「らんまん」 第90話 ネタバレ 感想~7歳までは神のうち

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第18週 「ヒメスミレ」


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発熱から3日。
園子が天国へ召された。
万太郎と寿恵子のもとへ、寿恵子のおっかさん・まつがやってきた。

峰屋を畳むことになってしまった綾と竹雄。
そこへ分家の豊治、伸治親子と紀平がやってきた。
税金の為、高利貸しから金を帰りた竹雄。
竹雄は土下座をして、もし手を差し伸べて貰えるなら、やり直せるかもしれないと頭を下げる。
豊治は跡継ぎの伸治が決めることだと言う。
「無理じゃ。
こんなでっかい鯨のような船も沈む。
ワシみたいな小舟。
もとろも沈む
ただでさえ底が抜けちゅうき
ごめんちゃ。」
土地家屋を売れば借金を返済しても少しは手元に金が残るだろうと豊治。

紀平も一緒に沈むなら槙野の名前だけでも残ったほうが良いかもしれない。
墓のことはちゃんと管理するからと言う。

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豊治は綾の前に立つ
「最後に言うておく
おまんは女の身で蔵元となった
けんど腐造は酒屋である限り起こる事じゃ
誰が蔵元でも、わしじゃち起こったろう
けんど、おまんは・・・この・・・峰屋を・・・。
殿様の酒蔵・・・峰屋のままで幕を引いた
ばあ様もご先祖も・・・さぞ喜んじゅうじゃろう。」
頭を下げる竹雄と綾。
豊治と紀平が立ち去る。
伸治が立ち止まる
「伸治さん お達者で」
ふたりでに駆け寄る伸治
「おまんらじゃろうが!アホ
竹雄のくせに」
二人を抱きしめる
「達者でのう。達者でのう。」
伸治は竹雄と綾に泣きながら声をかけ出て行く。

縁側に座った竹雄と綾。
おばあちゃんの墓に報告を。
そして万太郎にも報告をしたいと綾。
二人は一緒に東京に行くことに決めた。

その頃、東京では寿恵子は泣いて泣いて泣いて。
万太郎も沈む。
まつは握り飯なら食べられるかとタケノコの炊き込みご飯を作る。
長屋のみんなでご飯を食べる。
寿恵子もやっとタケノコを口にした。
万太郎は一人机に向かってヒメスミレを描く
「園ちゃんの花じゃ」
翌朝、万太郎が描いたたくさんのヒメスミレの絵を薪で燃やす。
二人は空まで舞いあがる煙を見つめる二人

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冒頭、もうすでに園子ちゃんは亡くなっていて。
「7歳までは神のうち」
差配さんが言うたこの言葉。
ズシンとくるなぁ。
そうだなぁ。
あんな可愛い子。
神さんも・・・。
いやでもな。
ホントに。あっという間で。
お腹の子も悲しんでいる。
寿限無が悲しいな。
子供の健康と長生きを願って、長い名前をつけたという寿限無。
語呂のいい縁起のいい言葉が並べ立てられているのを聞くと、せめて次の子には長生きして欲しいと思う。

そして分家。
伸治が手を差し伸べられないと言ったときの豊治は少し情けない表情を浮かべた。
だけどそれが正しい判断だとも思った。
税金は厳しいし、分家だってたくさんの職人がいて、小さくてもその船を沈ませるわけにはいかない。
辛くて悲しい中でも、結果的には峰屋を潰すことにはかわりなくても、そこには優しさがあってさ。
もちろんいろんな確執はあったし、伸治だってホントは綾を好きだったのかもね。
竹雄と綾の奮闘は本編では描けなかった時間も、分家の皆さんの言葉で補完。
二人は二人なりに頑張った。
分家のおっさんが認めてくれたのだから。

哀しみの底が今週なら良いのにね。
ついでに2023年の夏の異様な暑さの底も今週なら良いのに。←こっちは多分無理

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
広瀬佑一郎(中村蒼)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
伊藤孝光(落合モトキ)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

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