第3週 「1942ー1943」
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算太に召集令状が届き、岡山に戻って来た。
金太は家に入れるなと感動した算太を許そうとしない。
小しずは
「戦争に行くんよ。」
最前線で戦うかもしれない算太に晩御飯くらいと食い下がった小しずだが、
「赤の他人がどねんなろうと知ったことじゃない」
と算太をゆるそうとしない。
算太に弁当を作る小しず。
翌朝
「不肖・橘算太。
お国のために踊って・・・もとい戦って参ります。」
万歳で見送られる算太
一人作業場でお菓子を作っている金太。
その後まもなく、残っていた職人達も次々に招集され「たちばな」を去って行く
人手もなく材料も乏しくたちばなの商売は縮小を余儀なくされた。
「父さん。
私にできることない?」
「安子。すまんかったな。
こねんことになるんじゃったら
あの時、お前と生地の坊ちゃんのことを認めてやりゃ良かった。
そしたらお前も」
「やめて。こうなることに決まっとったんじゃ。
最初から」
一方、雉真は事業拡大していく。
そして冬。
野球で大学に入った人間は肩身が狭く、寮に残っていても仕方ないと勇が帰省した。
そこで勇は稔と銀行の頭取の娘との縁談が進んでいることを知る。
そのまま大阪の稔を尋ねる勇。
「嘘じゃろ?あんこのこと捨てたりせんよな?兄さん。」
「帰ってくれ。
お前と違うて僕は忙しいんじゃ」
勇は稔の満島真之胸ぐらを掴む
「見損なったよ。
兄さんを信じとったのに。
あんこのこと傷つけたりせんて信じとったのに。」
勇を突き放す稔
「それじゃったら
お前が慰めてやりゃええ。」
稔を殴る勇
「ふざけんなよ!
ふざけんなよ!
兄さん者から諦めたんじゃ
兄さんじゃからわしは・・・!」
勇がすすり泣く。稔の顔が歪む。稔も泣きながら
「もうどうだってええんじゃ。
どうだって。」
橘家の庭に畑
小しずは里帰りし着物を売って小豆をわけて貰った。
あんこは売れないが、近所で祝い事があったら菓子を作ってやれる。
畑仕事を手伝った杵太郎はぎっくり腰になるが、お汁粉が食べられるなら何よりの薬だと笑う。
戦争は庶民の当たり前の暮らしを奪っていく。
世の中から英語が消え、大学野球もその色が濃くなった
夏には金属を回収し武器を作るために甲子園球場が解体。
ディッパーマウスブルースの名前は「出っ歯口の憂鬱」となり、ジャズなどの米英レコードも取り上げられた
マスターの息子・健一も出征していた。
そして1943年(昭和18年)10月
高等教育機関に在籍する20歳(1944年10月以降は19歳)以上の医学部、理系学部以外の学生が徴兵されることになった。
稔はその対象となる。
行方不明の算太をどうやって探したのか。
金太は許していなかったけど、小しずは連絡を取っていたのかな。
算太がいなくなり、職人もいなくなり・・・そして稔も。
稔なんて父ちゃんは軍関係者も同然なのに徴兵されるんだろうか。
社長に就任させたら徴兵されない気もするけどそんなもんじゃないか。
2時間ドラマでは悪役ばかりの大和田伸也さんの明るさだけが清涼剤の戦中だなぁ。
東京から岡山・・そして大阪と大忙しの勇。
兄さんだから諦めた!!
勇、切なくて虹郎が良い。←ええ?
兄さん、あれから帰省してないのね。
自暴自棄なんだねぇ。
しかし学徒出陣が決まると、早いこと子孫を残さないと深津絵里さんの物語が始まらないじゃん。
ってことは・・・マッハで結婚が決まるのかしら。
融資して貰っているのに安子と結婚したら、雉真はどうなるんじゃろ?
HPにはるい(深津絵里)は母・安子を憎むと書いてあるんだよね。
今のところ、安子が憎まれるような母になるような気がしないんだけど。
でも娘にひなた(川栄李奈)と名付けているあたり、「ひなたの道を」ってことで、るいは稔と安子の子供なのかなと思うんだけど・・・・。
ああ、戦争が終わって欲しいけど、戦争が終わったら終わったで安子は戦争未亡人となり苦労するんだろうなと思っています。
それにしてもダイジェストなみに時間が進む。
今週は1年だ!と思っていたけれど、やっぱり1週1年でもスピーディだよね。
半年で母娘三代は難しいかもしれない。
もっと掘り下げて欲しいと思う。
・・・てか、半年もないよね。
5ヶ月とちょっと・・・。
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主題歌:「アルデバラン」AI
キャスト
橘安子(上白石萌音/幼少期:網本唯舞葵)
雉真るい(深津絵里)
ひなた(川栄李奈)
橘家の人々
橘金太(甲本雅裕)
橘小しず(西田尚美)
橘算太(濱田岳)
橘杵太郎(大和田伸也)
橘ひさ(鷲尾真知子)
雉真稔(松村北斗)
雉真勇(村上虹郎/幼少期:藤原詩音)
雉真千吉(段田安則)
雉真美都里(YOU)
柳沢定一(世良公則)
柳沢健一(前野朋哉)
語り(城田優)
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