第7週 「パイロットになりたい」
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舞が婚約者と一緒に五島に来たと一太に聞いた木戸は鯛を持ってやってきた。
すぐに否定する舞
「まだ学生ですよ？」
木戸はめぐみが婚約者を連れてきたのも二十歳の頃だった。
でも祥子（ばんば）に反対されて大阪に行った。
ずっと祥子はめぐみのことを心配していた。
ジャム作りもいつかめぐみがこの島に帰ってくるかもしれない、その時に仕事がなかったら困ると思って始めたことだった。
お昼、ばんばと二人で食事をする舞
「ばんば、お母ちゃんが結婚するとき、反対したん？」
めぐみはまだ二十歳の学生で世間知らずの子供だと思っていた
浩太に結婚の挨拶をしにきた時、めぐみが苦労するからと反対した。
”町工場の女将さんなんて世間知らずのお前にできるわけない
学校の先生になりたいと言うから大学まで行かせた”
”本当の夢を見つけた
浩太さんを支えて一緒に工場をやっていきたい
”あんたはまだ二十歳の学生
教師になる夢もある
めぐみのことを本当に考えてるなら諦めて”
”もう決めた
浩太さんと一緒に大阪で生きて行く”
”なら勝手にせんね
二度と帰ってこんでよか”
一時の気持ちで頑張ってきたことを放り出すのは間違っている。
苦労すると分かっていてだまって送り出すことが出来なかったとばんばは言う。
午後になり、めぐみと浩太が五島にやってきた。
二人を前に
「パイロットになりたい気持ちは変わらへん。」
と言う舞
飛行機を作りたいという夢もあったが、もっとやりたいこと見つかった。
「舞がパイロットに向いていると思えないとめぐみ。
パイロットは人の命を預かって、きちんと目的地まで届ける責任ある立派な仕事。
でも誰にでも出来る仕事ではない
女性パイロットも少なく、男社会で道を切り開くのは苦労するのが目に見える
「せやから挑戦したいねん」
なにわバードマンでパイロットになるとき、変わりたいと思った。
パイロットはみんなの期待を背負って飛ぶ。
失敗してたら自分のせい。
でも空飛んで楽しかった
涙が出るぐらい嬉しかった
旅客機のパイロットも大変だと思う。
飛行機にはいろんな人の思いが乗ってる
責任が重い厳しい仕事だ
けどそういう重いものをしっかり背負って飛べる人になりたい
だから旅客機のパイロットになりたい
小さい頃、お父ちゃんとお母ちゃんを見て、仕事は大変だと思った。
でもお父ちゃんには夢があって、それをお母ちゃんが支えているのが分かって、しんどそうに見えたことは内。
「大変な思いして働くんやったら、自分の好きな仕事をやりたい
お願いします
航空学校に行かせて下さい」
最後には了承するめぐみ。
めぐみと祥子が台所で晩御飯を作る。
「舞は自分の気持ちをしっかり言えるようになったね
私も聞いてやれば良かった
あん時、めぐみの話を聞いてやれば良かった
すまんかったね」
「母ちゃん」
「めぐみは大阪でちゃんと幸せになったたいね」
涙がこみ上げる
「あっがとう。母ちゃん」
パイロットも男社会だと思うけど、飛行機の設計も男社会だろうなと思う。
整備士も男社会だろうし。
なんせ飛行機に関する仕事って、客室乗務員か飛行場とかそっち方面じゃないと女性は少なそうよね。
めぐみと浩太は東京で出会って、浩太の父が倒れて大阪へってことなのかな。
大学中退してまで…？ってのはちょっと不思議。
浩太もそこまで強引に事を運ぶタイプではないと思っているだけに…。
浩太と祥子の会話も聞いてみたいし、明日答え合わせがあるかも？
でも…自分が年を取ったからか、ワタシがばんばの立場なら、めぐみの大学中退は反対すると思う。
お腹に子供がいたなら折れるかも知れないけど…。
大学を卒業してからでも遅くないと思うし、そこで得た知識はもしかしたら工場運営に役立つかも？←教育学部だから無理？？
そしてめぐみの立場なら、やっぱり大学卒業するまで考えてって言うかな。
そんなに急がなくても良いのになって思っちゃうよ。
大学生でいる2年間はそんなに遠回りではないよ。
本人たちには2年が長いと思うかもしれんけど、大学卒業してからでも十分間に合うような気がする。
ここらへんは二十歳の子と親世代の時間の感じ方の違いかな～
「夢」というのに酔っているわけやないと思うけど、もう少し納得できる説明を聞きたかったのも事実。
ま、ドラマだからｗ
なぜ卒業できないのか、一回で受かるわけではないと思うから、もし落ちたらどうするのか。
具体例を聞きたいな～。
それも後から聞かせて貰えるかも。
受験のチャンスは区切らないとね。
大学卒業するという保険もやっぱり必要。
主題歌 – back number「アイラブユー」
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主題歌：back number「アイラブユー」
キャスト
岩倉舞（福原遥/幼少期：浅田芭路）
岩倉浩太（高橋克典）
岩倉めぐみ（永作博美）
岩倉悠人（横山裕/幼少期：海老塚幸穏）
才津祥子（高畑淳子）
梅津貴司（赤楚衛二/幼少期：齋藤絢永）
望月久留美（山下美月/幼少期：大野さき）
梅津勝（山口智充）
梅津雪乃（くわばたりえ）
笠巻久之（古舘寛治）
八木巌（又吉直樹）
望月佳晴（松尾諭）
津田道子（たくませいこ）
結城章（葵揚)
刈谷博文（高杉真宙）
由良冬子（吉谷彩子）
鶴田葵（足立英）
西浦和重(永沼伊久也）
佐伯功（トラウデン都仁）
西浦和重（永沼伊久也）
渥美士郎（松尾鯉太郎）
【語り】さだまさし
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