「再雇用警察官3」 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～また児童養護施設育ちの・・・

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再雇用警察官　完敗捜査/姉小路祐

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橿原虹彦（神尾佑）が亡くなる。
自殺とみられた。
遺書らしきものもあった。
橿原虹彦（神尾佑）は資産家であり、新月良美（本仮屋ユイカ）の少年課時代に補導した天涯孤独の沢木杏里(加藤小夏)と養子縁組をしていた。
杏里を疑う安治川信繁（高橋英樹）と杏里を信じる新月良美（本仮屋ユイカ）

安治川は通代（田中里衣）の遺体を最初に発見した伊勢戸勝浩(小手伸也)に会いに行く。
伊勢戸勝浩(小手伸也)の妻の写真を見て通代（田中里衣）の遺体に背格好が似ていることに気づく。
安治川は橿原虹彦（神尾佑）の妻・通代（田中里衣）と伊勢戸勝浩(小手伸也)の妻・伊勢戸世津子(薬丸夏子)を交換して殺害したのではないかと考えた。
しかし伊勢戸世津子は本当に事故に遭ってしまった。
いま、世津子が亡くなると小手伸也に遺産は入らない。
事故に見せかけて殺す必要が無くなったと勝浩(小手伸也)は実際は自分の妻なのに他人のふりして第一発見者になった。

虹彦（神尾佑）は杏里(加藤小夏)を愛していたが、養子縁組をしてしまってはもう結婚することはできないと小手伸也に言われて慌てる。
神尾佑は別人になることにした。
その戸籍を用意することになったのも小手伸也。
小手伸也の妻には弟・利次(永野)がいた。
ギャンブルで借金を作り勘当されてしまった。
しかし姉が月々送金してくれていた。
送金が滞り姉とも連絡が取れないので小手伸也に連絡をすると別荘で会おうと言い出す。
身の危険を感じた永野は姉の行方不明届けを出したのだ。
永野によると小手伸也には愛人がいた。
その愛人の写真を見せられた本仮屋ユイカは、神尾が死んだ日に杏里に呼び出された喫茶店のウエイトレス・竹嶋咲希(村崎真彩)だと思い出す。
杏里と竹嶋咲希は同じ施設で育った。
施設に向かう高橋英樹と本仮屋ユイカいは意外なことを知る。

永野は保護されたが警察が目を離したすきに何者かに連れ去られる。
連れ去ったのは高橋英樹。

犯人は信用金庫の職員・日下部崇明(小野塚勇人)

日下部もまた杏里や咲希と同じ施設で育っていた。
日下部は小手伸也に汚いやり口で父親の工場を取られ父親は自殺していた。
幼い頃、小手伸也を恨み工場に放火したが、杏里と咲希に止められたこともあった。
咲希は小手伸也の劇団に入り男女の関係となった。
その頃、神尾と知り合った杏里。
二人から小手伸也と神尾佑の話を聞いた日下部はこの二人を会わせ、お互いの妻を殺させ金を巻き上げることを思い着く。
計画はうまく行ったが、途中神尾佑が降りると言い出す。
なので自殺に見せかけて殺すことにした。
神尾佑の妻は死んでいなかった。
杏里や咲希が差し入れをして餓死はしていなかったのだ

回りくどい交換殺人だったなぁ。
日下部くんはミスリードかと思ってたわ。
最初の登場で竹嶋咲希(村崎真彩)ちゃんの怪しさに気づいてしまったので、村崎真彩ちゃんが真犯人かと思っていました。
村崎真彩ちゃんならきっとすんごい犯人っぷりを見せてくれると思っていたので、ちょっと残念。
狂気な真彩ちゃんを見たかったなぁ。

それにしても小手伸也もザコだったなんて。
顔芸がかなりウザい（爆）
過多なのよ過多（阿佐ヶ谷姉妹の美穂さん風に）
結局・・・杏里ちゃんは共犯？
捕まっちゃったら遺産は貰えないのねぇ。
にしても小手伸也も神尾佑もロリ過ぎないか？
不倫して妻を殺そうなんて最低なヤツだなぁ。

小手伸也の義弟が永野（ラッセンが好き～）ってのも。
しかもなんか知らんけどすぐに連れ去られるのも
結構ご都合主義だったけどとにかく回りくどい！
刑事なのに杏里ちゃんを信じる本仮屋ユイカの危うさには少しイライラしたものの、林泰文の再雇用批判のバカバカしさと明るさに救われました。

まぁ、再雇用にしても70歳超えのおじいちゃんが刑事なんてないやろって思ってしまうのは毎回のことだけどｗ

　
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キャスト
安治川信繁(高橋英樹)
新月良美(本仮屋ユイカ)
芝隆之(石黒賢)
佐久山明弘(林泰文)
渡辺雄二(佐藤正浩)
本条名保子(磯山さやか)
伊勢戸勝浩(小手伸也)
橿原虹彦(神尾佑)
沢木杏里(加藤小夏)
日下部崇明(小野塚勇人)
石栗貞道(山田明郷)
浅野正彦(林家たま平)
山崎和子(山野海)
橿原通代(田中里衣)
伊勢戸世津子(薬丸夏子)
竹嶋咲希(村崎真彩)
伊勢戸利次(永野)
渡辺雄二(佐藤正浩)
本条良太(笹本旭)