第10週「生きろ」
あんぱん 連続テレビ小説 Part1/中園ミホ/NHKドラマ制作班
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のぶと次郎が朝田家を訪れる
のぶは次郎のカメラで乾パンを作る羽多子とメイコを撮影
カメラを抱えたまま釜次とくらを撮影するが、「魂が抜かれる」と嫌がる二人
家族写真を撮影しようとするのぶは
「ヤムおんちゃんと豪ちゃんもおったら…」
と話す
「豪ちゃんはここにおるき」
胸に手を当てる蘭子
仏壇に手を合わせ、次郎はのぶの父・結太郎がどんな人だったかと聞く。
「娘にはこじゃんと優しかった」
と羽多子
のぶは、父が亡くなった時、この絵に救われたと嵩が描いてくれた絵を見せる
「嵩さんは私とは正反対で」
家族がそれぞれはちきんののぶのエピソードを話す
「お姉ちゃん変わったね
昔はこう思った走り出してたのに」
そこへ婦人会の民江がやってくる。
愛国のかがみと言われるのぶが外国製のカメラで写真を撮っていた
贅沢は敵だ!となじる
「これはドイツ製です」
次郎が微笑む
「ドイツは同盟国なので問題ないと思います
一枚いかがですか?」
微笑む民江たち婦人会
帰りの汽車の中でのぶは戦争が終わったらしたいことを思いついたと話す。
大きな声では言えないが…
「生徒らに楽しい授業したい
立派な兵隊さんになれというのではなく
それから次郎さんと一緒に船に乗っていろんな国に行ってみたい」
微笑みあう二人
次郎が航海に出発する日がやってきた
「大切な相棒を忘れてますよ。」
カメラを差し出すのぶ
「これは置いていく
君が使ってくれ」
「次郎さん、うちに話してないことあるやろ」
「うん。予定より早く船を落りれたのは、船を軍用の輸送機に改修するからだ
これからの航海は予定通り帰ってこられるかわからん
もし僕の身に何かあったら
代わりに君が夢を叶えてほしいがや」
「次郎さん…どういてそんなこと」
「僕は…この戦争に…勝てるとは思わん
あの大国であるアメリカやイギリスと戦争して、日本が勝てるとは思わんがや」
「何を言うが
そんなこと言うてはいけません。
この戦争が終わる時は日本が勝つときです
そう強う思わないといけません」
「わかったき
君の生徒らの気持ちが少しわかった」
のぶを抱きしめる次郎
「のぶ
教室ではいつもそんなふうに勇ましく教えゆうがやな」
のぶの首にカメラをかける
「君によう似合う」
玄関をでる
「のぶ撮ってみて」
航海士の帽子をかぶり、微笑む次郎
カメラを構えるもやめるのぶ
「無事に戻られた時に撮ります
いってらっしゃい
お国のために立派なご奉公を」
「行ってきます」
敬礼して歩き出す次郎
東京の嵩に出遠方が届く
国防婦人会を黙らす次郎さんの人柄がよくでた日になりました。
しかしカメラを置いて航海に出るって、これ最後になったらどうしよう
これが最後になるとしたら、戦後、のぶはとても後悔するでしょう
ずっと。
次郎はイギリスやアメリカの船を見ているだろうから、日本との国力の差を痛感しているのかも…
あの潜水艦を持つ大国と日本はやり合えない
負けるだろう…
そんな次郎を叱ってしまったのぶ
自分でもこれが最後にならないようにと写真を撮らなかったか。
このカメラ。
国に治める時がくるのか。
ちゃんと持ち続けられるのか。
そして嵩にも電報が。
赤紙は実家に届く。
それを知らせる電報か…
実家に戻って…明日にでも嵩は…。
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主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
若松のぶ(今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩(北村匠海・幼少期 : 木村優来)
朝田結太郎(加瀬亮)
朝田羽多子(江口のりこ)
朝田蘭子(河合優実)
朝田メイコ(原菜乃華)
朝田釜次(吉田鋼太郎)
朝田くら(浅田美代子)
原豪(細田佳央太)
柳井登美子(松嶋菜々子)
柳井清(二宮和也)
柳井千尋(中沢元紀)
宇戸しん(瞳水ひまり)
柳井千代子(戸田菜穂)
柳井寛(竹野内豊)
辛島健太郎(高橋文哉)
小川うさ子(志田彩良)
貴島中尉(市川知宏)
座間晴斗(山寺宏一)
屋村草吉(阿部サダヲ)
八木信之介(妻夫木聡)
いせたくや(大森元貴)
語り – 林田理沙
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