第21週 「ノジギク」」
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万太郎は植物に優劣はつけたくないが、お金になるならと菊探しを承諾。
その前に、寿恵子の八犬伝を取りに行く。
「これだけは質に入れんとってくれ」
と万太郎に頼む。
“菊くらべ”当日。
みえや菊千代らが持ち寄った豪華な菊を岩崎が品評する。
華やかなな菊が並ぶ中、最期に寿恵子が用意していた菊は。白くて小さな一重咲きの「ノジギク」
「こちらは菊の原種でございます。
これらの大変綺麗な菊は日本のものではございません」
菊は唐の国で薬として使われていた。
日本に渡り、人々が大変見事な菊を作り出した。
しかしちゃんと日本にも原種が自生していた。
それがノジギク
1000年以上前から人の手が全く入っていない
産まれながらの形を保って自生している。
どの菊にも優劣はない
ともに揃えば大陸と海のように
日本の人々の創意と工夫に思いをはせることができる。
「何より、この国の人はそこまでして花を愛する
みんなに花を愛でる心があったら争いは起こらない
この国自生の日本の菊いかがでしょうか」
この度の菊くらべ判定は・・・菊千代の勝ち!
仲居の支度部屋では先輩仲居が最初から菊千代が選ばれるに決まってたんだよ~と笑う。
しかし岩崎はみえの帳簿部屋に行く
「あの菊は土佐からとってきたかえ?」
「さぁ。あの子の亭主は植物学者でございまして。
なんでも一生かけて日本中の植物を全部載せたいらしいですよ」
「日本中の植物を?
花のみならず昔の誰ぞを思い出すの」
懐かしい思いになったことへのお礼として、あの菊を300で買い取取ると岩崎。
「女将、その植物学者の名は?」
帰宅した寿恵子は、一攫千金とは行かなかったと万太郎に報告。
「土佐のノジギクが瀬戸内でも自生していたのがわしにとっては大発見じゃったんだがのう。」
と悔しがる。
そして徳永教授からの手紙を寿恵子に見せる。
正式に大学の助手として万太郎を雇いたい。
給料も15円でる。
喜ぶ寿恵子。
万太郎は懐かしい大学へ出勤
そりゃそうだ。
出来レースだわな。
菊千代を選ばないわけがないよなw
昔、阪神パークで開催されていた「菊人形」
あれの楽しみ方をわからないワタシでしたが、あの原点が今日!←大げさ
武士の菊人形とか怖かったもんね。
発祥はワタシが一度も行ったことのないひらかたパークだったとか。
ワタシは原種のノジギクが好きだなぁ。
あのマーガレットだってキク科の植物。
ノジギクはマーガレットに近いね。
みんなが花を愛でる心があれば・・・。
ノジギクは土佐の植物でもあったのね。
同郷のよしみとして、岩崎が何かと助けてくれたら嬉しいね。
来週からは東京大学へ。
何年もブランクがあるけど、うまくやっていけるかな。
ちょっと心配。
世界を見てきた徳永だって、万葉集が好きなだけの徳永ではないだろうし。
藤丸はいないし。
波多野だけがよりどころ。
大窪は・・・大窪は徳永とともにだろうしな。
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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
江口りん(安藤玉恵)
牛久亭九兵衛(西田隆)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
広瀬佑一郎(中村蒼)
岩崎弥之助(皆川猿時)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)
【語り】宮﨑あおい
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