「ブギウギ」 第122話 ネタバレ 感想~「ワテ、歌手を引退しようと思います。」

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最終週「世紀のうた 心のうた」


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オールスター男女歌合戦を全力で歌いきったスズ子の評判は最高のものとなった。
水城アユミと股野は感動したと楽屋にやってきた。
アユミはスズ子のように自分の曲ひとつで楽しんで貰う歌手になれるように勉強をすると伝える
年が明け、紙面には「ブギの女王復活」の見出しが踊る。
羽鳥もその記事を読んでいた。
しかしスズ子はあまり嬉しそうではない。
そして羽鳥家を訪れた。
「ワテ、歌手を引退しようと思います。」
「待って。どういうこと?」
「理由は年末の歌合戦で、燃え尽きたと思いますねん。」
「素晴らしかったじゃない。」
記事を見せる麻里
「多分、もうこんなふうには歌われへんような気がするんですわ。
ワテはあの子から・・・。
水城さんからとてつもないエネルギーをもうて、あれだけのステージができたんやと思います。
あれ以来、なんや体にも力が入らんのです。
今までは放心しとっても次はこうやったろなんて思えたけど
今回は、もうええか。もうええやろ
ワテようやったんちゃうかって気持ちでいっぱいなんですわ」
表情を変えずスズ子を見ている羽鳥

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「僕はね。
もしかしたら福来君は今までと違った気持ちであの舞台に立ったと思っていた。
決意というのかな。
そんな思いで歌合戦の舞台を見ていた。
でもまさか引退とは思わなかったね
それは全くの予想外でした
確かに水城アユミはすごかった
僕も聞き入った。
君がエネルギーを貰ったと言うのもわかる。
僕だって彼女の声には熱くなった。
でもね。
僕は君を引退させないよ。
君が引退すると言うことは
今まで作って来た歌を葬り去る事になる
歌を殺す事になる
そんなことは僕は絶対許さないよ
君が舞台で喜劇やろうが、映画女優をやろうが、僕は一向に構わない。
でもね君は死ぬまで歌手なんだ
歌を葬り去ることなんて絶対許さないよ
もしも君が本当に歌手を辞めるといいなら
僕は絶縁します
それじゃは僕は仕事があるから」
席を立つ羽鳥

一人、道を行くスズ子
ピアノの部屋でぼんやり座った羽鳥

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スズ子の家
愛子、大野、ター坊を前に改まって話をするという。
「ワテ・・・歌手を引退しようと思います。」
「引退って何?」
「マミーな、もう歌手をやめよう思てるねん」
「何を言っているんですか」
「本気やで。
今日、羽鳥先生にも話してきました」
「やめてどうするんですか。」
「女優さんの仕事をしていこうかなと
幸い、頂けるお仕事もあるし」
「僕は認めない!」
ター坊が出て行く
「ああ見えて一番間近で歌手お福来スズ子さんを見てきた人ですからね」

就寝前
「マミー引退したらもう歌は全然歌わへんの?」
「愛子はマミーが歌手辞めるの反対か?」
「マミーが嫌やたらやめていいと思うけど
マミーの歌が聴かれへんようになったら寂しい。
あ、せやけど。
ほんまにマミーが嫌やったら辞めていいねんで。」
愛子を抱きしめるスズ子。
「どないしたん。
震えてるで」

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羽鳥先生が反対するのはわかるけど、ター坊が「僕は認めない」って言って怒ってもなぁ。
今までのステージの中で一番良かった!ってター坊に何がわかんねんって思ってしまう(苦笑)
スズ子の仕事が減っていたのは、マネージャーの手腕やないの?とも。
ター坊・・・もうちょっと魅力的な人だと良かったのに。
大野さんはすごく魅力的なんだよね。
これは役者の差なのか?
そりゃ百戦錬磨の木野花さんと新人に近い三浦りょう太と比べるのは酷だけどさ。

スズ子の放心状態から回想シーン。
そして羽鳥家へ
ここまでの心情はよくわかる気がした。
もうこれが限界か。
これから伸び盛りの歌手と同じ舞台で歌うのはキツい。
これ以上、自分には伸びしろがないと思ったのか。
もちろん、そんなことはなくて。
動き回れなくても歌には深みがでるかもしれなくて。

しかし羽鳥先生は静かに「許さない」とおっしゃる。
それは歌を殺すことになる。
あるときから羽鳥先生はスズ子に当て書きしていたのかも。
自分を重ねていたののかも
涙を流して羽鳥を見ていたスズ子。
それでも気持ちは変わらない。
もう歌えない。
最後に愛子が
「寂しいけどマミーが嫌だったら辞めてもいいねんで」
愛助のDNAが言わせた言葉かもしれない。

ああ、そして最後の引退を告白するシーンに小田島親子がいなかったのはちょっとだけ安心。
どこに行ってたか知らんけど(苦笑)

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主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里

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キャスト
花田鈴子(趣里/少女時代:澤井梨丘)
花田愛子(このか)
花田梅吉(柳葉敏郎)
花田ツヤ(水川あさみ)
花田六郎(黒崎煌代/幼少期:又野暁仁)
村山愛助(水上恒司)
茨田りつ子(菊地凛子)
大野晶子(木野花)
羽鳥麻里(市川実和子)
羽鳥善一(草彅剛)
山下達夫(近藤芳正)
棚橋健一(生瀬勝久)
水城アユミ(吉柳咲良)
股野義夫(森永悠希)

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