『半分、青い。』第156回 感想~東日本大震災を取材したNHKの記者の感想が聞きたい。

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最終回(第156回 第26週)「幸せになりたい!」

あらすじはコチラ→

原作はコチラ

2011年7月7日。
そよ風ファンの発売決定記念パーティーがつくし食堂で行われる。
準備を進める中、鈴愛(永野芽郁)は、「マザー」という扇風機の名前を思いつく。
律(佐藤健)と津曲(有田哲平)は早速、商品名を変更するために動き始める。

パーティーには、律も駆けつけ、鈴愛と律はマザーにこめた思いを語る。
それぞれの母のために作った扇風機。

律は東京にトンボ帰り。
誕生日プレゼントに、律は傘を渡す。
雨の音がキレイに聞こえる傘。
律は鈴愛の短冊を盗んでいた。

「律のそばにいられますように。」

「鈴愛を幸せにできますように。」

星空の下でできあっている二人。

翌朝?数日後??
雨を待つ鈴愛。
天気雨、律が作った傘をさす。
傘に花野と晴も入る。



終わりました。
ワープして。
終わりました。

最終話には、感想すらありません。
新聞部のこばやんが出てきたよ、新聞記者になって。
そして、正人の恋人アキコは誰なのかわからなかった。
別れたのかどうかも知らない。

「半分、青い」は好きな人は好きで、苦手な人は苦手なドラマでしたね。
ほぼ恋愛ドラマを朝ドラで見せられるとキツいなぁって思って見ていました。

このドラマがここまで批判された原因の一つは脚本家のツイッターだったと思う。
あのツイッターに脚本家のすべてのパーソナリティーが現れていたんじゃないかって思うくらい(苦笑)

自分の内面をとにかく語りたくて、ドラマを私物化した。
脚本家が主人公に自分を重ね合わせすぎたのが間違いの始まり。
主人公がほぼ脚本家なので、批判があればブロックするし、批判ツイートをさらして反論をする。
そりゃ、分身(ヒロイン)は、正しいと思っているんだから。
そして、40年佐藤健に待っていたと言われたいし、これから幸せにしたいとも言われたいだろう。←これは半分、妄想やけど(爆)

カリスマ恋愛脚本家は、自分自身を客観視できていないんだな。
客観視出来る人なら、こうなってないから。

口汚く罵る「悪口」に怒るのはわかるけれど、冷静に分析した上での批判ツイートを、権力のある人間がさらすとどうなるのか。
それで自分のイライラは解消するんでしょうか。



そして、感動のフィナーレに用意した東日本大震災。
あの”時代考証”は間違えていたのではないでしょうか。
今日の最終話を見て、やっぱり東日本大震災を描かなくてもあそこには着地できたと思ってしまいます。

最期まで患者に寄り添うのが看護師などという耳障りの良い言葉を言っていたけれど、現場では悠長に遺言を吹き込む。
寝たきりの人を運べないからといって、最期の時を待ち、遺言を録音していた看護師がいるでしょうか。

最後の最後まで、患者を助けるために働いて命を失った。
そんな医療従事者の方々がたくさんいたのではないかと思います。

不幸にも亡くなってしまった人。
そして、今生きて、働いている人。
生き延びたけれど、精神的に参ってしまい医療従事者として働けなくなった人。
あの日東北で看護師として働いていた方のtweetには遺言を残せるヒマなどなかったと書かれていました。

あのとき、大切な人を助けられなかった人。
握っていた手を離してしまったことをずっと後悔している人。
今、なお、重荷を背負って生きている人がいる。

あの日起きた震災が、その後の人生にどれほどの影響を与え、どれほどの傷を負っているのか、取材すらしていないと思う。
ドラマはフィクションだ。
フィクションだけど、その感動のために、震災を使ってはいけない。



東京にいなかった北川悦吏子大先生には、東京の状況もわからなかったのではないでしょうか。
東日本大震災以降、余震もなかったとは思えない。
混乱の中、子供を相変わらず放置。
計画停電も描かれず、食品や生活用品の流通も普段通りなわけがないと思う。
「普段通りの生活をする。」
コニタンが言っていましたが、東京は普段通りの生活を送れるほど、被害がなかったのでしょうか?
「普段通りの生活をする。」
遠く離れて住んでいた沖縄に住む人間(=脚本家)の言葉。



ワタシとて、すべて脚本家の責任だとは思っていない。
NHKの責任も重大だと思う。
北川悦吏子大先生に、対等にモノを言える職員はいなかったのでしょうか?
北川悦吏子大先生を持ち上げただけだったんでしょうか?

