第6週 「スワン号の奇跡」
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新代表は佐伯に決まり、体力測定の結果、新パイロットは由良にきまった。
舞は拍手して祝福。
由良は舞に
「記録伸びてたやろ？
この2ヶ月相当トレーニング頑張ってたんちゃう？」
「もっぺん空飛んでみたいと思って。
琵琶湖の空飛んだときの気持ち、忘れられへんのです
けど由良先輩がパイロットになるんやったら諦めがつきます。
最高の主翼作りますね」
とは言ったものの…授業も手に着かない。
主翼作りにも身が入らない
舞は飛行機の憧れがいつしか空を飛ぶことの憧れに変わった。
大学の木陰のベンチで舞が本を読んでいる
トレーニング帰りの由良が見つける
本を隠す舞
「かくさんでエエやん」
本のタイトルは「パイロットという職業」
「そんなに空飛びたいん？」
由良もジェット機のパイロットなりたかった。
航空学校を受験するつもりだったが、受験出来なかった。
「身長、足りひんねん
158㎝以上必要やねんて
岩倉は？」
「159㎝です
ほな大丈夫やな」
舞は夢がかわったことに後ろめたさを感じていた
バイトのシフトを増やす
ある日、バイト先のカフェに久留美の父がやってきた。
夜勤に向かう前だった。
久留美の父はドーベルマン望月と呼ばれたラガーマン。
今度の仕事は続いているらしい。
久留美の誕生日だったためケーキ代の小銭を渡す父。
そして久留美に封筒を渡す
毎年久留美の誕生日には母親からのバースデーカードが届いていた。
舞はパイロットを目指して勉強を始めた
窓から夜空を見る
「飛びたいなぁ」
向かいの窓が開く
貴司君が仕事から帰ってきたのだ
「寒ないの？」
「空見たくて」
「星全然見えへんな」
貴司の携帯が鳴り、先輩からやと窓を閉める
舞は自分も頑張ろうと思う。
リビングに行くと、めぐみが悠人に電話をしているが、まったく出てくれない。
舞に「年末くらい帰っといでって」って電話してと伝えるめぐみ
悠人に電話をする
「なんでお母ちゃんの電話でーへんの」
「年末帰ってこいって言われるの分かっているから。
「わかってるんやったら帰ってきたらええのに
お兄ちゃん私な。
パイロットになりたいねん
旅客機のパイロット」
両親にはまだ言うてないと聞くと悠人は
「見に帰ろうかな」
と興味津々
舞は久留美と貴司を呼び出して食事をする。
「私な。
旅客機のパイロットになりたいねん
人力飛行機で琵琶湖飛んだやろ
あの時気づいてん
私はずっと空飛びたかった
もっと高く空高く空飛びたい
そう思てパイロットの養成学校めざしてんねん。」
「親はなんて？」
「まだ言えてへん
言おう言おう思てんねんけど」
「また贅沢な悩みやな」
「舞ちゃんホンマの自分を見つけたんやな
羨ましいわ。」
また貴司の携帯が鳴る。
呼び出しだと急いで店を出る貴司
「貴司君大丈夫？」
「大丈夫や
ほなメリークリスマス」
幼なじみ3人にも言えないことがある
そんなクリスマスです。
なにわバードマン、寂しくなってたなぁ。
大学辞めて航空学校に行きたいのか舞。
大学を辞めるよりなにわバードマンを辞めるほうが辛いなぁ。
両親が揃っていて、お兄ちゃんは東大で、工場は上手くいって、経済的な心配もない・
バイト代は自分の好きなことのために使って、それでまたでっかい夢ができた舞。
そりゃ久留美も「贅沢な悩みや」と言っちゃうな。
まだ1回生で進路を変更。
久留美は…いつお父ちゃんが仕事を辞めるかもわからんもんな。
でもそれをストレートに言えるのが久留美。
舞もそれはそうだなと思うでしょう。
貴司は…「夢を見つけた舞が羨ましい」と。
貴司君は優しすぎるんやろな。
窓を開けてちょっと喋った時も「風邪引かんようにな！」と舞を思いやる気持ちを忘れない。
ホンマやったら、八木のおっちゃんみたいに古本屋でものんびりやるのが性に合っているかもしれない。
もしお好み焼きを焼くのが好きなら、実家を継いだほうが良いかも？
でも人と関わるのが嫌いなのかも知れないし…。
あの両親のもとで育って、多分、そんなに反抗期もなくて、楽しい暮らせそうなのに、違うのな。
貴司君は思っていることを言えないのな。
新しい展開も楽しみです。
主題歌 – back number「アイラブユー」
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主題歌：back number「アイラブユー」
キャスト
岩倉舞（福原遥/幼少期：浅田芭路）
岩倉浩太（高橋克典）
岩倉めぐみ（永作博美）
岩倉悠人（横山裕/幼少期：海老塚幸穏）
才津祥子（高畑淳子）
梅津貴司（赤楚衛二/幼少期：齋藤絢永）
望月久留美（山下美月/幼少期：大野さき）
梅津勝（山口智充）
梅津雪乃（くわばたりえ）
笠巻久之（古舘寛治）
八木巌（又吉直樹）
望月佳晴（松尾諭）
津田道子（たくませいこ）
結城章（葵揚)
刈谷博文（高杉真宙）
由良冬子（吉谷彩子）
鶴田葵（足立英）
西浦和重(永沼伊久也）
佐伯功（トラウデン都仁）
西浦和重（永沼伊久也）
渥美士郎（松尾鯉太郎）
【語り】さだまさし
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