「らんまん」 第83話 ネタバレ 感想~お金がない!

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第17週 「ムジナモ」


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万太郎は池の畔で植物採集をはじめ、手に届かない柳の実を取りたいと倉木を呼ぶ。
福治はその様子を見ながらゆうに「楽しいことは続かない」と話す。
「みんなよく笑うようになったと思わない?
あたしたちにとって楽しいもう特別なことでなくなった
これが日常茶飯事になった
だから楽しむこともう怖がらなくてもいい
例え悪い事が起こってもこの先できっと笑えるんだから」
「そんならよ俺も望んでも良いのかね」
寿恵に身の丈に合わない望みは不幸になるって言ってしまった。
妻が男と出て行って、娘の小春と一緒にいられたらそれだけでいいと思っていた。
でも万太郎一家を見ているとそわそわしてきた。
「小春育て上げるだけじゃない
うんと幸せにしてやりたい」
小春が成長し結婚する時に俺はちゃんと金を持たせて笑って送り出してやりたい
「そりゃ大した野望だね」
ゆうにも子供がいる。
生後すぐに梨園されたからきっと自分のことは覚えていない。
でも子供の幸せは願いたい。
離れていたって
「あの子が幸せならあたしの人生上出来だよ」
「うん俺も。
小春がうんと幸せになれば人生上等すぎる」
「アンタが願うなら
あたしも願ってもいい。」
「人生上等めざしちまうか」

万太郎は倉木に肩車をされ柳の実を取れ喜ぶ。
しかしバランスが崩れ、池に落ちる。
水面の緑の植物を掬い上げた万太郎
「誰じゃ?」
見たこともない植物を興味深く見る。

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田邊のもとには槙野万太郎はどういう人物だ。
彼の出版物は全て送って欲しいとマキシモヴィッチ博士から手紙が来ていた。
画工の野宮が植物画を持ってやってきた
「いくらかよくなったようだな」
野宮は波多野から顕微鏡の使いかたを教えて貰っていると言う
「もっと腕を上げて槙野を超えろ
この研究室の画工はお前だ」
「槙野さんと並び互いにはげんではいけませんか」
田邊は雇って貰っているくせに。
しかも野宮は教師で教える側だった。
小学校も出ていない槙野になにを教えるのか。
「絵に経歴は関係ありません。
この教室には私と槙野さん共に必要なのです」
この教室も変わり始めている。
波多野は受精に
藤丸は菌
肉眼では見えないものの研究をしている。
顕微鏡の奥の世界を精密に描く画工はまだいない。
その一人目になりたい
しかし事実として槙野の絵が一番だ。
「この教室には今、私と槙野さん二人の植物画家が必要なのです。」
「槙野には断られた。」
「それは植物画家としてですか?
もう一度頼んで貰えませんか
槙野さんは裏表のない。無邪気で、無知な人
そういう子ほど可愛い
私も教師をしていたからわかります。
教授の温情で槙野さんに声をかけて頂けませんか
今度は植物画家として」

銭湯へ言った帰り、寿恵子は万太郎に家計が苦しいことを話す。
本が売れたら支払いができるが、内職だけでは生活費が心許なくて。
「そのうち、版元がお金を出してくれるようになるじゃろ
なんとかなるき」
寿恵子は明るく了承
「ワシが大学や博物館で働くこじゃけど
小学校もえちゃせん
どこも雇わん」
「それは承知の上です!
植物学の仕事に就けたら良いですね」
万太郎は田邊に田邊専属のプラントハンターにならないかと誘われたことを思い出す。

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二日連続で不穏なラストでしたが、今日も。
今週はわりとじれったい。
それは壮大なピンチが待っているんじゃないかと思ってしまうね。

それでも万太郎と寿恵子のシーンは可愛くて明るい
「カエルじゃなく人間なのはバレてますからね」
寿恵子の性格に救われる。
「お金はなんとなかる」
と言いながら、プラントハンターに誘われた日を思い出す万太郎。
守る家族が出来たからそうなったんだよね。
今までのような生活はできない・・・と思ったんだろうか。
竹雄もいないし。
実家も頼れない・・・はず。

野宮さんも思い切って田邊に意見をしたね。
野宮さんにも守るべき家族がいる。
だけど夢を持った。
見えないものを描く植物画家になること。
冒頭の福治やおゆうさんのささやかな夢とシンクロ。
野宮さんに「断られた」と言った田邊だけど。
「植物画家として断られたのか?」
には答えなかった。
本当はプラントハンターなんて横文字を並べ、飼い殺しにして絵も描かせるつもりだった。←悪意にとらえすぎ?

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野宮さんは画家として万太郎を評価しているのはわかるんだけど、波多野や藤丸から植物画家としての枠を超えているとは聞いてないのだろうか。
もうほぼ学者である。
教授も超える存在で、海外からの評価も田邊を超えている。
それとも小学校を出ていない万太郎が助手、講師、助教授になることはできないから、植物画家としておいて欲しいということなのかな?
そのことで万太郎に給料が支払われ、研究ができる場所も提供できるとか。
野宮さんの思惑はわからないけれど。

そうそう。
野宮さん役の亀田佳明さん。
数時間前に発表された「2023 読売演劇大賞」の中間選考に名前があがっていたよ。
男優賞に、柿澤勇人、亀田佳明、斉藤淳、成河、山西惇
選ばれるかどうかはわからないけれど、声が素敵だなぁ。
ナレーションの仕事も良いなぁと思っていたけれど、いろんな役が見たいね。
悪役なんて怖そう!

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
広瀬佑一郎(中村蒼)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
伊藤孝光(落合モトキ)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

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