「invert 城塚翡翠 倒叙集」 最終話 ネタバレ 感想~目撃者すり替わり。マヌケな犯人

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信用ならない目撃者 後編


相沢沙呼/invert 城塚翡翠倒叙集


相沢沙呼/invertII 覗き窓の死角

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目撃者・涼見梓(若月佑美)はすっかり犯人・雲野泰典(杉本哲太)に手なずけられている。
二人は食事に行く仲となっていた。
二人の食事に偶然を装い翡翠(清原果耶)が行く。
なんども梓に目撃した靴下のことを話すが「見ていない」と証言をひっくり返す。

梓は雲野に翡翠から記憶の取り戻し方を訊いた。
食事の後、家に来て欲しいと誘われた雲野は拳銃を用意して梓の部屋に行く。
梓は雲野が犯人だと思い出したか…に見えたが、そこへ翡翠がやってきた。
翡翠がやってきたことで梓は雲野と付き合っている。
犯人など見ていないと言い出すが、翡翠は梓の証言などもうどうでも良いんですと言う。

殺害の状況から考えて犯人には「発射残渣」が残っている。
被害者にもあったのだ。
翡翠は雲野の亡き妻からの贈り物だった腕時計を見せる。
革ベルトは水で洗うことはできない。
血液もあるはず。
「不正に手に入れた証拠品」
と雲野は言うが、肌身離さず持っている時計を不正に??と翡翠。
警察はみんな雲野のことが好きで庇っているわけではない。
敵も多いのでは?と言われると敗北を認める雲野。
しかし拳銃を出して、翡翠の胸を撃つ。
警察に圧力をかけているのだから、翡翠と梓の口を封じてしまえば良いのだ。

梓は逃げだし地下の空きテナントに逃げ込むも雲野が殺害する。
「ほらな警察なんていない。」
振り返ると梓が見たという靴下が吊されていた。
驚く雲野。
撃たれたはずの梓が笑い出す。
そして翡翠がやってきた。

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梓は梓ではない。
翡翠の元スリの友達(?)の女性・岩戸で、目撃者の梓は安全の為海外旅行に出掛けて貰っている。
雲野と梓が食事している間に、マスターキーを作り、拳銃の中の弾を空砲に変えたのだ。

目撃者・梓を見つけたのは警察ではなく、翡翠と真。
翡翠は雲野が目撃者の存在を知った時点で、殺害現場を見た前提で話していることに不審を抱く。
普通、逃げる人間を見たと思うのではないか。
しかも目撃者と聞き、梓の住むビルに出掛けてのもおかしい。
雲野は警察に顔が利くから捜査情報を教えて貰っていたというが、目撃者がいると知っていたのは翡翠と真のみ。
そして雲野より先に目撃者に接触。
岩戸に協力して貰っていたのだ。
雲野が最初に梓を訪ねたとき、応対した梓はもう岩戸さんだったのだ。

現場には物証はなかった。
雲野の腕時計から決定的な証拠が出るかどうかはわからない。
翡翠は雲野の性格から自分が撃たれれば良いと考えた。
これで立派な急騰法違反。
鐘場 正和(及川光博)が雲野を確保する。
往生際の悪い雲野だが、翡翠が最初から雲野を犯人だと睨んでいたことで敗北。
「あなたの敗因は、あなたが奥様を愛していたこと。それに尽きますよ」
変態シスコン野郎は人間の心を持たないが、雲野は人間の心を持っていたのだ。

翡翠から何も知らされていなかった真は激おこ!
しかし…ま…二人とも可愛いので仲直り(爆)

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原作では梓が翡翠だったって話らしいのですが…ドラマでそれはできないですもんね。
一応、スリの岩戸さんって最初から仕込んでいたわけですねw
2時間かけてうーんですが、ま、楽しめたかな。
もっともっとギャフンと言わせてやりたかったんですがw
情けない顔してたしね、雲野。
ってか、ホントに今までこんなヤツに警察は良いように使われていたのか?って言うほどマヌケだったけどね。

ほんで、哲太はマジで梓に惚れていたのかしら?
奥さんを好きなのに??
ただの色ボケジジイなのか?
年齢差がありすぎだし、あんな若い子がオッサンに惚れるかよ。
どんだけ自信があんねん(苦笑)

しかし警察に顔が利き、悪知恵が働く哲太なら、やっぱり腕時計から証拠がでないことには公判を維持できなさそうよねぇ。
科捜研がいるなら頑張って貰わないとw

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この原作は、小説としては面白そうだけど、映像化にすると無理のあるトリックが多かったかもしれないですね。
それでもやはり清原果耶ちゃんの確かな演技力。
コメディエンヌとしての実績もある小芝風花ちゃん。
このコンビ良かったです!!
清原果耶ちゃんは既に朝ドラヒロインになりましたが、ワタシは小芝さんもヒロイン候補だと思っていたんですよね。
笠置シズ子はオーディションを受けなかったのかなぁ。
歌はしらないけど、小芝さん踊れるはずだし、言葉はネイティブだし。
ちょっと顔が可愛すぎるのか…。

あ、このドラマとは関係ないかw

トリック…トリックなぁ。
今の世の中、トリックを考えるのが大変よね。
運悪く防犯カメラがなかった…って仕方ないのかもしれないけど、そんなわけないもんね(苦笑)

清原果耶ちゃんの衣装がいつも可愛くて、小芝さんのTシャツがいつも面白くて。
二人の会話が本当に可愛くて、眼福でした。

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キャスト
城塚 翡翠(清原果耶)
千和崎 真(小芝風花)
雨野 天子(田中道子)
鐘場 正和(及川光博)
香月 史郎(瀬戸康史)
蝦名(須賀健太)

コメント

  1. kashweregreen より:

    けっこう楽しめたドラマだったんですけれど前編のほうが映像化にははまってましたよね。
    後編の倒叙編は説明セリフを多用するしかなくて、勿論、清原さんの演技は素晴らしかったんですけれど、あまりにも説明セリフが多すぎると冗長な感じになりますよね。
    ミッチーの出番もあまりなかったですよね(笑)
    原作未読ですけれど、この主人公ってどのようなバックグラウンドの設定なのか気になりました!

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、コメントありがとうございます。

      後編は…失速ってところでしょうか。
      ワタシも原作は未読なんですが、ちょっとネタバレを読んでしまったんですよw
      でもまさか翡翠本人が目撃者になるって…天知茂(古)の明智小五郎のように変奏しないと無理ですもんねぇ~。
      ま、それでも良かったと思いますが。
      逆に話題になったかも。