朝ドラでは戦争を描くことが多い。
近年の朝ドラは、その戦争もファンタジーを描いているように、上っ面を描いているように思っていました。
戦争を体験した年代の方々が少なくなり、NHKの職員にはもういないだろうから仕方ないのか・・・くらいに思っていた。

しかし、東日本大震災はほんの7年前の出来事で、NHK職員ほぼすべて体験したのではないのか?
取材をしていた記者は、このドラマを見て、なんとも思わなかったのか?
ワタシが還暦を超える頃には、平成の震災が当たり前のように朝ドラに登場するかもしれない。
そのたびに、心がえぐられるような、震災を美談に変えてしまうようなストーリーだと辛いな。
”時代考証”をせずに、自分の感覚だけで震災を描くような脚本家には筆を折っていただきたい。

恋愛しか描けない脚本家。独りよがりの自分語り好きの脚本家に売り込まれたからって、朝ドラに起用してしまい、手綱を握らず好き放題させてしまったNHKの罪は重い。

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「半分、青い。」感想はコチラ→

主題歌+++++星野 源「アイデア」



キャスト
楡野鈴愛+++永野芽郁
萩尾律+++++佐藤健
楡野晴+++++松雪泰子
楡野宇太郎+滝藤賢一
楡野草太+++上村海成
楡野仙吉+++中村雅俊
萩尾和子+++原田知世
萩尾弥一+++谷原章介
西園寺龍之介+++矢本悠馬
西園寺菜生+++奈緒

楡野廉子+++風吹ジュン(語り)

コメント

  1. まるこ より:

    扇風機完成してましたね。扇風機をつくし食堂で発表するのはなぜなのか。
    新聞記者になったこばやん、出てきましたね。
    メ◯ヘラと、鈴愛を痛烈に批判してるツイートを見かけたのですが、すなわち脚本家の人にそれは言えるんだろうなって失礼ながら思ってしまいました。
    いろんな感想を持つ人がいてもいいと思うのですが、脚本家がなぜそれをツイッターで晒すのか。。。
    あまり北川先生のことを知りませんでしたが、今回インタビューやツイッターで見て、もう不快感しかなかったです。
    源さんの主題歌を聞きたいがために見ていた感じでした。永野芽郁ちゃんも、健も好きなのに残念でした。
    来月のハセヒロに期待します泣。

  2. まるこ より:

    間違って、先に送信してしまいました(>_<)
    震災を出す必要は、全く感じなかったのですが。。。
    震災当時、液状化がすごい場所に職場があったのですが、震災直後は計画停電があったり、自宅が断水している地域にある人がいたり、震災当日は帰宅難民になったりして大変だったんですが、北川先生は沖縄に避難されていたんですね。避難されていたのは、構いませんが、今回の話に震災を絡める必要は全く感じなかったのでただただ見てる側を不快にさせた感じですよね。。。
    NHK側が家族の話を書いてほしいって言われたと、あさイチで話していたのですが、NHKもこんな最後を望んでいたのか全く謎です。

    • tarotaro tarotaro より:

      まるこさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      扇風機より、雨の音がキレイに聞こえる傘の発明に驚きました(爆)
      なんだその傘って言う。

      脚本家と鈴愛は同じなんでしょうね・・・。
      結局、誰かに幸せにして貰っている。
      脚本家のご主人が佐藤健なのかもしれません。
      ツイッターの炎上は狙い通りだそうですから、それでいいんじゃないでしょうかね。
      結局、初志貫徹。
      恋愛ドラマを貫けたのでは??

