「ブギウギ」 最終話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～最後は「東京ブギウギ」だけど義理と人情！？

最終週「世紀のうた　心のうた」

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スズ子はさよならコンサートをすることにした。
大野、小田島親子も駆けつけるという。
「マミー、もう歌絶対うたわへんやろ？」
ター坊はそんなことはない子守歌や鼻歌は歌うと笑う。

夜。パジャマで二人並ぶスズ子と愛子
「マミー、もう歌絶対うたわへんやろ？
どんな感じやろ
想像つかへんわ。
けど、それでええねん。
マミーがそないしたいたったらそれでええねん。」
「あんたなんでそないにええ子やねん。
誰が育てたんや。」
「マミーや」
「そやな。
マミーと愛助さん。
ダデーの自慢や」

コンサート当日
楽屋で愛子や小夜の手紙を読むスズ子。
そこにやってきた秋山、リリー、桜庭、林
再会に喜ぶ
「あんたはうちらの誇りや。」
と言う秋山たちに
「あんたらこそワテのスターや！」
と抱き合う。
「清く正しく美しくそして艶やかに。」
山下、坂口もやってきた。
山下はもう号泣。
「タケシが迷惑をかけて」←ほんまやで！

幕が開く。
シャンパンゴールドのロングドレスを着たスズ子がステージに立つ。
「たくさんの人が楽屋にきてくれました。
この人生きとったんか。言う人まで。
どの人が欠けても歌手として成立しませんでした。
ホンマにお客様お一人お一人に感謝して、頬ずりも着けて回りたいくらいですわ･･･。」
涙を流すスズ子に観客から声援。
秋山、リリー、桜庭、林、グッドラック松永
「もう何も言えまへん。
皆さん、皆さん今日まで応援して貰ろて
ホンマにありがとうございました！」
身を乗り出すおミネとパンパンガールズたち
涙を堪え拍手をする橘、涙を流す股野
「ワテかて皆さんのことごっつい応援してまっせ。
愛してまっせ。
ほなら歌わせて頂きます。
皆さん大好きなこの曲」

オーケストラピットに向かい合図するスズ子。
ピアノを弾く羽鳥善一。

「東京ブギウギ」
最初はしっとり。
2コーラス目からは
スリー・トゥー・ワン・ゼロ
で盛り上がる
観客は立ち上がり手を叩く。
茨田は座ったまま涙を浮かべる
涙を流しながら拍手する観客達。
大野は泣き、
愛子は
「マミー！」
涙を堪える茨田。
手を振り大きな投げキッスを贈るスズ子
跪き、手のひらにキスをしてその手をステージに置く。

この日、スズ子は羽鳥から贈られた全ての曲を歌った。

昼の食卓。
他愛ない話をするスズ子、愛子、大野、タケシ、小田島親子
「自分でやれることはやって。
やれへんことは助けてもうて
みんなに義理がある
その義理を果たすんが人情やと思う
せやからこの世は義理と人情だらけや。
というわけでおかわりや！」

終わりました。

最後のコンサートは･･･登場人物がほぼ泣いてんねんから、こっちもグッとくるね。
特に茨田さんね。
茨田さんだけ特別な雰囲気があった。
孤高っていうか。
橘先輩は秋山たちと一緒に楽屋に来てほしかったけどな。
服部隆之さんが指揮をして、グッドラック松永も、あの人もこの人もいたけど、「福来スズ子とその楽団」は･･･
オーケストラの中にいたと思おうか。
おでんやのおっちゃんはともかく、下宿屋ご夫婦の生死不明のまま。
小夜ちゃんも駆けつけるかなぁって思ったけど、駆けつけんかったね。
たださ･･･。あのメンバーで終わるのは違うと思うわ。
愛子、大野、許してター坊までやな。
小田島親子がいるのは違う。
義理と人情だからそこに小田島がいるのか？
義理と人情やはツヤの言葉やけど･･･。
義理堅いのはわかるけど、なんだかラストシーンは･･･ちょいと不満が残ったかも。

大阪時代のメンバーが出てくるとやっぱり懐かしい。
ワタシが好きだったのは大阪編だったかなぁ。
もちろん東京に進出し、俳優として成功、愛助との愛娘を授かり、歌手引退。
戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きた笠置シズ子さんのドラマティックな人生だったと思います。
後半･･･特に2月は。
てか、後半、スズ子はほぼ家にいた印象･･･。
もっと仕事っぷりも見たかったなぁ。

