「相棒19」 第18話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～屋上で自首を勧めてはいけないってば。

「選ばれし者」

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黒岩（上杉祥三）も殺害されてしまった、
『魔銃録』という人気小説の作者・笠松剛史（真田幹也）に資料を横流しし殺害したのも黒岩かと思われた。
しかし右京は、銃器の脅威についてみんなが考えなければいけない。
力のないものが暴力によってふみにじられないようにと語っていた黒岩が笠原を殺すことはないのではないかと考えた。
犯人は久保塚雅美（前田亜季）
久保塚はアメリカ留学中にホールドアップされた経験があった。
その時突きつけられた拳銃がデューク。
その後、苦しむことになった久保塚だが、恐怖心を克服しようとした。
留学していた大学の周辺を調べるとｶガンクラブで拳銃を撃つ前田亜季の姿があった。
笠原殺害で聞き込みにきた冠城は前田亜季からガンオイルの匂いがしたのを思い出した
黒岩の同僚でもなく拳銃に触るのも嫌いだと言っていた前田亜季からなぜガンオイルの匂いがしたのか
厳重な警備の科捜研から拳銃を持ち出すのは不可能。
同じ線条痕を残すには、拳銃を分解して、同じ銃身を持ち出せし別の銃器で殺害すればよい。

笠松に科捜研の極秘資料を渡し小説を書かせた。
笠松は小説が売れ反響が大きくなり怖くなった。
「今ならまだ大した罪にはならない」
自首を口にする笠松を殺害。
強盗に見せかけるためバッグなどを窃盗。
ここで実験を終わらせることはできない。

犯行後、分解したデュークを組み立てるのにガンオイルを使った。
組み立てた拳銃を科捜研のロッカーに戻した。

笠原に熱狂的なファンレターを書いてきた人物にも拳銃を渡す。
拳銃を欲しがっている人物に銃を渡したらどうなるのか。
犯罪を欲しがるのか。
これは実験だ。
前田亜季の理解者だった黒岩は、彼女が研究者としての立場を利用して殺人するとは思えない。
しかし・・・黒岩もガンオイルのことい気づいてしまった。
科警研の屋上で自首を勧められた。
ここで実験を終わらせるわけには行かないともみあいになり、黒岩を弾みで突き落としてしまった。

前田亜季は暴力に屈したことが悔しかったと言う。
冠城は銃を突きつけられたらみんな無力だというが、その時、警察官や友人は日本は平和ボケしていると言われていたのだ。しかし・・・右京さん、説教！！

日本は平和ボケって言われたこと。
拳銃をつきつけられて何もできなかったこと・・・で・・・実験。
わからん。
それで屈辱を感じるとか。
鞄だけとられて、命はあって良かったと思うべきではないのか。

それが研究や科捜研に突き進む前田亜季・・。
研究をした経緯は何回言われてもよくわからないし、殺人の動機は・・・実験を終わらせないためっていうより、口封じよねぇ。
『魔銃録』も売れない小説家に書かせず、ペンネームかなんか使って自分で発表したら良かったのに。
前田亜季ちゃんはいつまでも透明感があって良いんだけど・・・今回の話はちょっとわからんな。
だけど、犯人っぷりは良かった・・・・。

ところで・・・こでまりの女将も出雲麗音も最初と比べてキャラが変わってきたなぁ。
特に出雲さん。
すご～～～く良いなって思う時もあれば、今日の「私撃たれたことがあるんです！」と容疑者逮捕の時のセリフは微妙だなって思う時もあって。
色々修正しているのか、脚本家さんたちの中でキャラを特定できないのか。

来週は拡大SP
石丸さん回は完結するみたいですが、期待しても良いのかなぁ～！？
拡大といっても9分だけだし、最終回に続く！ってなりそうな気もするけど・・・。
冠城、卒業せずに続投なんでしょうか。
そこも気になる今シーズン！

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出演者
杉下右京・・・水谷豊 　特命係・警部
冠城亘・・・・反町隆史 特命係・巡査
伊丹憲一・・・川原和久 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
芹沢慶二・・・山中崇史 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
角田六郎・・・山西惇 　組織犯罪対策部組織犯罪対策五課 課長・警視
青木年男・・・浅利陽介
出雲麗音・・・篠原ゆき子
小出茉梨・・・森口瑤子 こでまり女将
益子桑栄・・・田中隆三 鑑識課・巡査部長
大河内春樹・・神保悟志 警務部 首席監察官・警視正
中園照生・・・小野了 　刑事部参事官・警視正
内村完爾・・・片桐竜次 刑事部長・警視長
日下部彌彦・・榎木孝明 法務事務次官
衣笠藤治・・・杉本哲太 　警視庁副総監・警視監
社美彌子・・・仲間由紀恵 総務部広報課 課長・警視正
甲斐・・・・・石坂浩二 警察庁長官官房付

ゲスト
久保塚雅美(前田亜季）
黒岩雄一(上杉祥三）
笠松剛史（真田幹也）
楠木正治（緒口幸信）
川合智己