      まるこさんの職場は大変だったんですね・・・。
      液状化は怖いですよね。
      阪神淡路大震災の時の液状化・・・凄かったです。
      見慣れた景色が変わってしまうこと、マンションから外にでると、ガス管が向きだしになっていて、10階建てのマンション3階建てになっていること・・・。
      地震を描くドラマではなく、家族のドラマだから・・・って言っても、それなら東京にいたユーコを東北に行かせる意味もなかったと思うんですよね。
      どうして、制作側は止めなかったんでしょうか。

      家族の話とも思えなかったですよね~。
      「弟の稼いだお金をお母ちゃんが隠し持っている」と言った、同じ口で「お母さんために扇風機を作った」と言われても、はぁ?でした(爆)
      来週からは・・・楽しいと信じたい!!

  3. saki より:

    本当にお疲れ様でした。

    この3日のことが、これまで以上にわからず、Twitterいろいろ読んでみました。

    医療従事者さん、おしなべて「違う」「憤る」でしたね。
    録音する時間なんてない、という私のどーでもいいつっこみとは異なり、
    人の命を預かる仕事に就く人が、一番始めに叩き込まれるのが、命を救うことであり、
    ましてやともに死ぬなんて信じられないと。

    あの日、目の前に危機が、しかも絶望的な危機が迫ってきた病院では、
    覚悟をきめた人はみんな、ウデニマジックでなまえを書いたり、仕事中は外していたゆびわをはめた、必死で。
    と、ありました。
    この、一文だけで胸が押し潰されそうでした。

    東北の病院では、この3日の朝ドラは流していないそうですね。

    「このドラマが批判されるのは、つまらないからではない、人を傷つけるからだ」という表現に、いちばん納得しました。

    引用ばかりなので、私の感想。

    マイナス100の状態で見てるので、あーそうですか、という感想のみ。

    でも、北川大先生は、大きな勇気と希望を与えてくれました。

    人の気持ちも行間もわからなくても、探究心も学ぼうとする意欲も、常識も優しさもなく、
    頭も性格も悪くても、脚本家になれるってことを。

    私もなにかしらを書いて、お金をもらっています。
    地方の物書きなんて、大先生からみれば屁のような存在でしょう。
    それでも師匠からは「書く人は、客観視する目をなくしたらだめ」と教わっています。
    私の周りの優秀な書き手さんも、みんな客観視のできる素晴らしい方ばかり。

    あまちゃんでは、だれの命を落とすことなく、ジオラマが乞われた画だけで総てを悟らせた。
    こいつはなんなの?

    人が死ねば悲しい。それを糧にして生きていく。それはみんな、やってること。
    でも脚本からも、演技からも、しなやかな強さはひとかけらも伝わらず、ま、これがこの人の力なんでしょうね。

    怒りを通り越して、あきれてものも言えません。
    とはいえ、震災を感動ツールにしかしなかったことは、許せない。

    60過ぎたポエマーが、もう改心するとは思えないので、せめて、金輪際世の中に出てこないことを祈ります。

    最後まで悪文失礼しました。
    これからは爽やかな朝になりますよう。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。
      本当にお疲れ様でした。

      Twitterにはべた褒めするツイートもありましたし、ちょうど真ん中くらいの人もおられますよね。
      ただ、やはり、ワタシは、あの日、肌で感じた医療従事者の方の声が一番響きました。
      ツイッターを賑わせた。
      視聴率が高かった。
      これでNHKは満足なのかもしれません。
      「異色の朝ドラ」
      NHKに受信料を払っているのは、視聴率が取れるドラマを作ってほしいからではありませんけど。

      東北の病院で、朝ドラを流さなかったのはどういうことか。
      考えて欲しいです。
      きちんと”考証”してほしいなと思います。

      「このドラマが批判されるのは、つまらないからではない、人を傷つけるからだ」
      本当にそうですね。
      ワタシも少なからず傷つきました。

      sakiさん、物書きさんだったのですね。
      なんか毎日駄文を読んでいただいているのが恥ずかしくなりました。
      なんだかスミマセン(苦笑)

      北川さんは、今まで自分の願望を描いてきたのかもしれないですね。
      それで当ててきた。
      ワンクールなら、恋愛ものなら、それで良かったかもしれないです。

      >震災を感動ツールにしかしなかったことは、許せない。
      もう本当に。
      なんでこんなことになったのか・・・。

      次の朝ドラも戦争はでてくるし、辛い日々もありそうですが。
      期待したいです!!

