「ブギウギ」 第34話 ネタバレ 感想~”全く愛してないんです。”さよなら中山

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第7週 「義理と恋とワテ」


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羽鳥と藤村はスズ子のための新曲「センチメンタル・ダイナ」を早くスズ子に歌って欲しいと言う。
「君が歌わないとこの歌は完成しないよ!」
「ワテには歌う資格ありまへん。ワテは無責任なことをしてしまいました。
ほんまにすんまへんでした。」
スズ子は梅丸にも日宝にも義理を欠いた行動をしてしまった自分には、もう歌う資格がないと言う。
こんな人間の歌、誰も聴きたくないはずだ。
「僕が聴きたいんだよ。
これからも人生はいろいろあるよ。
嬉しいときは気持ちよく歌う。
辛い時はやけのやんぱちで歌う
僕たちはそうやって生きていくんだよ」
羽鳥はスズ子の気持ちがそういうことなら、ちょっと変えようと藤村に提案。
藤村はもう書き換えてるよ!
明日には完成するよと答える。

それより細君がカンカンなのではないか?
羽鳥は時間を見て、今日はカツオを寝かしつける係なのだと慌てる。
「これを見て君の気持ちが変わらないなら仕方ない。
申し訳ないけど、僕は君のただのファンだから客として君の歌を聴きに行く!」
慌てて部屋を出て行く羽鳥
「悪くないセッションだった
ダイナ!じゃあな!」
楽譜を見るスズ子

稽古場で中山と踊る秋山
「公私ともに僕のパートナーになるべきだ。
君のためにも。」
「ほんまにうちの為ですか」

下宿の2階
ダイナの譜面を見て鼻歌を歌うスズ子
「ほんまええ歌や」
そこへ秋山が帰ってきた。
「日宝はどないなったんですか?」
「どうも・・・なってへんわ。
あんたはどやねん。
中山さんのプロポーズ」
「ウチは断ろう思てます。
今日、窓から飛び出して行く福来さんの姿みて
アホか思ったけど、なんかエエなって思った
ウチもあないに自分の気持ちに正直に生きていきたいな思ったんです。」
「中山さんのことを好きやあらへんのか?」
「好きですよ
尊敬もしてます
せやけど何でかあの人とおつろ
自分らしくおられへんっっていうか
自分がどこにおるかわからへんようになるいうか
なんやうまいこといえませんけど」
「それや。」

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日宝の本社社長室
スズ子は日宝の誘いを断る。
「梅丸に対する義理か?」
「それもありますけど。
やっぱりワテは羽鳥先生の歌を歌いたいんです。」
田中は週刊誌の記事を出す
「師弟愛を超えた関係なんだろ?」
「超えてませんけど!!
別にそう思われるんやったらそれでもけっこう。
とにかくワテは梅丸に残ります。」
「あの給料じゃ足りないのか!」
と感じの悪い田中を制止した社長
「残念だが仕方ない
あんた以上の歌手を育てるしかないな」
「ほな失礼します。」
廊下を歩くスズ子を松永が呼び止める
「スズ子!
まさかとは思うけど、僕が君の気持ちに応えられなかったからってことはないよね。」
「それは・・・ないです
ホンマに羽鳥先生の歌を歌いたいんです。」
「よしオーケーだ。
とても残念だけどやっぱいスズ子のベストパートナーは善一なんだな。悔しいけど梅丸で頑張ってくれ。」
スズ子に手を差し出す松永
「僕はずっと応援しているよ。」
握手をするスズ子
「はい。見に来て下さい
グッドラック。」
「グッドラック」

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「ホンマにごめんなさい。
ウチ中山さんの事はホンマに尊敬してます
中山さんみたいなダンサーになりたい
せやけどウチは自分が一番輝ける生き方をしたいんです」
「僕と入れば君は・・・」
「輝けません。」
「君は僕を愛していたんじゃないのか?」
笑顔を向ける中山
「今は・・・愛してないです
全く愛してないんです。
ごめんなさい。」
出て行く秋山
崩れる中山

おでん屋
「大阪帰る!?」
「ウチやっぱり大阪で男役としてずっと踊って行きたいんです。」
「踊るだけやったら中山さんでも・・・」
「なんやかんやいうてウチ、大阪の水が合うてるんやな
やっぱり自分が自分らしく生きられるのは大阪やなって」
「ほうか。
ほな頑張ってな。」
「はい、福来さんも」
おでん屋のオヤジは餞別におでんを出してくれた。
桜舞い散る中笑う二人。

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悲しい時、辛い時は「やけのやんぱちで歌う」これは、スズ子の人生においてエエ言葉を貰ったんやないか?
羽鳥だってこれから先はいろんなことが起きるだろうし。
この時代を生きていた人は・・・べつに有名人でなくてもこれからの人生に影を落とす。
それでも「歌いたい」「歌を聴きたい」って気持ちがあるんだろう。

スズ子の初恋は綺麗に終わった。
松永はスズ子にエールを送った。
これからもスズ子を応援してくれるだろうし、スズ子の歌を聴きにきてくれるかもしれない。
それに比べ中山は・・・w
「今は全く愛してない」
は気持ち良かったなぁ~(爆)
ちゃんとフラれたってわかってくれるよね。
ストーカーにならんといてや!

「僕を愛してたんじゃないのか」
いやいやいや。
秋山の表情を見てないのが中山らしいよね。
崩れ落ちるのも綺麗だったねぇ。
さすがダンサーw
今までモテてきたんかもな。
秋山は東京に見切りを着けられたのは、もう中山と踊れないと思えたからで。
それは感謝しましょうw

スズ子も秋山も一皮むけた活躍を見たいな。
スズ子は秋山がいたから頑張れたし、秋山はスズ子がいたから頑張れたんだろうけど。
これからは一人・・・。
一人ではないか。
いろんな仲間と一緒に頑張るんやな。
明日は「ダイナ!」を聴けるのかな。
ますます楽しみ。

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主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里

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