対岸の家事 最終話 ネタバレ 感想~詩穂父と中谷母の違い

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これが、私の生きる道!

朱野帰子「対岸の家事」

あらすじはコチラ→

写真館で家族写真を撮った詩穂一家(多部未華子)
そして休日
詩穂は実家に帰る。
コロッケを作る父・純也(緒形直人)
詩穂が出ていった日に書いていたストックの一覧。
主婦のいなくなった家で元気に生きてくださいと書かれた付箋紙がとってあった。
「いなくなってから思い知ったよ
お母さんと詩穂がどれだけのことをしてくれていたのか」
「聞いても良い?
あそこに介護の本があったけどあれは?」
「兄貴が入院してな
しばらく車いす生活だから面倒を見ていた
大変だな。
誰かの面倒を見るって」
コロッケを出す父
「あの頃、ずっと思ってた
一日で良い。誰かにご飯を作ってもらいたいって」
「簡単な仕事だって思っていた
その気になれば誰でもできる
ノルマや納期もない
そういうのは仕事じゃない
そう思ってた
ずっと母さんがいて詩穂がいて
何も変わらず生きていけるって
悪かった
母さんが死んでからも俺は変わらなかった
当然のように詩穂に家事をさせて
ごめんな
詩穂が作ったごはんおいしかったよ」

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玄関を出る詩穂
「誰かにご飯を作ってほしくなったらいつでもおいで」
何も言わずに歩き出す詩穂
「ママ!!」
苺がやってきた
「苺がママに会いたいって」
虎朗が言う
「だれ?」
緒方直人を指さす苺
背中を向け家に入ろうとすると
「おじいちゃんだよ。苺のおじいちゃん」
と答える詩穂
驚く緒方直人
「おじいちゃん!」
緒方直人の手を握る

中谷家
中谷(ディーン・フジオカ)のもとに、母・理恵(長野里美)が訪れていた。
喫茶店
「親になってカレンと二人で過ごすようになって やっとわかったんだ
母さんだけが悪かったんじゃないってこと」
「いくらでも謝るから許して」
「待っていてほしい
いつか母さんに会いたいって思える時が来たら僕から連絡する
だからそれまでは訪ねてこないで」
「いつかって?」
「わからない 1年後なのか 3年後なのか 10年後なのか
本当に僕のことを尊重してくれるなら 待っていてほしい」
「うん」
何度もうなずく中谷母

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夜 ベランダで話す詩穂と礼子(江口のりこ)
「私もむこうに行ったら主婦業頑張らないとな!」
「礼子さんがたくさん悩んで決めたことだから、正しい選択なんだと思います
私 礼子さんとママ友になれてよかったです。
七夕パーティ楽しみにしてますね。
おやすみなさい」

パーティ会場
詩穂一家
中谷一家
礼子一家が集まり、蔦村晶子(田辺桃子)が子供たちに読み聞かせをしてくれている
「礼子さんもだけど中谷さんもいなくなっちゃうんですよね。
中谷さんも育休あけたら」
「詩穂さんの言う通り
ですが、子供たちがいる限り、僕たちは同僚です。
よき同僚でしょう?」
「そこはパパ友でいいんじゃないですか?」
そこへシングルマザー・はるか(織田梨沙)もやってきた。

礼子が詩穂に
「詩穂ちゃんはずっと専業主婦をやっていくの?」
「自分でも家事をするだけの毎日に
これで良いんだって確信が持てなかったから
家事をする毎日は幸せで楽しいんです
苺には楽しく生きている私を見せられたらなって」
「やめた
私 会社辞めるのやめた」
「ちょっと待ってください礼子さん」
これが合図だと思った中谷が礼子さんありがとうの弾幕を広げた
「ごめん
私 仕事続けたい
今の会社で
私も楽しんでる背中 子供たちに見せたい
だからあきらめないって決めた」
すると礼子の夫・長野量平(川西賢志郎)が
「俺 転職する
俺も家族みんなで暮らす道をあきらめたくない
次の仕事すぐ決まるかどうかわからへんけど どうかな?」
「うん賛成 そうしよう」
量平に先輩主夫風を吹かせる中谷。

それぞれ楽しい毎日を…

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緒方直人さんを見ると「ナベさん」ってまだ思ってしまうけどw
しかし…おっさんの一人暮らしなのにめっちゃ家事に目覚めてるやん。
あんなに家が奇麗だなんて。
我が家の数倍片付いているよ(苦笑)
そして虎朗のファインプレー!
苺ちゃん、かわいいなぁ
何がさみしいって苺ちゃんを見られないことよ。
あんなに小さいにのなんでお芝居できるんだろ。
緒方直人の指を握りしめる苺ちゃんがめっちゃ自然でかわいかったなぁ。
時々、本当のお母さんを探してるの?ってくらい目が泳ぐところもかわいかった。

詩穂のお父さんは気づけて良かったよね。
詩穂の苦労が報われた…っていうか報われるより、学生時代にしたいことをさせてあげてほしかった。
もし詩穂があの時家事を放棄したら、「誰のおかげで食べられてる?」とか決定的なこと言ってしまったんだろうか。
それがなくてよかった。
孫にも会えたし…。

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詩穂父と中谷母とは違うね。
「何度でも謝るから」
許してもらおうとしている時点で許せないっていうか。
詩穂父は「許してくれ」とは言わなかったもんね。
ただ孫に会いたいだけなんじゃないか?って思う
そして許されて、自分が楽になりたいだけ・
詩穂の父は自分がどれだけ詩穂を傷つけたのかわかっていたが、中谷母はまだわかっていない模様。
突撃させるの怖いよ

