『おかえりモネ』 第119回 感想~みーちゃんは悪くない。

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第119回(最終週)「あなたが思う未来へ」

あらすじはコチラ→

ガイド本

ある日、生放送が終わると市民プラザのブースにサヤカがやってきた。
菅波のことを聞き、モネにも会いたくなったと言う。
「ねえ。サヤカさん。
私あの時サヤカさんのとこに行けて本当に良かったです
あの登米の山での時間ががあっったから、私は今ここにいられてる」
”焦らなくていい。ゆっくりで良いんだ。行きなさい自分の思う方へ”
「そう思ってくれてんなら嬉しいよ。」
「それで今は妹のこと考えます」
”私絶対自分を許すことができない”
「私にとってのサヤカさんや森林組合みたいな場所があったのかなって。
私が今からなれないかなとか・・。」
「ん?」
「私、サヤカさんみたいになりたい」
「ええ?」
「誰が来ても受け入れて、いつでも行っといでって送り出す
帰ってきたらお帰りって言ってあげる」
笑い合う二人。



サヤカが永浦家で龍己から植木を見せてもらう。
もう少し大きくなったらどこかに植えようと思うと龍己がいう。
登米の木だと聞いたサヤカは、ぜひうちに植えて欲しいと言う。

「うちの山に植えて下さいよ」
「植樹祭をやるか!」
盛り上がる二人。
亜哉子も微笑ましく見ている。
孫娘も大きくなったしな。
幼い二人のことを思い出す3人。
「みーちゃんが百音とお姉ちゃんをくっつけたからモネになったんだよね」
「はい。あの二人昔から仲が良かった。」
「とにかくまたやりましょうよ植樹祭。
ここは耕治さんが継いでくれんですよね。
年寄りがヒマを持て余すとろくなことになんなわよ。」
まだまだ教えることがあるヒマではないという龍己。
「亜哉子さんも大変ね。」
と労うサヤカ
「いえ、楽しみです。」
「あんた一人で寂しくないかい?」
「全然!だって言って貰ったもの。モネに。
サヤカさんのようになりたいって。」
嬉しそうなサヤカ。
「そうか。」
「私はあの子の中にいる。
それで十分。」
サヤカに頭を下げる亜哉子



モネは浜にみーちゃんとやってきた。
「みーちゃんが、自分の子とを許せないって思うのはしかたないと思う。」
「頭の中の記憶は消せないから」
「みーちゃんがどうしても自分を許せないなら、私が言い続ける
みーちゃんは悪くないって。
記憶もあの日私たちを隔ててしまったものも消えない。
だからみーちゃんが何度も何度も自分を許せなくなるなら
そのたんびに私が言う
みーちゃんは悪くない。」
「そんなの・・・言われたって無理だよ。」
「うん。
こんな言葉きれいごとで・・・何の役にも立たないかも知れない。
でも言う。
みーちゃんが思い出すたんびに私が言う。」
「消えないんだよ」
「みーちゃんは悪くない
絶対に悪く無い」
優しく強いまなざしで未知を見る
「お姉ちゃん。」
子供のような顔で泣きじゃくる未知を抱きしめるモネ
「これからは私がここにいる。
だから今度はみーちゃんが好きなところに行きな。
帰ってきたくなったらまた帰ってくればいい。」
「うん。」

”忘れないって大事だけど苦しい。だから時々忘れて笑ってね”
とばあちゃん。



市民プラザ
モネが講習会をしている。
気象、在宅医療、災害避難。
そにには仙台でキャスターになった莉子がいた。
莉子にインタビューをされる。
講習会後、談笑するふたり。

みーちゃんが大学に合格。
すーちゃんも帰ってきて久しぶりに幼なじみが集まる。
すーちゃんがマモちゃんと付き合っていることに驚く三生たち。
未知と亮のことも喜ぶみんな。
モネは自分の部屋からアルトサックスを持って来た。
「みんないるから開けてみようと思って。」
静まり帰り・・・やっぱりやめようかなとモネが言うと、遅れてやってきた亮が
「いいじゃん、開けてみようよ。」
と言う。

アルトサックスのケースを開けようとしたところで、また明日!



みーちゃんのトラウマはモネしか知らないまま終わりを迎える。
子供のトラウマを親が知らないままでいるっていうのは、リアル。
特に思春期以降の子供のトラウマなんて子供が言わなきゃわかりようがない。
あの時、ばあちゃんを置いていった未知を誰が責められるのか。
結果オーライだし。
未知が無事で本当に良かったし。
もちろん、親が知っておくべきことだと思うけど。
モネの相性は、まだ百音と言えなかったみーちゃんがつけたってエピソードも良かった。
この二人・・・年が近いのにモネがやたらみーちゃんに菩薩のようで。
めっちゃ年上みたいな感じなのが不思議だった。
みーちゃん根っからの年下気質なんだなぁ。
ほんで。
モネだった「私がここにいる。」ではなく、全国を飛び回っても良いんだぜ。
常に気仙沼にいなくても良いんだぜって言いたい。
だけど・・・サヤカさんのようになるなら、気仙沼に腰を据えることになるのか。

未知の大学おめでとうの横断幕?張り紙?は宇田川さんが書いてくれたのね。
汐見湯滞在中のみーちゃんは泣いて怒ってばっかりだったけど、宇田川さんも優しい。
それを持って帰省したスーちゃんも優しい。




サヤカさんが出てきて、登米の日々を思い出す。
ああ。サヤカさんのような人にモネがなれるかどうかはわからんけど、でも言わんとしていることはわかる。
結婚歴だけはサヤカさんの真似をしないようにw
登米、気仙沼・・・とにかくロケーションが素晴らしい。

アルトサックスの中にアルトサックス以外の何かが一杯詰まっていたら怖い(爆)
明日は亮の船の出航で明るい最終回かな?

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「おかえりモネ」感想はコチラ→

BUMP OF CHICKEN「なないろ」

キャスト
永浦百音(清原果那)
菅波光太郎(坂口健太郎)
永浦耕治(内野聖陽)
永浦亜哉子(鈴木京香)
永浦未知(蒔田彩珠)
永浦龍己(藤竜也)
朝岡覚(西島秀俊)
神野マリアンヌ莉子(今田美桜)
及川亮(永瀬廉)
野村明日美(恒松祐里)
後藤三生(前田航基)
早坂悠人(高田彪我)
及川新次(浅野忠信)
太田滋郎(菅原大吉)
遠藤克敏(山寺宏一)
語り/永浦雅代(竹下景子)

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