『カムカムエヴリバディ』 第8回 感想~安子の行動力、稔の優しさ。

スポンサーリンク

 第2週 「1939ー1941」

あらすじはコチラ→

店の商品が少なくなる
砂糖の配給が受けられず「たちばな」も大打撃を受けていた。
損ナナカ、金太が安子に砂糖会社の息子との見合い話を持って来た。
祖父は「政略結婚じゃ」と言う。
しかし金太と小しずも似たようなもんだ。
小しずは小豆農家の娘だった。
誰が見合いなんかするかと行っていた金太だが小しずの美貌に一目惚れ。
「ちなみにおじいちゃんとおばあちゃんは恋愛結婚」らしいw
金太はかわいい一人娘をしょうもねえ男にやる気はない。
人柄も良い。
婿に来て貰えて、安子と店を盛り上げて貰ったら、頼もしいと言う。

安子はそのまま店番へ。
小しずは安子を気遣う
何が安子の幸せかは安子にしかわからない。
だけどみんな安子の幸せを願っているので無理はしないでほしい。
夜、月明かり英語の辞書を開けて、裏表紙に「雉真稔」と手書きの文字を見つめる安子



朝、基礎英語講座の時間になっても安子部屋からでてこない。
”必ず今日中に帰ります
心配しないで下さい”
きぬちゃんのところに行く小しず。
縁談のことは無理しないようにいったのだけど・・・
「あほじゃな・・・
夜にはちゃんと帰って来る」
「きぬちゃん
雉真稔さんのこと」
「知っとったんかな」
小しずは安子が大阪にいると確信

安子は小さな手提げを膝に起き汽車に揺られる。
思い詰めた顔をしていた。
稔の手紙の住所を見ながら路地を進む安子
稔の下宿にやってきた。
ちょうど帰ってきた稔には、配達で大阪に来たついでに稔さんの住んでいる町を見てみようと思ったと伝える。
帰りの汽車が5時半頃ということで・・・映画に出掛ける二人。



モモケンの映画を見て、スクリーンにむかい拍手をしながらそっと稔を見る安子
向かい合って学生食堂のラーメンを食べる二人
「こんなとこで良かったのかな。」
「稔さんがふだん行きよる場所がええんです」
安子の様子が気になる稔
土手を歩く二人
「本当に旭川に似てる」
潮の香りがする。
「It’s smell like the ocean」
基礎英語講座で覚えたと笑う安子
「本当に毎朝聴きよるんじゃな。」
マントを脱ぎ安子の肩にかける稔。
「日が暮れたら寒い」
あかね色の川を見る二人
「Sunset. A beautiful sunset.
Do you see that beautiful sunset?」
「yes, I do.
I see a beautiful sunset over the river.」
夕日を見つめる安子と稔



灯りのともる駅舎に二人がやってくる
「気をつけて帰ってな」
マントを返そうとする安子。
「あ、着ていって。
それじゃまたね」
「はい
ありがとうございました、」
微笑み改札口に向かう安子
目で追う稔
席に着く安子
汽笛がなる
一点を見つめた安子の顔が歪む
波だがこぼれる
すすり泣く安子

テーマ曲が流れる
汽車が岡山に着く。
うつむいたまますすり泣く安子。
乗客は降りていく
人の気配がして
「すみません」
と顔を上げて席を立つと稔がいた。
「なんで」
「そね、ちいせえ鞄一つで配達もねーじゃろ
何で泣いてるん?
安子ちゃん
何があったん?」
安子は声を上げて泣く



切なすぎて儚すぎて優しすぎて泣いてまうやろ!
辛くて苦しいのに何も言えずデートして帰ってしまう安子。

配達という苦しい理由に心配しながらも何も聞かずに映画に連れ出す稔さん。
マントを貸してくれた稔さん。
同じ汽車に乗ったのに岡山まで声をかけなかった稔さん。
惚れてまうやろ!!!!
マントなんて貰ったら(いや返すつもりだっただろうけど)、忘れられないよなぁ。
嫁入り道具にもならんし。
夕日が美しい時間も二人きりの時間もすぐに終わってしまう。
儚いねぇ。

今回、アバンが長い!って思ったけど、オープニングを入れる場所も秀逸。
もし今日のオープニングがクレジットだけ入り、汽車に揺られ泣き続ける安子を写し続けていたら、ワタシは号泣していたかもしれない。
そして岡山に着いたら稔さん。
初恋はキュンキュンするね。
そして家柄の違い、戦争目前・・・・いろんなことが重なっているから余計に切ない。
切ないけど理解者で明るいきぬちゃんに救われた。
戦後も安子を支えて~~!!!




始発に稔のところまで行く安子の思いきった行動には驚く。
こんなおぼこい子が・・・と思ったけど、肝心なことを相談できない悲しさも、やっぱり安子だなぁって。
そこらへんのお芝居が上白石萌音ちゃんが上手で
彼女は初恋を演じさせたらピカイチではないだろうか。
彼女の素朴さ、そして涙に心を揺さぶられる。
朝ドラ女優は涙が綺麗なことが必須。
清原果耶ちゃんも。
少し前なら芳根京子ちゃんね。
「べっぴんさん」は後半アレ・・・でしたが、彼女の涙はホントに素晴らしかった。

2度目を見て・・・あさイチで西田尚美さんが泣いていたので2回目のほうが泣けてしまった。
鼻水がヤバいし、もうマスカラが取れているかもしれない。
信号待ちでなおそうw
出勤します(爆)


にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。

「おかえりモネ」感想はコチラ→

主題歌:「アルデバラン」AI

キャスト
橘安子(上白石萌音/幼少期:網本唯舞葵)
雉真るい(深津絵里)
ひなた(川栄李奈)
橘家の人々
橘金太(甲本雅裕)
橘小しず(西田尚美)
橘算太(濱田岳)
橘杵太郎(大和田伸也)
橘ひさ(鷲尾真知子)
雉真稔(松村北斗)
雉真勇(村上虹郎/幼少期:藤原詩音)
雉真千吉(段田安則)
雉真美都里(YOU)
柳沢定一(世良公則)
柳沢健一(前野朋哉)

語り(城田優)

コメント