  4. たぴ より:

    はじめまして、いつも楽しく拝見しています。
    ドラマを敬遠していたわたしが、
    あれこれツッコミをいれながら観る原動力としてお世話になっています。

    ここ何作かの朝ドラを観て
    NHKは朝ドラ枠を捨てているのか?と思ってしまいます。

    夜に放送されるNHKのドラマはすばらしいものが多いのに
    朝ドラは時計代わりに惰性で観ている人が多いから
    作り手も惰性で適当なのかな〜とかさえ疑ってしまいます。
    (数回のものと半年のもの、原作ありのものを比べてはいけないんですが)
    チャレンジドラマは真夜中にこっそりやってもらいたいものです。

    脚本家も制作側も演者も、半年もかけてドラマをつくることが大変で無理ならば
    1クール単位でいいから真摯にきちんとつくってほしい。
    それさえ無理ならもうあの時間帯にドラマは無くてもいいんじゃないかと・・
    大事なみなさまの受信料を大量投入しているのですから。

    そもそもわたしはドラマよりもドキュメンタリーを観ることが好きで
    あの震災に向き合って制作し続けているNHKのドキュメンタリーをよく観ています。
    それがこのドラマ一発で信用が無くなってしまうことが残念でたまりません。

    • tarotaro tarotaro より:

      たぴさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      ここのところ、大阪制作の朝ドラは不作ですし、今回はの朝ドラも・・・。
      スケジュールもタイトで、脚本家も制作側も俳優も大変なんだろうと思います。
      脚本も脚本家一人に任せるのではなく、2~3人で共同脚本としたほうが良いのではないかと思います。
      特に史実をフィクションに入れる場合は、きちんと時代考証して欲しいですね。

      視聴者にこびない。
      予定調和ではないドラマってのは良いと思うんですけど、脚本家にも媚びないで欲しかった。

      脚本家が取材に出向かなくとも、せめてNHKの記者が監修してくれたら・・・。
      なんて、思っても放送してしまいましたからね。

      まだ復興したとは言えない被災地への取材は続くでしょうけれど、このドラマを見て不快に思ってしまった方への配慮はして欲しいですね。
      ドラマ班とドキュメンタリー班は違うんでしょうけれど、視聴者としてはどちらもNHKさんですから・・・。

      次の朝ドラは面白いといいなと思います。
      面白ければ予定調和でもかまわないとさえ思います!

  5. saki より:

    連投すみません。
    直接NHKに苦情を送った方もけっこうあるようですね。
    ただのれんに腕押し、のように感じました。

    本当に真剣に医療に従事されてる方は、はなからドラマなんて見てないというか、それどころじゃないでしょうね。

    NHKにも大先生にも猛省して欲しいくらいです。

    そうそう…私の仕事のことは、ここに書き込んだ初期にお伝えしたと思っていたので、
    プロなのに脈略はないわ、誤字脱字はあるわなのに、優しく容認してくださってると思ってました(苦笑)。

    でも…私は、文章が下手なブログには絶対書き込みはしません。
    贔屓のバンドやアーティストのファンブログもよく徘徊しますが、「好き!」「素敵!」「かっこいい!」だけのブログには全く惹かれません。

    たろたろさんの着眼点、ツッコミ、ドラマへの愛情はすごいし、何より文章が上手い。
    ドラマ終わってから短時間で、誰が見てもわかるあらすじまでアップされてるので、ずっと同業者だと思ってました(というか今もちょっと思ってます)。
    私もこのくらい、かみ砕く力があれば…と見習いたいほどです。

