「競争の番人」 第4話 ネタバレ 感想~連ドラ向きではないかも

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新川 帆立『競争の番人』

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『アレス電機』の柴野竜平(岡田義徳)が公取にやってきた。
下請け会社は全て自分たちから値下げなどを申し出てきたと言う。
芝野は白熊楓(杏)を見て、逮捕されかけたことを思い出す。
白熊は思わず取り調べのような口調となり、後に抗議されることとなる。

検察からは違う案件を調べるように命令される。
公取も検察には刃向かえない。
アレス電機と下請けと同じような関係だと小勝負勉(坂口健太郎)は『丸川製作所』の丸川俊春社長(吉沢悠)に会いに行く。
吉沢悠は岡田義徳と幼なじみで野球チームで一緒だった。
小勝負はそこをつくと、丸川は見方によって違うと。
他の下請けをとりまとめ説得していたのは丸川だった。
小勝負は「丸川制作所」に立入り検査に入りたいと言う
吉沢悠と岡田義徳に個人的なつながりが見つかり、丸川制作所が「アレス電機」の有益的地位の濫用に加担している可能性がある。

他のメンバーは反対したものの小勝負は丸川制作所に立入り検査に入る。
押収したメールには他の下請け会社に「アレス電機に従うように」と指南していた。
小勝負が丸川に追求する。
しかし丸川は自分が良かれと思ってやったことだとあくまでアレス電機を庇う。

小勝負は丸川の資料から、丸川が他の下請けを守る為に、自分のところだけ値下げした書類を見つける。
他を守る為に自ら犠牲になってる。
丸川は柴野をチームメイトとして庇っていたが、丸川は仲間がいる。
他の下請けに連絡をして、丸川がみんなを守っていたことを知らせる。
すると他の下請け会社は丸川を助けるために立ち上がる。
力を合わせればアレス電機を追求できる
皆さん協力すると言ってくれた。
各社の証言も得たため、いよいよ『アレス電機』への立入り検査を行う!
しかし六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の敦夫(羽場裕一)が立入り検査にストップをかける。

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白熊さんがちょっとしんどいよねぇ。
これまでも書いたかなぁ?
ああいうドタバタ体育会系、そして「絶対」とか簡単に使ってしまう人間を信用出来ない。
「私たちが絶対に不正を暴きます」
ってそんな簡単に言って良いことではないと思うんだよなぁ。

あ、だからって小勝負も。
自分の狙いをちゃんと周りに伝えず、半ばスタンドプレー的に丸川製作所に立入り検査に入るの面倒じゃない?
白熊も小勝負もドラマではあるあるのタイプの人だけど、なんだかね、ちょっと古いなって思う。
もっとキャラを立たせることは出来ないもんかね。

公取が主役だから似たような案件になるのは仕方ないと思うんだけどさ。
結局はみんなが力を合わせて大会社に挑むしかないんだよねぇ。
初回の件と同じような展開になると思うんですよ。
そんなにパターンがなさそう。
そう思うと、このドラマはスペシャルドラマとして放送するのが正解だったんじゃないかな。
ちょっと連ドラ向きではないかもしれない。

2時間ドラマならきっとハラハラドキドキ、そして最後ギャフン!とスッキリ終われそう。

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CAST
小勝負 勉(坂口健太郎)
白熊 楓(杏)
桃園千代子(小池 栄子)
風見 慎一(大倉 孝二)
六角 洸介(加藤清史郎)
藤堂 清正(小日向文世)
大森 徹也(黒羽麻璃央)
緑川 瑛子(大西 礼芳)
紺野 守里(石川 萌香)
本庄 聡子(寺島しのぶ)

コメント

  1. kashweregreen より:

    またまた公取があまりにも弱過ぎに描きたいというドラマなんですよね。原作未読でドラマの趣旨なのか定かではないんですけれど、以前のコメントにも書いたように公取はドラマのような弱い組織ではありませんからね。
    結局はドラマとしてはじめて公取を取り上げたというだけで満足している脚本家がダメ(笑)なんだと思います!

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、コメントありがとうございます。

      公取って、逮捕権がないって言うけど、そういうのも世間一般には認知されていないというか。
      公正取引委員会で国の機関ではあるし、敵に回さないように気を遣うと思うんですが、みんな舐めてますよね。
      刑事から異動してきたからって、あんな正義感女子刑事は今時ちょっと…
      役者は揃っているんだから、もう少しキャラでみせてもらえないですかねぇ。
      勿体ないなぁ