世界選手権2018 男子シングル結果 感想~ネイサン、春のクワド祭り(涙)

スポンサーリンク

フィギュアスケート世界選手権2018 男子シングル結果

1位 ネイサン・チェン 321.40
2位 宇野昌磨 273.77
3位 ミハイル・コリヤダ 272.32
4位 オレクシイ・ビチェンコ 258.28
5位 友野一希  256.11



13位田中刑事 236.66
14位ヴィンセント・ジョウ 235.24


19位金博洋 chn中国 223.41

ひでーですよ。
ひでー自爆大会でしたよ。
五輪開催の年開催の世界選手権らしく、有力選手の出場が少なく、若い世代が表彰台を狙える大会となりました。
男女ともにここまで自爆する大会も珍しいなぁ。



1位ネイサン・チェン
五輪の団体、個人のショートから、笑顔のネイサンに胸アツ。
合計6本のクワド。
これで見納めかなぁ。
ルール改正でクワドの本数は制限されるんじゃなかろうか。
最後の最後にきちんと決めたただ1人の人・ネイサン。
笑顔で終わってよかった!
ネイサンがいなければ、この大会はもう・・・・。
ISUもホッとしたんではないでしょうか。
クワドが制限されたとしても、ネイサンのスケーティングはトップ選手のひとりであることは変わりない。
スケーティングもそうだし、体の使い方も洗練されていて、ジャンプだけの選手ではない。
誰が出場していても、今回の王者はネイサンだったと思う。
他の選手が自爆しなくても、今回の優勝はネイサンだっただろうな。

2位宇野昌磨
1位との点差は50点近く。
足の痛みを言い訳にしないけれど、昌磨を支える美穂子先生のあの気遣いようを見ていると絶対に足は痛かったよね・・・。
今シーズンの昌磨の働かされっぷりは異常。
本人も真央ちゃんと一緒で、試合に出て調整するタイプ。
試合勘を大切にする選手なんだと思うけれど、もう二十歳になったし、来シーズンからは休むことも考えないと、怪我してからでは遅い。
泣いてしまった昌磨。インタビューでのマイクの持ち方が可愛い昌磨。
昌磨はここまで正統派プログラムが多かったですが、ちょっとおもしろいプログラムに挑戦してはどうでしょう?キーガン・メッシングとかフェルナンデスとか。
昌磨の表現力の幅を見てみたい。
とにかくゆっくり休んで。
トヨタのバックアップもあるだろうから、調子が悪かったらアイスショーなんて出なくて良いんだよ。
と思いつつ、淡々とアイスショーもこなすんだろうな。
昌磨にはスケートを長く続けて欲しいので、美穂子先生、無理な場合はきちんと止めたってください!!



3位ミハエル・コリヤダ
五輪の成績で国内で叩かれたというコリヤダ。
今回もクワドが・・・。
4ルッツの成功率が低いのにプログラムに入れ続けているんだけど、これが他のジャンプに影響しているんじゃないだろうか。
期待してんだけどなぁ。
そろそろ完璧なコリヤダを見てみたい。
そして同じくロシアのドミトリー。
彼はもしかして台乗りもあるかも?って思ったんですが・・・・ねぇ。
アメリカは男子選手が盛り上がってきたら、女子選手の有望選手が失速。
ロシアは女子の盛り上がりに対し、男子が・・・。
そう思うと、バンクーバー世代からソチにかけての日本ってすごかったんだなぁ。

ビチェンコ、友野くん、ヴァシリエフスは頑張りましたなぁ。
特に友野くん。
補欠でここまで活躍した選手をあまり知らない。
準備期間が短いのにここまでまとめるとは。
それとも年末にはもう知っていたのかなぁ(苦笑)
どっちにしろ、友野くんの頑張りには涙が出そう。
フリーの一本目のジャンプでヒヤッとしましたが、あとは加点が付くジャンプばかり。
ステップでのレベルは取れなかったものの、この大舞台でシニア一年目でSBを大幅に更新出来る選手なんていないぞ。





そして、ヴィンセント・ジョンとボーヤン・ジン。
もう地獄でしたね・・・。
見ているこちらも泣きそう。
特にボーヤン・ジンは金メダルも狙える選手なのに・・・・。
体調が良くないとのことでした。
最後はフラフラ・・・・。
怪我をしなくて(多分・・・)良かったです。

今回の世界選手権の結果をISUはどう受け止めるのでしょうか。
こんな過密スケジュールは全然アスリートファーストではないと思うのですが。
もちろん五輪のリベンジにかける選手のドラマは面白いんだけど、例年通りの日程で組むことはできなかったのかなぁ。

その他のスケート記事はコチラ→

にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。

コメント

  1. YOYO より:

    こんにちは。
    男子も自爆祭りでしたよね。
    まあ、このスケジュールだとやむなし…
    オリンピックでメダルを取った人には
    特に負荷が大きかったはず。
    って、男子は昌磨だけですが(笑)