    秋ドラマを見て、またここにうだうだ書くかと思いますが、何かしら負担なき範囲で、お相手していただけたら嬉しいです。

    秋ドラこんなにあるんですね
    https://thetv.jp/program/selection/256/
    テレ朝刑事ドラマは網羅するとして、ガッキーのと、山口紗弥加ちゃんのと、架純ちゃんのと、
    あと、織田裕二のは本編が面白いと聞いたことがあるので、見てみようかな。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      NHKに直接苦情を入れても・・・。
      もう放送してしまいましたもんねぇ。
      ただ、苦情を入れたら、スピンオフは悪乗りしないで貰えるかもしれないですね。

      sakiさん、美術系のクリエイターさんかな?と思っていました。
      なぜでしょう。←思い込みかしら?
      なんとなく会社員さんではないと思っていました。

      でもでも・・。
      プロの方に褒めていただけるなんてうれしいです!
      文章を書く仕事はしておりませんが、入力は早いほうだと思います(誤字脱字が酷いですが・・)。
      知り合いの会社の会議などのテープ起こしのバイトをしているのでw
      ひたすら入力するのが大好きです(誤字脱字が多いですが・・・って何回言うねんw)。←一応、お金をいただくバイトの時は目をさらにして見直しております(爆)

      秋ドラマ。
      ガッキーのドラマは見たい!
      「アンナチュラル」の野木さんですし、面白そうです。
      織田裕二と鈴木保奈美のドラマもちょっと楽しみ~。

      有村架純ちゃんの中学生との恋は・・・・ちょっと怖そうですが。
      なんだかんだで深夜ドラマも手を出してしまいそう。←山口紗弥加ちゃんのドラマは木村多江さんのドラマに似てそ??

      秋ドラマもよろしくお願いします!!

  6. YOYO より:

    こんにちは。
    なんか、ようやく終わりましたね
    北川先生のオナニードラマ。

    演者の皆さんは
    良かったと思います。
    佐藤健はイマイチですが。

    震災いらなかったですよねー。

    とにかく私はどうしても
    スズメとユーコがあそこまで親友である
    理由がわからないんですよね。

    なんかいつもいつも
    ユーコを使ってすごいスズメを褒めるじゃないですか。あれがいつも上滑りしていて
    観ていて何じゃコレって。
    なんかストーリーを成立させるための
    説明役に回された感が。

    清野さん気の毒でした。

    当時は東日本はとにかく余震が凄くて
    都内でも。
    震度5クラスも数回ありましたし
    神奈川?静岡方面震源の震度6もありましたし、正直日本終わるんじゃないかと…

    それに加えて朝ドラでは
    政府に遠慮してか一切スルーでしたが
    原発事故がね…余震より恐怖でした。

    しかも津波って結構
    地震から1時間未満くらいできてましたよね。
    本当、患者さんのケアしながら
    よくあれだけのメッセージを
    録音したよって不思議です。

    逃げずに残る人ならもっと間際まで
    仕事するんじゃないかなって。

    結局描きたかったのは
    多分…一番描きたかったのは
    数日前の
    「(フトン)入る?」からのくだりだったんだろうしね。

    被災地の医療関係者の人が
    怒るのは当然かな。

    でも終わったし良かった(笑)

    タロタロさんも
    半年間このドラマには
    さぞイライラされたんじゃないですか。

    まんぷくはどうなりますかね。

    ごちそうさんやカーネーションのような
    いい作品だといいな

    • tarotaro tarotaro より:

      YOYOさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      いや~。
      終わりました。
      「わろてんか」「べっぴんさん」とまた違った後味の悪さがあります。
      「わろてんか」「べっぴんさん」は、後味は悪くなかった。
      もう、こうするしかないよねぇ~って言うw

      ワタシもスズメとユーコが親友だと思えなかったです。
      スズメはなおちゃんとのほうが仲が良いんじゃないの?
      二人とも他に友達がいないから、固執していたんでしょうか。
      ボクテと3人で仲が良いはずなのに・・・。
      ボクテはゲイ仲間がたくさんいるから・・・別なんでしょうか。
      扇風機のお披露目会には、ボクテはいなかったし。
      ユーコがいなくなったら、ボクテもスズメから離れたのか>