んで礼子さん。
仕事を辞めるのやめてよかったw
あんなに家事にも家庭にも興味がなさそうな礼子夫が、転職すると!!
それが二馬力のエエとこでもあるよね。
詩穂は…ずっと専業主婦でいるのかどうか。
パートくらいはしても良いかなって思うけど。
仕事しろ 結婚しろ 子供うめ 介護しろ
中谷さんに改革してもらわないと、しんどいわ。

そういえば、中谷さんはなぜ詩穂の家族写真の時、家族総出でしゃしゃってきたんだろうか?
疑問はそれくらいで、最終回バタバタせずにキレイに終わったような気がする。

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主題歌…離婚伝説「紫陽花」

感想はこちら
対岸の家事 第1話 ネタバレ 感想~専業VS兼業の構図は嫌だ
対岸の家事 第2話 ネタバレ 感想~子役ちゃんたちの演技がリアル!
対岸の家事 第3話 ネタバレ 感想~他人の病気の子を預かるのに8万は安い
対岸の家事 第4話 ネタバレ 感想~妊活のストレス
対岸の家事 第5話 ネタバレ 感想~家事は女子供の仕事じゃね~よ
対岸の家事 第6話 ネタバレ 感想~ロールモデルってなんぞや?
対岸の家事 第7話 ネタバレ 感想~脅迫者はシングルマザー
対岸の家事 第8話 ネタバレ 感想~バックハグがスリーパーホールドのよう
対岸の家事 第9話 ネタバレ 感想~逆恨みのシングルマザー

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主題歌 – PEOPLE 1「メリバ」

Cast
村上詩穂(多部未華子)
長野礼子(江口のりこ)
中谷達也(ディーン・フジオカ)
村上虎朗(一ノ瀬ワタル)
村上苺(永井花奈)
長野量平(川西賢志郎)
長野篤正(寿昌磨)
長野星夏(吉玉帆花)
中谷樹里(島袋寛子)
中谷佳恋(五十嵐美桜)
蔦村晶子(田辺桃子)
今井尚記(松本怜生)
更科美月(中井友望)
吉田明(萩原護)
石原和香(西野凪沙)
坂上知美(田中美佐子)
岡田純也(緒形直人)

コメント

  1. saki より:

    大量書き込み失礼いたします。
    早々に終わってしまいましたね~。
    こちら、初回、専業VS兼業のくだりが、見ていて辛くて。子ども遊びセンターみたいなところも、なんか当時の孤独を思い出してそれも辛く。

    ってなわけでしたが、たろたろさんの評判や世間の声をきいて3回目から復活。
    早く見ればよかったな~。

    最後の素敵な洋服は「家事にはむかんだろ、しかもめちゃ高いでしょ!」とそこだけ違和感を残しつつも、まあ旦那さんがカワイイ服着て欲しいっていってたから、スルーするかって・

    とにかく多部ちゃんのかわいさを愛でるドラマでした~。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      多部ちゃん、専業主婦のわりにはいつも違う服を着ておしゃれなんですよね~w
      初回の対立構造はとてもつらかったけれど、詩穂がブレなかったのがよかったと思います。
      多部ちゃんもとてもかわいかったし、苺ちゃん、カレンちゃんも熱演でした。
      あんなに小さい子がちゃんとセリフ言えるなんて、本当に驚き。
      中谷さんの成長や、礼子さんの真面目さなど、いい人ばかりでシングルマザーの謎はちょっとだけ残りましたが、結果オーライでした。
      多部ちゃんのドラマ、また見たいです。

  2. moon より:

    tarotaro様 こんにちは

    素敵なドラマでした
    最初はいろんな対立が描かれるのかと思って、少し辛いなぁと思ったけど、ポップな演出も盛り込まれてて、なんだかんだ観やすかったような気がします
    いろんな人の立場が描かれているのがとても良かったし、考えさせられましたね。
    いつも良い台詞だなぁと思いながら観ていました
    詩穂がお人好しすぎるところがあったり、シングルマザーのエピソードは「?」なところがあったけど全体的にお気に入りのドラマでした。
    原作者さんの「わたし、定時で帰ります。」も好きだったので、原作がまずは素晴らしいんだろうなぁと感じます。

    苺ちゃん、ナチュラルでとっても可愛いくて。
    本当の親子っぽさに溢れてて。癒されてました。
    虎朗も良い旦那さんだし。
    礼子さんも中谷さんも愛すべき人たち。詩穂と礼子と中谷、この3人がすごく良かったです
    最終回はなんか…3人の培った関係性というか絆のようなものにグッときました。短冊のシーンも良かったです。

    中谷さんの母…親が「許して」っていうのは狡いなぁって思っちゃいました。自分の親だから…もしそうしなかったら、ダメなこと、悪いこと…みたいになってしまう。
    そう考えると詩穂と父は…まだ良かったのかも
    早く始まって、早く終わって…ちょっと寂しい。

    • tarotaro tarotaro より:

      moonさん、コメントありがとうございます。
      「わたし、定時で帰ります。」と同じ原作者さんだったのですか。
      全然、ノーマークでした。
      終わってから知るなんて(苦笑)

      あらゆる対立構造をなくそうと奮闘する主人公が多部ちゃんのキャラに合ってましたね。
      シングルマザーのエピだけは謎が多かったです。
      原作ではきちんと描かれているのかもしれないけれど、なんであんなにでっかい一軒家に住んでいるのか。
      家でエンジニアの仕事をしているのか。
      精子を提供してもらって子供を産むという倫理観とか。
      もう少しエピに補強が必要だったような気がします…。
      単純に離婚じゃダメだったのには何か理由があったのかもしれないですが。
      あと1話あれば…

      苺ちゃんかわいいですよね。
      時々目が泳いでいるのを含めて可愛いい
      ほんとのママを探しているのかな?
      ほんとのママが指示をだしているのかな?
      と思いながら見ていましたw