    相棒なら右京さんが顔を震わせて説教する必要性が再認識できました。
    犯人があまりにも不快だと
    どこかで溜飲を下げる描写が必要なのですね。

    ギャグを減らせというのは自分も同意します。
    ギャグが多い作風と、犯人や被害者の
    陰湿さ下衆さ凶悪さが噛み合ってないんですよ。
    ギャグを増やすならもっと軽いノリの事件にするべきだし
    暗い話や極悪な犯人にするならギャグは削るべきだと思います。
    まだ2話しか放送してないので早計かもしれませんが。

    • tarotaro tarotaro より:

      翔丸さん、コメントありがとうございます。

      犯人の3人組ですが、軽かったですね。
      ただ犯人のキャラとしては…殺人を犯す人間っていうのは常軌を逸していると思うのであれはあれで違和感を覚えることはありませんでした。
      逆に恐怖というか。
      ギャグが少なければもっとそこを際立たせたことだと思います。

      架川(西島秀俊)は土門さんや右京さんのように説教をするキャラでもないし。
      蓮見は…まだよくわからないです。
      唯一、萌歌ちゃんがもの申せそうなキャラなんですが…いかんせんちょっとギャグが多すぎて説教するのもおかしい。

      原作にギャグシーンはないらしいので、余計に合わない気がするんですよね。
      どうして余計なことをするのかよくわからないです。

  2. ヨーコ より:

    tarotaro サン
    もう、正に思っていた事を書いて下さって、本当にありがとうございました。

    西島さんが大好きで、ガクさん、ユウカさんと、他共演者も、好きな人ばかりなのに、『しつこい』んです。ギャグが。

    ストーリーは、ツッコミどころ満載でも、時勢に合った、底深い怖さが有り、面白いのに、残念です。1話2話ともにです。

    西島さんが人の良いヤクザさん役の、『任侠学園』も確か木村監督で、ギャグの癖は強かったけれど、それぞれの俳優さんに、お笑い処があって、許せる範囲だったのに。

    tarotaro サンの、ギャグシーン減らしてに、【強く賛同します。】
    モカさんの「えッ」連発も貼紙も、tarotaro さんの意見に拍手喝采です。

    因みに、『ダブルフェイス』の西島さんほんとうに良かったですネ。大泣きのラストでしたが。
    シェフは名探偵も、とても良いドラマでした。

    私も、西島さん見たさに、『警視庁アウトサイダー』、リアタイも配信動画も見ます。見てます。見続けます。
    だから、ギャグシーン割愛してください。
    ※同じ感じ方で、嬉しくて長文になってしまい、失礼しました。

    • tarotaro tarotaro より:

      ヨーコさん、コメントありがとうございます。

      この事件とギャグがどうしても釣り合わないですね。
      間も微妙です。
      皆さん心得ているはずなのに、ギャグシーンだけとってつけたように見えてしまいます。

      「ダブルフェイス」は好きなドラマです。
      切ない終わり方でした。
      「シェフは名探偵」。
      こちらはワタシもあんな行きつけのレストランが欲しい!って思いました。
      お料理も美味しそうでした。
      タルトタタンが食べたいw

      西島さんのかっこよさでなんとか視聴を続けます~。

  3. kashweregreen より:

    今年お初のドラマ感想になります!
    皆様書いておられることに賛同しきりですね。
    木村って人のドラマは99.9とシェフは名探偵しか観たことがないと思いますけれど、前者は脱落(笑)で後者は良かったので、
    木村さんじたいの癖もありますがドラマ全体のテイストならプロデューサーの問題かもしれませんね。
    このドラマは原作未読ですけれど、元々、ギャグや小ネタテイストなんでしょうか?
    西島さんと木村さんのこのドラマの組み合わせは確かにあまり評価できないかなあとも思いますね。
    公式の相関図に記載がありますが、過去に長野県警で起こった事件が本筋みたいですからそこに濱田君の謎の過去やラブリンや斎藤君が絡んでくるんでしょうね。
    今のところ各話の事件の解決はそもそもありきたりのストーリーですからね。
    このドラマのキャスティングで意外と良い味出しているのは鑑識の優香さんです。
    一応ラストまで観ようと思います!
    あっ、これ以上木村さんテイストの変なギャグ演出が出れば脱落(笑)するかもしれないんですけれど。

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、コメントありがとうございます。

      原作はギャグや小ネタはないみたいです。
      ワタシも気になってググってはみたのですが。
      でも読んでいないので真相はわかりませんが、小説であんな小ネタ挟まないとは思うんですよねぇ。

      相関図を見ていると面白そうではあるんですよね。
      事件も、そこまで悪いわけではないと思います。
      被害者も嫌な女ですが、加害者もやばいヤツらばかりで。
      それでも別に良いと思うんですよね。
      斎藤工がいつ絡んでくるのかわかりませんが…。
      後半はそれがメインになりそうですね。