      ユーコはスズメを褒めるためだけの存在でしたよね。
      「逃げたくせに!」
      なんて八つ当たりまでされて・・・。
      ユーコの人生ってなんだったのか。
      ユーコは亡くなっていたけれど、自宅はとってもキレイで。
      災害にはあっていないようで。
      ユーコって一体、何時間かけて通勤していたんでしょうか。
      ともかく清野さん、気の毒でした。
      彼女は、アクションもかっこ良いので、NHKは罪滅ぼしに、何か良い役を回して欲しいw

      震災後、東京がすごく普通で驚きました。
      関西方面でも流通がうまくいっていないように感じていましたよ。
      ワタシは関西なので、停電とは無縁だったし、テレビから入ってくる情報を見る限り、関東地方はかなり混乱しているように思えました。
      「普通に消費して普通に生活」
      ってのは遠く離れているから言えることなんですよね。

      >逃げずに残る人ならもっと間際まで仕事するんじゃないかなって。
      ホント、コレ。
      寄り添いますと言いながら、死ぬ気でいたのが怖いです。
      最期まで頑張りましょう・・・だったんじゃないのかなと。

      結局は「恋愛にしか」興味がないんですよね。
      恋愛を描きたかった。
      でも家族も描いてくれないと困るってんで、一応「母親」との絆について書いた。
      10話くらいなら、他の登場人物の背景や気持ちなどを考えずに、ブルドーザーのような主人公の恋愛だけ描いていればいいので、もう朝ドラや大河ドラマのような長丁場を描くのは辞めて欲しいですね。

      「まんぷく」はどうなりますかね。
      実は、ちょっと不安ではあるんですよね。
      ヒロインも新人女優ではないので、期待値があがっちゃって。
      ストーリーとしては「わろてんか」「べっぴんさん」についで、実在の人物ですもんね。
      「ゲゲゲの女房」みたいな感じなんでしょうか。

      半年間、頑張りましょう(笑)

  7. ryo より:

    とても共感できるレビューでした。
    私自身はあのとき関東にいたので、生活に様々な影響を受け、放射能は怖いと感じつつ、被災地を思うと何も不満を言ってはいけないような気がして、また自分が役にも立たないことが悔しくもありました。

    九州南端に住む友人が、自分のところではペットボトルの水などに少し購入制限があった程度で、ほかはまったく平常通りの暮らしであることを、とても申し訳なさそうに伝えてくれました。
    心ある人はたとえ遠くにいても、こうして心をいためてくれるものだと思います。この脚本家の共感能力のなさは、どうしようもないレベルのようです。

    • tarotaro tarotaro より:

      ryoさん、初めまして。
      コメントありがとうございます。

      あの日、関東におられたんですね。
      ワタシはずっと関西ですが、あの日のことは覚えています。
      信じられない津波の映像が、被災地から遠く離れているからこそ見られた。
      逆に、阪神淡路大震災の時は、電気が復旧してテレビを見て愕然としました。

      遠く離れた関西でも、購入制限はありましたし、入らない商品もありました。
      変なチェーンメールが回ってきたり・・・と。
      でも、停電もなく暮らしていました。
      普通に暮らせることに感謝していました。

      北川先生のように避難された方を責めるつもりもないです。
      本人の自由です。
      ただ、感動のツールとして震災を用いるのはやめてほしい。
      このストーリーに東日本大震災は必要なかったと思います。

  8. moon より:

    tarotaro様、はじめまして。

    いつも楽しく拝見させていただいています。

    tarotaroさんの感想を毎朝読ませていただき、『そうそう!』と共感したり、私が気づかなかったことも、『そういえばそうだよなぁ…』と感じ入ったりの半年間でした。
    tarotaroさんのレビューのおかげで、最後まで見続けられたような気がします!

