虎に翼 第33話 ネタバレ 感想~花岡、婚約。寅子、見合いする決心

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第7週「女の心は猫の目?」


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猪爪家に花江の実家のお手伝い・稲(田中真弓)がやってきた。
実家に帰ると挨拶だった。
二人きりになった瞬間、「全ては手に入らないものですよ。女の幸せより大事なものかどうか」と言われはっとする。
寅子は女性の弁護でも断られてしまう
「すみません、男性の方に弁護をお願いしたいのですが」

雲野に「私ってそんなに頼りないですか?」と聞く
「結婚前のご婦人に頼みたいのはお酌だろうな・・・」
「行き遅れた私には信頼がないと・・・?」
「そんなことはない。」
大丈夫、寅子は有能なのだからと励ますが・・・。

竹もとでお汁粉を食べる寅子、よね、轟
「弁護以外の価値観は明治のままか」
寅子もご婦人に断られたのは悔しい
「大変言いにくいが、仕方ない
ついに決まったぞ!
久保田先輩が法廷に立つ!」
と轟が発言

記者に囲まれた法服姿の久保田
遠巻きに見ている寅子
良かったと言う気持ちと悔しいという気持ちがまぜこぜの寅子

久保田が担当した訴訟は代議士が妾に生ませた子を実子として戸籍にいれた裁判。
久保田が代議士に尋問するだけで笑う裁判官たち。
傍聴していた寅子、よね、轟。
「判事のやつらいちいち笑いやがって」
とよね
「若い久保田先輩がが代議士を呼び捨てにするのが面白いんだろ」
傍聴マニアの笹山も「面白みのない裁判だったね」と言って出て行く。
記者の竹中も出てきた
「さすがに感じてるだろ?
世の中の流れに自分たちは利用されていることに」
男は徴兵されて、社会機能を維持するために女性が様々な役割をこなさなければならない
挙国一致の総動員
お国のために輝かしく法廷デビューしたご婦人弁護士。
言いたいことを言って取材を終え出て行く

記者は久保田に最近、結婚してご懐妊されているとかと質問。
驚く寅子
「弁護士として良き妻であり良き母である久保田くんを支える」
と久保田、轟が所属する弁護士事務所の所長が答える。

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今ひとつ腑に落ちない表情で3人は裁判所の階段をおりる。
「だんごでも食って帰るか」
よねの提案に賛成する寅子、轟。

背後に花岡が女性を伴ってやってきた。
「久しぶりどうしたんだ?みんな揃って」
「今日、久保田先輩が法廷デビューしたので」
「こちら小高奈津子さん
僕の婚約者だ」
父の紹介で知り合った
生まれ育った場所にていて意気投合した
仕事で東京に来る用事があったので、先輩たちに紹介した。
よね、轟は何も言えず寅子が口火を切る
「花岡さん ご婚約おめでとうございます」
「ありがとう」
「約束があるので失礼するよ」
歩き出す二人、轟、よねはなんとも言えない表情で見送るが、寅子はすんとした顔で前を向いている

竹もと
「だから佐賀に着いていけば良かった」
「私は別に
私には私のやりたいことがある」
「じゃそんな顔しないで食え」
竹もとでも出せるメニューが少なくなっている。
経営者夫妻はお汁粉しかないけど、又きてねと言う。

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「きっとしょげているだろうな
久保田さんに先を越されて
トラはやたら一番になることにこだわっているからなぁ」
直言ははるに話す。
はるは直言にそんなことを気にしていたら、立派な弁護士にはなれないと言うが、寅子の好物ばかりを作っていた。

そこへ寅子が帰宅。
神妙な顔して二人を前に床にひれ伏す
「お願いします
今更そんなこと言って
ほらみたことかと言われることは重々承知しています。
私にお見合い相手を探していただけないでしょうか?」
「へ!?」
「ですから私にお見合い相手を探してきていただけないでしょうか」
「ずっと辛かったんだろ」
直言が寅子に寄り添う
「今日がいろいろととどめの一撃ではなりました」
「明日にでも事務所に辞表を出してきなさい」
「は?私、弁護士を辞める気なんてありませんよ
心底くだらないとが、結婚しているかしていないかを人間の物差しとして見られてしまう
立派な弁護士になるために
社会的信頼度地位を上げる手段として私は結婚したいんです
お願いします」
「どうか怒らないでくれ!」
直言がはるに言う
「あなた花岡さんはどうなったの」
「花岡さんはとってもお綺麗な方と婚約されました」
直言とはるはフラッと立ちくらみ
「どなたでも良いわけありません。
最大限の良い方を探します
理由はともかくあなたが結婚の決意をしてくれたことは非情に嬉しい
私たちだっていつまででも生きているわけではありません。
生涯を支え合う相手があなたにも必要です」

