相棒22」 第18話 ネタバレ 感想~また養護施設つながり。さすがに多すぎ

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「『インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム』


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爆発事件の唯一の被害者の牧野は元警察官だった。
牧野が警察を辞める前、牧野のパワハラで金森巡査の自殺していた。
柿沼という巡査も退職。
金森と親しくしていたらしい。
直後、城北中央署の職員寮が爆破する
職員寮のゴミ置き場が爆破され、けが人はし。
ゴミ収集が午後になることを犯人は知っていた。

IQ150の天才少年・山田(中川 翼)の取り調べをする右京。
全て死者がでないように配慮した。
爆弾に金属片を入れれば、牧野だって殺せたが、重症にとどめた。
牧野は城北中央署の警察官
山田市長のご子息は署長
二人とも城北中央署の関係者
職員寮で自殺した新人警察官の関係者ではないかと右京が聞く
「杉下さん、僕は事件について何も話さない。
それがこのゲームのルールです」
「共犯者がいることはわかっています
まだ続けるんですか?」
「最後の爆弾は16時に爆発します」

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金森巡査が育った東都愛育園を訪れた右京と薫
金森は親の虐待を受け5歳の時に施設に入所
とても正義感が強く正義の味方になると警察官になった。
18歳で退所したのち誰も頼れず生きて行く。
世間からは透明人間に見られる。
西洋では「インビジブルピープル」と呼ばれるらしい。
金森には弟のように可愛がっていた人物が2人いた。
山田希望と本城卓
金森の葬式のあと、本城は退職
「今思えば葬儀のころから、山田と本城の様子がおかしかった。
その後、退職して連絡がとれなくなった」
と園長先生。

伊丹らは警察を辞めた柿沼を訪ねる。
「パワハラなんてもんではなかったですよ!」
理不尽な暴力。
犯罪と言って良い
牧野は独身寮の主
上の人間には媚びへつらい
下の人間には厳しい
金森は抗議し、目をつけられた。
毎日続く暴力。
金森の心が本当に折れたのは警察署長の一言
「君は施設で育ったそうだね。
だから常識がないの?」
それで絶望した。
遺書がなかったのを良いことに、自殺の原因を追及しなかった。
慣れない環境に適応できず心を病んだ
幸い彼には遺族はいない。
それで柿沼も警察を辞めた

右京と伊丹は連絡を取り合う。
右京は本城の働く会社に思い当たることがあった。

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取り調べ室では山田が
「爆弾はこの警察署に仕掛けています」
と自供を始める。
そこへ右京と薫が入ってきた
「本城卓さん今、共同墓地にいるんじゃないですか。
金森さんの無念を晴らそうと。」
爆弾も爆弾処理班が処理した、
「城北中央署に自由に出入りできるように本城さんを設備業者に就職させたんですね」
「愛育園に行ったんですか」
「ずっと疑問だったんです」
金森さんのことで牧野さんや城北署に恨みがあるのはわかる。
しかし署長の実家に爆弾を送りつけるのには少し疑問があった。
生い立ちを聞いて腑に落ちた。
山田は生後すぐ愛育園の前に置かれていた。
法律にのっとり、その首長が名付け親になる。
つまり山田市長は山田希望の名付け親だった。
どういう名前にするかずいぶん悩んで、最後は施設まで行って山田の顔を見て名付けた
苗字は自分と同じ山田
希望と書いてのぞみ
「署長の名前、知ってますか?
まさよし=正義って書くんです。
僕が希望であいつが正義
罪深いと思いませんか?
すぐ捨てられるなら生まれなきゃ良かった」
「生まれてこなかった命なんてありません」
「僕がそうなんです
君は神様から授かったたぐいまれなる才能を持っています」
「それがどれだけ邪魔だったか」
すぐに何でも覚えられるため、先生の授業が退屈だった
テストは5分で溶けてしまう。
そんな能力のせいでクラスメートからも先生からも気味悪がられて、いじめられるようになり、学校に居場所をなくす。
「僕も幼いころ、同じような経験をしました。」
と右京
「でも僕にはもう一つ
親がいないってハンデがありました
人間ってなんで人を差別するんでしょうね
卓君は小さい頃、体が弱かったんです。」
施設育ちの二人はイジメの標的となった。
それを助けてくれたのが金森
山田は何度もリストカットした
その度に金森から説教された。
命は大切だ
「自分はあんな風に死んでおいて。
あの強い人ですら生きられないんです。
この世の中は」

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「牧野をあえて殺害しなかったのはどうして?」
薫が聞く
「怪我を負わして一生自分が犯した罪を後悔させるためです。」
「牧野がやったことは重罪。署長も。
でも君がやったことも重罪なんだ。」
「もう質問は終わりですか。」
山田は改造銃を薫に向ける
「改造銃ですが、十分人を殺せます。」
自分の頭に銃を突きつける。
「杉下さん
この勝負、僕の勝ちです」
「銃を下ろしなさい」
「何があったか世の中の人に教えて下さい」
「それは君が裁判で証言するんです」
「罪を償えばやりなおしできます。」
「杉下さんも綺麗ごと言うんだ」
「信念を伝えることは大人の責任です
君の未来はあります。
金森さんが言ったとおり希望はあります。」
「黙れ」
「希望はあります。」
「やめろ」
「希望はあります。」
「やめて下さい」
徐々に山田に近づいた右京は山田の手を掴み銃をもぎ取る。
山田を抱きしめる右京
「希望はあるんですよ。」

山田署長は警察署をでようとする。
そこに立ちはだかる右京と薫
「僕がここにいたって仕方ない」
「あんたがいなければ今度の事件は起きなかった。
薄汚い隠蔽工作を調べるためにおっそろしい監察官が来る」
ビビる署長

数日後、新聞には山田市長辞職。
山田署長の隠蔽工作も報道されることに。

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ギフテッドみたいな山田君にクラスメートが「?」と思うのは良いとして(イジメも暴力もあかんけど)担任教師はあの対応で良いのか?
もっと伸ばしてあげるように指導したくない?
すごい子が出てきてんで。
子供と一緒に気味悪がってどうなんだ。

それにしても施設育ちの犯人はもう良い。
毎年やってない?
毎年施設育ちあるよね
今シーズンはほっぺ丸が殺人マシーンになった回。
犯人は施設に子供を預けた母親だったけど。
今シーズンだけでも養護施設がらみが2回目ってのはどうなんだろう。

施設で育った子がパワハラ(ほぼ犯罪行為)で自殺。
その復讐を施設で育った仲間がする。
さすがに養護施設に対する色眼鏡が過ぎるんじゃね?
まっとうに真面目に生きて幸せになっている子もいるだろう。
なんだかなぁ。
3人の繋がりが養護施設かと思ったところで・・・もう食傷気味。

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出演者
杉下右京(水谷豊)
亀山薫(寺脇康文)
亀山美和子(鈴木砂羽)
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
出雲麗音(篠原ゆき子)
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甲斐(石坂浩二)

ゲスト:中川 翼 吉田日向 升 毅

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