「相棒20」 第6話 ネタバレ 感想~山崎警備局長から小説家へ

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 「マイルール」

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22年前、福山光一郎(菅原大吉)の娘・しおりは少年に殺害されていた。
連載中の小説は1年におよび後は最終回を残すのみとなっていた。
福山は少年の名前をつきとめ、現在はフレンチレストランのシェフとして店を構えていることを掴む。
小説の登場人物に出てくる苗字は、その元少年のの近所の人たちの名前だった。
最終回を発表すれば元少年にたどりつく。
福山の小説はマイルールがたくさんあり、それを考察すれば。
そいて22年前に娘が殺害されたことを発表すれば、元少年の居場所は聖地巡礼され、事件の犯人であることもわかる。
元少年・村上健一は殺害を認めた。
元少年は小説を読んでいた。
福山が毎月、月刊誌の発売日に元少年のポストに配達していたからだ。

しかし村上の妻はアリバイを主張。
小説のせいで体調を崩しレストランも休んでいたと主張
1ヶ月ほど前、福山はレストランにやってきた。
料理を食べることなく
「旨い店だ、今度私の小説にだしてやろう
ペンは剣よりも強しと言うが、実際にペンで人を殺せると思うか。
私は殺せると思う
次はいよいよ最終回だ
ナイフを肉料理に突き刺す」
ビビる村上。




そこへ村上の妻がやってきた。
「お代は結構です。
どうかお帰り下さい。」
村上の妻がやってきて頭を下げた。
あの小説を発売を差し止めできないかと弁護士を探していると話す妻
「22年前、謝罪の手紙に名前も住所も書かなかった
名前を書かずに謝罪ができるか。
裁判を有利にするために・・・:」
「申し訳ありません」
夫婦は並んで頭を下げた
「主人がしたことは絶対に取り返しの突かない過ちです
私も一緒に一生背負います
どうか。
どうかお帰り下さい」
その夜、福山と妻に申し訳ないと言いだし村上健一は自殺をほのめかしていた。

犯人は少年院の法務官・三上。

「運命の来る日」という小説は2年前に発表を予定されていた。
福山は2年前、少年院の三上を訪ねていたの完結に
そして三上から村上健一の個人情報を聞き出したのだ。
「結婚して名前が変わり小さなレストランを経営している」
と伝えただけだと三上。
その情報だけで十分だった。
旧姓は野間口、結婚して苗字が変わる。
福山は犯人である元少年を突き止めた。



法務官の三上はもうすぐ定年。
個人情報を漏らしたことが明るみにでるのはまずい。
三上は最終回を発表しないで欲しいと土下座をして頼んだ。
「私は彼を殺そうというんじゃない
ただ小説を書いただけだ
完全なフィクションだ。
私が持っているのはナイフでも拳銃でも毒薬でもない。
ただのペンだ。」
「そのペンが人を殺すんです
村上くんの人生を殺すんです」
「三上さん
あんたが心配しているのは彼のことじゃなくて自分の事かな
本当に心配いらんよ、三上さん」
三上は福山に襲いかかる。
そして殺害。
最終回の原稿と金を持って逃げた。

最終回の原稿は最後まで村上の名前は出していなかった。
主人公の名前はアンノウンのまま。
最後は自殺していた。



菅原大吉さん・・・山崎警備局長はどうなったんだろw
ま、もう二度と出てこないキャラだんだろうとは思ったけど。
最後、福山が元少年お許したのかそうじゃなかったのか。
最終回はミステリーではなく文芸作品みたいだった・・・て言うくらいだから、許せなくても自分の気持ちにけりをつけたってとこでしょうか。

元少年が少年院で生まれ変わろうが、14歳の娘が殺されたことを忘れられるはずも許せるはずもねーわ。
こう言っちゃなんだが、もっと日陰で生きていけなかったんでしょうか。
せめて東京から離れてさ。
店なんて出してんじゃないよ。
少年院で更生したら差別はしちゃ行けないかも知れないが、14歳の女の子の未来を奪ったかと思うと許せないわ。
もっと日陰の道を歩いていれば。

しかし奥さんは出来た人だなぁ。
ワタシなら結婚は無理だなどんなに好きでも、人を殺害しておいて結婚なんてあり得ないけど。

さて、しかし・・・最終回に元少年の名前が出てこなかったとしても、右京さんみたいに聖地巡礼する人はいるでしょう。
結局、レストランは閉店に追い込まれるかもしれない。
それは仕方ないことだと思う。
少年院を出たからといって更生された。
生まれ変わったなんて言ってはいけない。
一生償うしかないのよ。

既視感がないわけでもないが設定としては面白かったよ。
ハードル下げすぎてるんでしょうか。

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出演者
杉下右京(水谷豊)特命係・警部
冠城亘(反町隆史)特命係・巡査
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
青木年男(浅利陽介)
出雲麗音(篠原ゆき子)
小出茉梨(森口瑤子)
益子桑栄(田中隆三)
大河内春樹(神保悟志)
中園照生(小野了)参事官
内村完爾(片桐竜次) 刑事部長
日下部彌彦(榎木孝明)法務事務次官
衣笠藤治(杉本哲太)警視庁副総監
社美彌子(仲間由紀恵)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト:菅原大吉 ほか

コメント

  1. saki より:

    今回はまぁおもしろかったですねー
    大吉さん、亀山時代のマギーと出たのが印象的です。

    うんうん、私もなんで店なんて出してんのーって思った。
    そりゃね、更正したし反省もしてて、一度つまづいたら人生終わりなの?
    ってわけじゃないけど、
    少なくともオーナーシェフ的な仕事は、反省してるなら選ばないよなぁ。

    異論覚悟でいうと、月本幸子もそうでした。
    あれは確かにつきがない女性だったけど、
    人を殺めた手でつくったものを、わたしなら口に入れたくないなぁ…
    手先が器用なら木工の道とか、せめて理容師さんとか。
    なんで刃物使う業種につくのかなーというのも、疑問。
    偏見だとは思うのだけど、自分ならしないかなと。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      大吉さん、好きだけどすぐ殺されちゃって。
      最終話で元少年の名前を出さないって言っていれば殺されずにすんだのでしょうか。
      ネタバレしないのは小説家としてもプライドだったんでしょうかねぇ。

      幸子さんは確かについていませんでした。
      気の毒だなと。
      なにかをして働かないといけないのは確かなんですけど、雇われ女将よりたちが悪いかなぁ。
      好きは止められないにしても、結婚した奥さんもすごいなと。
      一生、主人とともに背負いますなんて言っていたけど、弁護士を見つけて出版差し止め・・・・ってそれはそれで自分たちの本性を晒すことになるし、矛盾があるなと思いました。