趣里ちゃん。
彼女はホントに所作が美しいです。
踊って歌う姿も舞台映えしますが、涙を拭ったり、愛子に触れたり。
些細な所作がこんなにも美しいのかと感じました。
大阪弁も「クセがある」と言われたりしておりましたが、ああいうセンテンスをきって喋る人っているしなぁ。
ワタシはちょびっとしか笠置シズ子さんがお話ししているところを見ていないけど、キャラとしているな～という印象。
そして東京に進出したのにずっと関西弁使ってて変って言っていた人もいるけど･･･。
昨日も書いた黒柳徹子さんは笠置シズ子さんに「大変でんなぁ」と言われたと証言していたので、ずっと大阪弁を話していたのでしょう。
ま、愛子が関西弁になるかどうかは別だけど（苦笑）
でも母（多分愛子ちゃんと同年代）がいうには、愛子ちゃんのモデルの人は大阪に住んではったというのでお得意ではあったかも。

んで、大阪弁。
なんでこんなに嫌いな人が多いんでしょう。
良いやん、東京で関西弁喋っても。
ってかワタシ、方言好きなんですよ。
関西弁に限らず。
沖縄も九州地方も中国地方も四国･･･北海道まで←諦めたｗ

そして趣里ちゃんはようやったと思います。
所作も美しいと言いましたが、横顔も好きｗ
あのお鼻が好き。
おでこも。
コケティッシュで可愛かったなぁ。

ただ･･･これは趣里ちゃんのせいではないが、スズ子･･･いくつなんやろ？って言うｗ
今年に入ってからは･･･愛子が8歳くらいやから40手前？
でも若いなぁ。
いや、朝ドラヒロインはいつも若いけど。
老けメイクもするほど年いってるわけでもない。
あれ？いくつ？
ってなってしもた･･･。
うん。やっぱり今年に入ってからはちょっと雑やったかも。

羽鳥先生は草彅剛で良かった。
彼は声が好き。
ひょうひょうをしていたり、嫉妬したり、音楽しか興味がなかったり、でも思いやりがあったり。
羽鳥先生はいつも変わらずスズ子と向き合ってくれたと思います。
理解者であり、親のような存在であり、でもチャーミングだった。

山下さんも、愛助は･･･遺影の写真がとっても良い！
あの箱根旅行は印象的だったし、水上くん、とっても良くなったなぁ。
子役から大人まで六郎もチャーミング。
USK時代の仲間もすごく良かった。

だけど･･･そばにいた小夜とタケシはなぁ。
なんだろう。
なんであんな性格なんだろう。
なんとかなんとか好きになろうと思ったけど、最後まで好きにはなれなかった
小夜ちゃんの中の人はとってもチャーミングなのに。
タケシは小夜ちゃんよりは登場時間も少ないし、演じる人によってはチャーミングになったかもな
中の人は嫌いではない。でも演技力は不足していたと思う。
コメディで落とすのは難しい。
オチの部分を担当することもあったタケシ役は新人には難しいのでは？
月曜日にタケシを見たら･･･濱田岳ならなと夜「春になったら」を見て思ってしまった。
火曜日にタケシを見たら･･･泉澤祐希ならと「マルス」を見て思う
水曜日にタケシを見たら･･･若いころの寺脇康文ならと「相棒」を見て思う←ネタないんやろ？
木曜日にタケシを見たら･･･若いころの佐々木蔵之介ならと「グレイトギフト」を見て思う。←無理するな。
金曜日にタケシを見たら･･･磯村勇斗ならと「不適切にも程がある」を見て思う。←もうエエてｗ
少し時期尚早だったような気がする。
タケシはオーディションだったのか、バーターだったのか？
ちょっと気になるｗ←いけずやなｗ

それでもステージは楽しかったし。
最後のステージも良かった。
「東京ブギウギ」は観客にいる懐かしい人の顔もあいまって泣けてきた。
じんわりね。
じんわり。涙はでなかったけど、ツーンとはした。
ドラマとしてはエピローグをつけたくなるものかもしれんけど、ステージで終わったら最高だったんじゃないかな。

さて、次の朝ドラ「虎に翼」
こちらの前情報を全く仕入れてません。
楽しくなるといいなぁ。

完走された方、お疲れ様でした！
また来週！

ブギウギの感想はコチラ→☆

主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里

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キャスト
花田鈴子（趣里/少女時代：澤井梨丘）
花田愛子（このか）
花田梅吉（柳葉敏郎）
花田ツヤ（水川あさみ）
花田六郎（黒崎煌代/幼少期：又野暁仁）
村山愛助（水上恒司）
茨田りつ子（菊地凛子）
大野晶子（木野花）
羽鳥麻里（市川実和子）
羽鳥善一（草彅剛）
山下達夫（近藤芳正）
棚橋健一（生瀬勝久）
水城アユミ（吉柳咲良）
股野義夫（森永悠希）