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昨日から今日で1年くらい経ってるんだっけ?
半年くらい?
花岡、決めたねぇ。
花岡とて結婚しないと信頼は得られないわけで。
花岡の父も結婚させるのに必死だっただろう。
帝大を卒業したわけでなくとも判事なんだもん。
引く手あまたでしょう。
妻にするなら弁護士より、支えてくれる女性の方がよい。
花岡父だって、寅子を婚約者として連れてきたら反対するだろう。
昨日、すっぱり諦めたんでしょう。
轟にも何も言っていなかったなんてさ、花岡。
水くさいじゃん。
寅子が声をかけるまで寅子を見ないでいた花岡。
吹っ切れたと言っても意識しちゃうんだね。

そんな寅子は、自分が花岡を振ったって自覚はないのね。
よねがすっぱりと言ってくれて良かったよ。
仮に佐賀に行っても寅子は「はて?」の連続で花岡とはうまくいかなかっただろう。
久保田先輩に先を越され、法廷で腹もたち。
失恋とはキツ水曜日だよw

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現在でもそうだけど、女性だってある程度の年齢の人は女性の味方ではなく、男尊女卑の男と同じ考え方の人もいるからな。
そして今でも既婚か未婚か。
子供がいるかいないか。
子供がいたらいたで何人産んだか。
どうしようもないことを人をはかる物差しにする人はいる。

しかし今でいうなら久保田先輩は勝ち組?
結婚して懐妊して法廷デビュー。
全て手に入れた久保田先輩。
久保田先輩は利用されていることをわかって法廷に立っているかどうかは気になる。
そこまでしたたかな人だとは思えないので、このあと、苦労するんじゃないか。
傷つくのではないかと心配。

寅子は弁護士を続けるために結婚するつもりなのか。
誰でも良いわけないけど、寅子の職業を受け入れ尊重してくれるひとでなければならない。
やっぱり優三さんかな。
今日はたくさん轟を見られて良かったけど、ここから寅子と轟がどうにかなるとは思えない。
そして轟はよねかなぁ~なんて思ってしまうw
優三、今だ!ナウ!!

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
大庭梅子(平岩紙)
徹男(飯田基祐)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
笹山(田中要次)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
雲野六郎(塚地武雅)

語り – 尾野真千子

コメント

  1. ミートゥ より:

    花岡はきっと親からも「早く身を固めろ」と言われてたんだろなーと。
    昨日の「…ありがとう」にはいろんな想いがあったんでしょうねぇ。
    そして轟w 寅子とよねと3人でいるのがもう自然すぎて、ひたすら可愛い(笑)
    なんとなーく、数年後よねと居てくれたら嬉しいですね(笑)
    久保田先輩は、なんとなく、それでも客寄せパンダみたいな扱いが複雑…。しかしその立場にさえもまだなれていない寅子、そしてよね。
    明確に台詞にしなくとも、複雑に飛び交うそれぞれの気持ちがあり画面から伝わってくるのが、この朝ドラやっぱりイイ。
    そして私も優三さん推しなのでww
    ナウ!!ですねww

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん、コメントありがとうございます。

      花岡も花岡で身を固めないと社会的地位を得られなかったんだろうと思います。
      轟、よね、寅子。
      良いトリオですよね。
      お互い理解し合えているところが。
      花岡は”かっこつけ”の部分があって、それはそれで花岡の良いところなんでしょうが、そういう部分がないのがこの3人じゃないでしょうか
      なんと思われても我が道を行くみたいな

      久保田先輩。
      メンタルが心配です。
      利用されるだけ利用される。
      今、若い男は徴兵にとられていますし、女は働いて生んで、働いて生んで・・・。
      そう思うと、今の時代とあんまり変わらないかもしれません。
      ま、生まない選択ができるから少子化ですけど。

      優三、腹下しながらも頑張りました!!