    ネイサンはオリンピックの雪辱を
    世界選手権で晴らすという
    ソチシーズンの真央パターンそのままでしたね。
    それも技術の限界に挑戦する
    攻めまくりの超絶構成で…
    ルール改正があるとのことで
    二度とアレを超える構成で滑る人は出ない。
    それだけに採点はちゃんと
    世界歴代最高得点にしてほしかったな
    と、思います。

    死んでも現記録を超えさせたくない
    思惑があるんでしょうねぇ…
    ( ̄▽ ̄)

    ま、ジャンプの完遂に重きを置いていたのか
    若干いつもより表現が浅いなと感じましたが
    それでも…
    たとえ昌磨の足が故障してなくて
    パーフェクトに滑っても
    ネイサンがあの内容で滑ったら
    普通に負けていたと思う。

    まあ、昌磨がベストな状態だったら
    ネイサンは構成を少し下げたかもわかりませんが。

    それにしても、ネイサンと昌磨とコリヤダ はお互いをリスペクトしあっていて
    微笑ましい関係なんですね。

    コリヤダも乱れはしましたが
    潜在能力的にはいつ世界一になっても
    おかしくない才能の持ち主だし…
    (私は彼のしなやかさにいつも見惚れます)

    みんなスケーティングがうまくて、
    見ていて気持ち良いです。

    そしてそして、
    友野君頑張りましたよね!
    フリーだけなら3位って…すごすぎ。
    伸び盛りの中学生の背丈かってくらい
    パーソナルベストを伸ばした(笑)

    全日本ではイマイチ好きになれませんでしたが
    今回は全て音に乗って、ちゃんと
    ウエストサイドストーリーの躍動感出てましたし。堂々と楽しそうに滑っているのを見て、おばさんちょっと涙が…。゚(゚´ω`゚)゚。
    感動しましたよ。漫画かってくらいの展開に。

    で、もちろん昌磨にもボロ泣きです。
    最初はあまりに痛々しくて。
    後半は痛いはずの足で3連決めたり4T2T決めたりするからすごすぎて涙が。
    そしてラスト、お辞儀しながら
    泣いている昌磨を見てブワッと…

    いや… ほんと良かったです。
    足は心配ですが。
    エキシ休んで良かったのにね。

    しかしこれからは今回表彰台の3人に、
    ボーヤンを加えたメンツが中心で競う
    展開になってほしいですね。

    そして死にものぐるいでもぎ取った
    日本の3枠の1つが「特例」で使われることのないよう願いたいです…!

    • tarotaro tarotaro より:

      YOYOさん、コメントありがとうございます(^o^)
      オリンピックに出場したあとのコンディションとピーキングって難しいですよねー。
      ネイサンは結果が結果だっただけに(ごぼう抜きは素晴らしかったけど…)、二本揃えるぞという気迫がすごかった。

      今シーズンのネイサンは真央を思い出します。
      真央も女子では最高難度でしたもんね。
      ネイサンの超絶構成はもう二度と見られないですね。ソチから平昌より平昌から北京のほうがガラッとルールが変わりそうですね。
      今回のネイサンに出し惜しみしてどうするんだと言いたいです。
      ワタシは世界歴代最高得点だったと思います。
      ジャンプの鬼構成で、ここまで踊れたら上出来です!
      ワールドのネイサンは誰も超えられそうにありません。
      昌磨が完璧でも届かなかったでしょうね。
      ネイサンがクワド5本の構成なら…。
      昌磨にもチャンスがあったかな。怪我してなければ。

      ネイサンと昌磨とコリヤダ 、そして今回は悲しい結果だったボーヤン。
      この四人、ホント微笑ましい。
      やるべきことをきちんとやって…。

      コリヤダの神演技が待ち遠しいです。
      コリヤダはガラスのハートなんでしょうか。
      大舞台で輝くミハエルが見たい。
      そろそろロシアも新皇帝が出てきても良い頃…。

      ワタシも全日本の時はジュニアの滑りだなと思った友野くん。
      ウエストサイドストーリー、体が動いてました(じゅんじゅん風)。
      全日本ではまだまだ可愛いなーと思っていたのですが、ワールドで見ると、可愛いから余計にひたむきさが見て取れて(涙)。
      ホント、漫画ですね。

      昌磨は言い訳しないけれど、痛々しかったです。
      「枠取り」を口にするってことは、プレッシャーをかけられてたんですね。
      後半の3連をきっちり決めたのがデカかったです。
      泣いている昌磨を見て泣いた人は多かったのではないでしょうか。

      ソチから引っ張って来てくれた有力選手が引退するし、これからは北京までは表彰台の3人とボーヤンが主役かな。
      ハンヤンも引退すると聞いて心苦しいです。
      ハンヤンはあの中国杯の衝突事故から調子が悪いまま…。
      来年は「特例」なしでお願いしたいですね。
      特例なんて一回こっきりだからこその特例なわけで。
      コーチに止められていたジャンプをコーチのいぬ間に勝手にやって怪我して、五輪までの試合はスキップしたんだから、今度全日本を休むならワールドの枠は若手に任せて欲しいです。