『なつぞら』第38回 感想~なつは、小悪魔。

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『なつぞら』第38回(第7週)「なつよ、今が決断のとき」

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なつは心配して柴田家を訪れた天陽を見送りながら、”なつはアニメーターになりたい”と打ち明けた。
それを聞いた天陽は、なつへの思いを伝えることができなくなってしまったが、”良かった。頑張れ!”と笑う。。

その夜、なつは家族を前に、
「何年かしたら・・・そのうち・・・東京に行かせてください。」
と言う。
農業高校まで出させて貰ったのだから、”今すぐ””卒業したらすぐ”とは言えないなつ。
そして、東京に行きたい本当の理由は言い出せず、
”咲太郎を助けたい。”
やら
”千遥を探したい。”
と言うのだった。

「牛飼いにさせたのはおれの勝手だ。
行くならすぐに行け。
お前の顔は二度と見たくない。
勝手に出て行け。」

泰樹に怒鳴られたなつは
「わかった。
どうもスミマセンでした。」

2階に上がる。

「ここにはもう
申し訳なくていいられない。」

なつを追いかけてきた富士子に言う。
なつの頬を叩く富士子。
「したらこれで帳消しにすればいいべさ。
出て行くあんたに申し訳ないって思われるくらいなら、憎まれたほうがよっぽどマシだわ。
一人で苦しむくらいなら家族なんていらないでしょ?」

号泣するなつを抱きしめる富士子
とにかく高校だけは卒業するように諭す剛男。
「親の言うことは聞くもんだ。
じいちゃんだって、なつが本当に望むことなら反対しない。」

夕見子は
「難しく考えんなって言ってんの。」
と言い。
明美は
「お兄ちゃんがここで暮らせばいいのに。」
と言う。
「わたしは自分勝手で恥ずかしい。」
となつ。
「あれ、あんたが自分勝手なの今頃気づいた?」
と夕見子。

その頃食卓では
「じいちゃん、何もあそこまで。」
「もしかしたらなつはやっと言い出せたことかもしれんべや。

照男、すまんかったな。
お前まで巻き込んでしもて」
なつの本心を聞いたのかもしれないと思う泰樹。



東京に行きたい本当の理由を言いだせずにいたなつは、咲太郎と千遥を口実にしている。
柴田家のみなさんも、咲太郎と千遥のことを持ち出されたら反対しにくい。

だけど、なつが東京に行きたいのはアニメーターになりたいからだ。
明美ちゃんが言うように咲太郎が十勝に住んでいたとしてもなつは東京に行きたい。
十勝に咲太郎がいれば、東京に行きたいというきっかけもなかったけどさ。

しかしなつは面倒臭い感じの女の子になってんな(苦笑)
”アニメーターになりたい”ってのも口実に思えてきた。
もうこの家から出て行きたいってだけなんじゃないかなぁ。
咲太郎にも1度会えたし、そこまで心配していなさそう。
夕見子が言う通り、なつは”自分勝手”だ。

高校まで出して貰ったのに、申し訳ない。
迷惑かけて申し訳ない。
なんて謙虚なことを言いつつ、自分の思う通りにことを運ばせる。
なつは・・・小悪魔だな(爆)
申し訳ないから牛の世話をしてたわけでもなかろうもん。



じいちゃんは「好きにすれば良い」と言うだけで良いのに、「今すぐ出て行け!」ってさ。
かわいさ余って憎さ百倍ってことでもないんだろうけど、これがじいさんの優しさなのか?
じいさんも自分勝手だと思うわ。
明治の男も色々とややこしい。

泰樹となつは絶妙なバランスでここまでやってきたんだなぁ。
こんなややこしい二人、いねーよ(爆)
振り回されている柴田家の皆さんは大変ね~。

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主題歌:スピッツ「優しいあの子」

キャスト
奥原なつ・・・・広瀬すず(幼少期:粟野咲莉)
奥原咲太郎・・・岡田将生(幼少期:渡邉蒼)
奥原千遥・・・・田中乃愛
柴田泰樹・・・・草刈正雄
柴田富士子・・・松嶋菜々子
柴田剛男・・・・藤木直人
柴田照男・・・・清原翔(幼少期:岡島遼太郎)
柴田夕見子・・・福地桃子(幼少期:荒川梨杏)
柴田明美・・・・平尾菜々花(幼少期:吉田萌果)
戸村悠吉・・・・小林隆
戸村菊介・・・・音尾琢真
小畑雪之助・・・安田顕
小畑とよ・・・・高畑淳子
小畑妙子・・・・仙道敦子
小畑雪次郎・・・山田裕貴(幼少期:吉成翔太郎)
山田天陽・・・・吉沢亮(幼少期:荒井雄斗)
山田正治・・・・戸次重幸
山田タミ・・・・小林綾子
山田陽平・・・・犬飼貴丈(幼少期:市村涼風)
阿川弥市郎・・・中原丈雄
阿川砂良・・・・北乃きい
佐々岡信哉・・・工藤阿須加(子供時代:三谷麟太郎)
前島光子・・・・比嘉愛未
茂木一貞・・・・リリー・フランキー
煙カスミ・・・・戸田恵子
仲努・・・・・・井浦新
語り・・・・内村光良

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