虎に翼 第13話 ネタバレ 感想~よねの境遇は”おちょやん”風

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第3週「女は三界に家なし?」

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法廷劇の最中、ヤジを飛ばしたバンカラ学生に猫のポーズで突進した寅子。
優三が止めに入り負傷。
それをみたよねはバンカラ学生の股間を蹴り上げ、つかみかかる。
この様子は新聞記事の格好のネタとなり、法廷劇は中止になった。

女子部に処分が下されることになった。
抗議する久保田
「暴力を振るったのは私です。
私だけが罰せられれば良い」
「違う。女子部みんなの問題です」
と涼子
「そういうなれ合いはごめんだ」
立ち上がろうとしてその場に倒れるよね。

負傷したよねをカフェーまで送る、寅子、梅子、香淑、涼子、お玉。
カフェーのマスター増野(平山祐介)は、よねを上で休ませた。
寅子は自分たちはよねのことを何も知らないと言う。
「「女給になれたらある意味楽だったのかな
彼女が何故弁護士を目指したのか・・・
本人の口からは話しにくい」
と言う。
寅子は、よねのいないところでよねのことを聞くのは違うからとマスターからよねの話しを聞くのを拒否。
他のみんなもその意見に賛成した。
「聞きたきゃ教えてやる」
2Fからよねが降りてきた。
「話したくなければ別に・・・」
「勝手に勘ぐられたりする方がうっとうしい。
ありふれた話だ」

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よねは百姓の次女
朝から夜まで働く。
父に口答えして殴られたよねを慰めてくれたのは姉・夏。
15歳で姉は売られて女郎になった
自分は賢くあろうと思った。
しかし15を前によねも売られることになった。
畑の裏で髪の毛切る
「私、女をやめる。
誰より賢く働くから」
しかし父は受け入れてくれない。
姉から届いた絵はがきを握りしめ、薄暗い山道を走って逃げた。

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夜の歓楽街
カフェー燈台
姉の夏がマスター増野(平山祐介)に働かせて欲しいと頼み、よねがボーイとして働くことになった。
ボーイになって何年か経った頃、姉が置屋の主に騙されていたことがわかった
稼いだ金をちょろまかされていたのだ
自分なりに法律を調べた。
しかし太刀打ちできない。
客の弁護士が協力してやると申し出た。
お金がないというと弁護士は、よねの頬を触り
「そんなのは良いからさぁ」
と嫌らしい目で見る。
寅子が「売春は公序良俗に反する」と口を挟む
だからそれに関連する契約は無効。
敗訴する。
本来なら泣き寝入り案件だったが、その弁護士は違った。
訴えるぞとちょっと脅したら、大金をせしめてきたのだ。
”法に勝る力なしってね”
札束から成功報酬を数枚抜いて
”また困った事あったら言ってよ”と去って行く弁護士
金は取り返せたけど、姉は置屋を追い出された
変な噂をたてられ、次の仕事も決まらず、結局、男と一緒にどこかへ消えた
そんな時、新聞に目がとまる
「女子のために法科の専門部」の見出し
「私は欲しい
今の私のまま、舐め腐ったやつらをたたきのめすことができる力を」
お札を拾い集める。
だから必死に勉強して女子部に入ったんだ
姉ちゃんの金を使ってな。
私とあんたらは違う
だからもう関わるな。」

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新聞記者の高橋努とマスターの平山祐介はちょっと似ているよね。
平山さんのほうが男前なのはわかるんだけど、雰囲気?
背格好?似てる。
今回の新聞記者は「ブギウギ」と違って、もうちょっと骨太かなって思ったけど、やっぱりあんまりだったなぁ。

処分は女子部だけなの?
バンカラのほうは処分されないの?
あれ許すのどうかと思うわ。
穂高教授も止めに入るのが遅いよ・・・。
まず最初にバンカラのほうをつまみ出せば良かったのにさ。
それとも・・・大学のなかに、女子部の法廷劇をぶっつぶせば単位をやるとでも言うた穂高の反対勢力がいるのかな。
アホやからその通りにやっただけとか?
それでも。アイツら許せない。
絶対に司法試験、落ちろよな!!

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よねの周りの男はクズばかりやな。
マスターだけが奇跡的に良い人じゃん
それでもあの弁護士のオッサン。
少しだけ有能って言っても良いのか?
いや・・・そうは言いたかないけど。

よねがいない場所で、よねの話はしてくないという寅子の好感度上がる。
朝ドラでは立ち聞きが常用されているけれど、展開上それが一番簡単な方法なのはわかるけれど・・・。
それはとっても安易。
そしてそれはとっても失礼な話。
勝手に聞いて、勝手に同情したり、悲しんだりするのは。

よねの境遇。
「おちょやん」を思い出す。
でもテルヲのほうがマシかな?
女郎として売らないほうが。
女郎として売る前に奉公に出したけど・・・。

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ブギウギの感想はコチラ→

主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
稲(田中真弓)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
桜川涼子(桜井ユキ)
大庭梅子(平岩紙)
崔香淑(ハ・ヨンス)
久保田聡子(小林涼子)
笹山(田中要次)
竹中次郎(高橋努)
増野(平山祐介)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)

語り – 尾野真千子

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