    子供時代は楽しかったのに…なんでこうなったのか…。

    これまでずっと愛、夢のファンタジー?でやってきて、最後の一週間だけ色々詰め込んで本当に?です。
    そもそも、鈴愛と裕子の間にそれほど深い絆があるようには思えない。7年前の出来事は軽々しく扱うようなものではないし、この作品で描けるはずはなかった。触れないでほしかったです。相当な覚悟が必要なことなのに。

    正直、漫画家編が終わってからというもの、どこへ向かっているんだ、この話…という感じでしたし、大納言編とか必要なかったですよね?(涼ちゃんとは出会いましたけど…)

    後半も新キャラを続々投入したけれど、なんだか都合のいい時にだけ登場させて、意味があったようには思えませんでした…。

    最終回、結局鈴愛と律でしたね。こうなると律は独身のままで良かったんじゃないでしょうかね…。いつも鈴愛、鈴愛ばかりで翼くんが可哀想でなりませんでした。楡野家も、草太はないがしろにされがちでしたし、家族の描写もおざなりでしたね…。

    あと、心優しい家庭的な宇太郎さんを差し置いて、そよ風ファンの名前が『マザー』っていうのも…。
    と細かなところまでモヤモヤしてしまいました(苦笑)

    本当に、製作陣は納得して進めていたのか甚だ疑問です。

    視聴率は20%超えたから、NHK的にはいいのかもしれないけど、それでいいのか?って言いたくなります。

    役者さんたちは皆良かったのに、悲しいです…。

    永野芽郁ちゃんは好きな女優さんなので、大役でしたから、ゆっくり休ませてあげたい気持ちなんですが、早く次の作品で見たい!って思ってしまいました。

    長い上に、まとまりのない文章で申し訳ありません。失礼はなかったか心配です…。

    問題があれば、削除してくださいね。

    • tarotaro tarotaro より:

      moonさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      ワタシも子供時代は本当に楽しかったです。
      失聴してしまった鈴愛のいじらしさに泣きました。
      それを支える律も。

      あんな可愛い子が、「母ちゃんがお金を隠しもっとる。」と言い出すとはつゆ知らず・・・。
      律が結婚して、漫画家を辞めた当たりから、本当にどこに向かっているのかわからなくなりました。
      全編、これでもか!ってくらいに恋愛話のてんこもりで、お腹いっぱいなのにこれでもか!と突きつけられる恋愛模様。

      その恋愛模様にいきなり震災をぶち込むという乱暴さ。
      脚本家さんが自信満々でぶっこんでたんですよね。
      誰にも止められなかったのか・・・。
      彼女はとっても自信家で、自分の信念(?)は曲げない。
      正しいと面白いと思って書く。
      それくらいの人でないとこの世界ではやっていけないんでしょうねぇ。
      でも辛かった。
      後半3ヶ月は辛かったです(苦笑)

      大納言編はいらなかったと思います。
      鈴愛も律も独身のままで良かったんじゃないかなぁと。
      少なくとも、律は独身でないと、翼君が可愛そう。
      「鈴愛を守るために生まれた。」
      なんて聞いたら、
      より子「は?」
      翼君「え!?」
      ってなりますよ。
      酷い男ですよ、律は。

      「つくし食堂」になぜか留学生がいたり・・・。
      センキチカフェの中途半端さとか・・・。
      扇風機も「マザー」より、「そよ風ファン」のほうが売れると思いました(爆)
      「マザー」はちょっと買うのが恥ずかしい・・・。

      視聴率が良ければそれで良いんでしょうか。
      習慣になってつけている人がほとんどだったので、ワタシもここで辞めたら、次作が見られないと思って見ていました。
      視聴率以前に、報道記者の感想・・やっぱり聞いてみたいです。
      あの震災の扱いには不満しかありません。

      ワタシも永野芽郁ちゃんはすごく上手だと思っておりました。
      可愛い役もそうでない役も。
      鈴愛役も、感情を高ぶらせるシーンなんて、すごく素敵でした。
      ストーリーを考えなければ・・・。

      新しい朝が始まりました。
      moonさんはご覧になりますでしょうか。
      今作こそ、楽しいレビューを書きたいと思っています。
      よろしければ、お付き合いください。