第15週 「決断の時」
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経理の古川が退社。
今後の会社の件で笠巻に相談をするめぐみ
自分に社長は務まらないと話すと、笠巻は、先代が亡くなって浩太がやってきた時も、「絶対に社長なんて務まらない」と思った。
でも頑張って、会社をここまでにした。
ただ…そんなに頑張らなければ、こんなに早く亡くなることもなかったかも…と答える。
章が線香を上げにやってくる。
「お葬式にでられなくてすみませんでした。
これからIWAKURAはどないなるんですか。」
「畳むわ。」
めぐみをみる舞
「俺、何もでけへんで。
ホンマ、申し訳ありません。」
章が帰ったあと。
「お母ちゃん
ホンマに工場やめんの?
何で?
まだ助かる方法あるかも知れへんやん」
「お父ちゃんやったら 工場立て直せたかもわからへんな」
「そやったら」
「でもお母ちゃんには無理や
時間がたつにつれて状況は悪なる一方やろ
悠人が言うたみたいに。
何人かでも会社残れるかも別れへんしな」
「ずっとずっと工場守ろうって頑張ってきたやん。
今売ってしもたら」
「他に方法があらへん」
「私も手伝うから」
「舞。めぐみも一杯悩んで決めたことやけん」
と祥子が声をかける。
部屋に一人いる舞の携帯が鳴る
「大丈夫か?」
「うちの工場畳むことになってん」
「そうか。」
「お父ちゃんがおらんようになって
工場までなくなるとか
ホンマ、しんどいわ」
「そっち行こうか」
「大丈夫
お母ちゃんのほうがしんどい
もっと力になりたいときどないしたらええか…」
「パイロットになって親孝行すれば良い」
IWAKURAの会議室
「IWAKURAを畳むことに決めました。
本当に申し訳ありません。
今、この会社をまるごと引き受けてくれるところ探しています
主人は常々
IWAKURAの技術力はどこにでも誇れるもんやと言うてました
絶対、見つかると思います
せやから皆さん、今ある仕事を最後までやってもらわれへんやろか
どうか宜しくお願いします」
笠巻が顔を上げる
「わかった。精一杯やろう」
ばんばの言葉はいつも前向き。
それに影響を受けた舞も前向き…のようでそうとも思えない部分も
「私も手伝うから」
去年から何回この言葉を聞いたやろう。
聞く度にもやっとする。
自分が親なら、手伝って欲しくない。
パイロットになって欲しいと思うかも。
「手伝う」っていうのも曖昧。
これから「手伝う」ではなく、多分、舞の本職はIWAKURAの仕事になるんやと思うけど。
今更、笠巻さんみたいにネジ職人になれるわけでもないと思うし。
出来ることは経理か営業か。
経理は多分、地味なので(経理も大変大切な仕事だと思っているけど)、営業かなぁ。
舞の営業力か。
柏木が「パイロットになって親孝行」って言った時の音楽が不穏すぎた。
パイロットにならないし、IWAKURAを手放さないんだろうな。
しかしめぐみが社長代行でめぐみが無理って言うなら、無理なんだけどな。
こんなことで会社を継ぐって…。
「こんなこと」って言うたらあかんかもしれんけど。
ちょっとくらいパイロットとして活躍してから…って思ってしまう。
それとも会社を立て直したあと、パイロットとして就職できるんやろうか。
何回も夢に出てきたパイロット姿の舞ちゃん。
見られへんとか…それは残念やん。
古川さんは退職
山田曰く「逃げるの早!!」だそうで。
山田は仕事出来るように見えへんやん。
日付も項目もソートせんと印刷だけするような事務員。
せっかく印刷するなら見る人のことを考えろって思う。
こういう人間は一番きらい。
なのに、全然辞めてくれへん。
ワタシが舞なら
「山田さんもとっとと逃げて下さいよ~!!!」
ってイヤミの一つでも言うてやりたい。
「古川さんより山田さんのほうが早く逃げはる思うてました~~~!」
もありか?
意外と図太い山田。
はよ、辞めてくれ。
主題歌 – back number「アイラブユー」
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主題歌:back number「アイラブユー」
キャスト
岩倉舞(福原遥/幼少期:浅田芭路)
岩倉浩太(高橋克典)
岩倉めぐみ(永作博美)
岩倉悠人(横山裕/幼少期:海老塚幸穏)
才津祥子(高畑淳子)
梅津貴司(赤楚衛二/幼少期:齋藤絢永)
望月久留美(山下美月/幼少期:大野さき)
梅津勝(山口智充)
梅津雪乃(くわばたりえ)
笠巻久之(古舘寛治)
結城章(葵揚)
望月佳晴(松尾諭)
柏木弘明(目黒蓮)
矢野倫子(山崎紘菜)
中澤真一(濱正悟)
吉田大誠(醍醐虎汰朗)
水島祐樹(佐野弘樹)
浦信吾(鈴木浩介)
【語り】さだまさし
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