最終週「世紀のうた 心のうた」
あらすじはコチラ→☆
羽鳥は麻里からスズ子に、スズ子は茨田から羽鳥に報告と話をするべきだと言われていた。
スズ子はきちんと羽鳥に話そうと玄関を出た時、羽鳥が立っていた。
対面する二人
「君が僕のもとからいなくなってしまうのが、怖くてたまらなかったんです。
だって君との新曲がないだけで、世間は僕をスランプと言う
君が女優業に邁進すれば羽鳥善一は捨てられた
中でも一番耐えられなかったのは、ブギ=福来スズ子になってしまったことだ
君にさまざまなブギを提供すればするほど、ブギは君のものになった
僕はいつしか君に嫉妬していたんです。」
「先生・・・」
「そしてそんな時に君は僕に一言もなしに引退まで決めてしまった。
それで僕は激しく動揺してしまって、絶縁だなんて。
全くどこまで小さい人間だなんて今回のことをで思い知ったよ
福来君嫌な思いをさせてほんとに申し訳なかった。
僕はまだまだ君と楽しみたかった
君と一緒にもっともっと歌を作りたかった。
本心はただそれだけなんだ。
だから僕こそ、君に感謝しなければならない。
君が歌ってくれなければブギはここまで流行らなかったんだからね
福来君、今まで僕を楽しまれてくれてありがとう
羽鳥善一という作曲家を作ってくれたのは紛れもなく君です
深く感謝します。
今までホントにありがとう
ありがとうございました」
「先生、お顔をあげてください。
先生が正直に言うてくれはったから
ワテも正直な気持ちを話します。
ワテは何度も先生に救って貰いました。」
回想~六郎の歌、東京ブギウギなど・・・
「せやからいうわけやないんでっけど、ワテ先生の作られた歌だけ歌ってきましたんやで」
「僕の歌だけを・・・言われてみれば・・・」
「ワテは先生の作ってくれはった歌だけ歌いたかったんです
ワテを一番輝かせてくれはるんが先生ですねん
先生とワテは人形遣いと人形みたいな関係やと思ってます」
「僕は君を人形だなんて思ったことは一度もない」
「よろしんです。
茨田さんも言うてはりました。
先生にとって歌い手は歌の一部やて」
「そんなことは・・・」
「それでよろしんです
それがよろしんです。
ワテはいつまでも先生の最高の人形でおりたかったんです。
せやけどもう無理ですわ。」
「待ってくれよ
そんなことは断じてない。
最高かどうかなんて、どうだっていいことじゃないか」
「ようないんです。
ワテにとってはようないんです。
ワテはお客さんの前に先生にとっての最高の歌手でおりたいんです。」
「君は僕にとって最高の歌手だよ」
「ありがとうございます。」
堪えきれず涙をこぼすスズ子
「せやけどそうでないんは・・・ワテが一番ようわかってます。
「全く・・・なんてこった。
君はそんなことで歌手を・・・」
「へへ・・・
先生に負けへんぐらいしょうもないことでっしゃろ
さすがに恥ずかしいて会見ではよういいませんでした。
先生、福来スズ子という歌手を作って下さってほんまにありがとうございます。
福来スズ子がこれだけの歌手になれたんは紛れもなく、羽鳥善一という大天才の作曲家おかげです。
今までほんまにありがとうございます。
先生のおかげでワテ最高に楽しい歌手人生を送れましたわ。
ホンマに。ホンマにありがとうございました。」
「最後にもう一度だけこんなにしょうもない僕と遊んでくれないか
僕はね、君と一緒にお客さんに感謝をしたい
引退会見だけじゃだめだ
最後に一度お客さんの前で歌って思いっきり楽しく終わろうじゃないか。」
はいよろしゅう頼んます。」
「そうだよ福来君」
両手で握手して泣きながら微笑み合う。
明日は福来スズ子のラストステージで最終回を迎えるんですね。
今日の出演者は5人だけ。
8割、スズ子と羽鳥先生でした。
オープニングのお人形はそういう意味でしたか。
伏線回収・・・と言いたいところですけど・・・。
いや、そのセリフのせいで、月曜でもないのにロングバージョンのオープニングだったんでしょうか。
スズ子・・・ずっと茨田さんを頼ってましたね。
ラストステージでは・・・茨田さんも駆けつけてくれるのかしらね。
昨日の「徹子の部屋」は徹子が愛した人たちってことで、淡谷のり子さんご出演の放送がありまして。
徹子の母(チョっちゃん)の先輩が淡谷さんで、徹子は「目のありかをはっきりせねば」と淡谷さんがメイクをしているのを子供ながらおもしろがったとか。
そんな徹子は駆け出しの女優の時、なんどもNGを出して、当時は大人気歌手だった笠置シズ子さんに
「大変でんな」と言われたと言っていた。
あれだけの大物なら怒ってもおかしくないのに「大変でんなぁ」といたわってくれたのが、思い出に残っているそうで。
徹子には人の話をきくだけでなく(聴いているようで聴いてない。聴いてないようで聴いている気もするが)、もっといろんなことを話して欲しいね。
あ、話が逸れました。
服部良一さんと笠置シズ子さんはしばらく絶縁状態だったみたいだけど、ドラマではそういうわけにもいかないので、ラストは引退コンサート。
予算にもよるけど・・・やっぱり引退コンサートは盛大にやってほしい。
羽鳥先生のパーティとか歌合戦みたいな「ちょっとショボいな・・・」なんて感想は書きたくない。
NHKホールでやって欲しい!!←それは無理か?
朝ドラの予算は最初に決まっているそうで、ロケが多すぎたら予算がなくなるとか。
今回はどうでしょう?
視聴者にとってはそんなこと知ったこっちゃないので、最後まで楽しませて欲しいわ。
羽鳥とスズ子の絆は深いものだとはわかったけど・・・。
でも羽鳥(服部)さんは、「蘇州夜曲」が自分の最高の一曲だと言ってはる。
ワタシも「蘇州夜曲」は最高に好き。
歌い手は歌の一部なのは良いとして、羽鳥さんはスズ子だけを特別と思っていたわけではないような気がするわ。
ま、少し特別かも。あ、知らんけど(爆)
明日のコンサートは純粋に楽しみたいッス。
スリー・トゥー・ワン・ゼロ!!
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キャスト
花田鈴子(趣里/少女時代:澤井梨丘)
花田愛子(このか)
花田梅吉(柳葉敏郎)
花田ツヤ(水川あさみ)
花田六郎(黒崎煌代/幼少期:又野暁仁)
村山愛助(水上恒司)
茨田りつ子(菊地凛子)
大野晶子(木野花)
羽鳥麻里(市川実和子)
羽鳥善一(草彅剛)
山下達夫(近藤芳正)
棚橋健一(生瀬勝久)
水城アユミ(吉柳咲良)
股野義夫(森永悠希)
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