「らんまん」 第52話 ネタバレ 感想~徳永、文学好きな普通の人だった

スポンサーリンク

第11週 「ユウガオ」


ドラマガイド

あらすじはコチラ→

竹雄は大畑に万太郎が世話にになっていると挨拶をする。
「いや、助かってるのはこっちのほうで。
器用で明るくてその上金・・・」
万太郎は自分が納得出来る一枚を大畑に見せて、改たまる。
万太郎が辞めると勘違いした大畑夫婦や従業員も騒ぎ出す
「違うんです!聞いて下さい
仕事を仕事を注文します。
食部句雑誌の会報誌。
こちらで刷らして下さい。」
「置き土産か?」
「いえ」
承諾してくれるイチ。

植物学教室
万太郎は学会誌の準備をしながら、標本の整理も進めていた
そして教室の標本の分類が全て終わった。
喜ぶ波多野と藤丸。
教授に報告を死に行くと言う万太郎を見送る。
藤丸と波多野は、万太郎が土佐の標本もロシアの博士に送るというだろう・・・。
そんなこと田邊教授が承諾するだろうかと話す。

教授の部屋に行くと、助教授の徳永(田中哲司)もいた。
標本の分類が終わったことを報告。
ロシアに送る標本の数は103点
「マキシモヴィッチ教授に送ろう」
万太郎は自分が持って来た52点の標本も送って欲しいと田邊に頼む
「図々しいにもほどがある!」
徳永は怒り出す。
一個人の標本をロシアに送るなどもってのほか
「追い出すべきです!」
と徳永
田邊は自分の答えがわかっているだろうと万太郎に尋ねる
「田邊教授なら送ってくれると思います。」
「つけあがるな!」
と徳永が口を挟む
「利があるからです。」
土佐のFloraが完成すれば、田邊教授が西日本の植物採集を始める時に役に立つ。
田邊教授に利があることはそれがたまたまワシにも利がある
英語で答える田邊
「核心はただ一つ
教授にとって利があるかどうか」
「私と君とはよく似ている」
「印刷の算段も整いつつあります
失礼いたします」
万太郎が教室を出て行く

スポンサーリンク

「槙野のいいなりではありませんか」
「学会誌を自主的に 作ってくれるんだからいいだろ
水準に達していればの話。
学会を名乗って、水準に達していなければ一切の頃阿須燃やさせる
無論金も出さない」
大窪からの報告では槙野は石版印刷を習得した。
授業料まで支払って。
多大な時間をかけて作っていると
「全て自分が好きでやったことだろう」
「学生と年の変わらぬものに全て追わせるのは・・・」
「槙野を甘やかすなと言ったのは君だろう。
矛盾の塊だな!」
と笑う田邊教授

中庭で腹ばいになって、ヒルガオとユウガオが一緒に咲いているのを見ている万太郎。
徳永が通り、万太郎に声をかける。
正座する万太郎
「ヒルガオとユウガオが一緒に咲いているのを見ていたんです。
今は昼と夕方の間・・・」
万太郎に並び地面に正座する徳永。
「なあ・・・問題
アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、一つだけ異なるのはどーれだ?」
「ユウガオ!」
ユウガオだけがウリ科の植物だと答える万太郎
「正解!
だが私はユウガオが好きだ。」
「なんでですか?」
「”源氏物語”に出てくるからだ
私は日本文学が好きなのだ
貴様にはわからんだろうが」
立ち上がる徳永
「私も好きです」
「べんちゃらはいい」
「好きです。
特に万葉集が」
「朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 」
続けて万太郎が
「夕影にこそ  咲きまさりけれ」
かすかに頬を緩め、去って行く徳永。
昼顔とユウガオに微笑む万太郎
「なんか知らんけど
おまんらのおかげで徳永教授と話せた」

徳永は細田晃助(渋谷謙人)ら上級生に学会誌の原稿を書け!と促す。
その頃、寿恵子はダンスのレッスンでクタクタ。
万太郎の描いたボタンと薔薇の花を自分の部屋の文机に置く。
薔薇の絵を破ろうとしていて・・・

スポンサーリンク

ここにきて助教授がデレたかも。
いや、デレたというか、田邊教授の恐怖を知っているのから、田邊の思い通りにしてくないというか。
これまでたくさんコケにされてきたんだろう。
小学校も卒業していない万太郎が東大の教室に出入りするのは許せないけど、時間を費やし努力をしている若者を評価しない田邊に腹を立てているって感じかな。
いたって普通の感覚の人。
最初の差別意識は・・・みんなそうかなっていう。
もう大窪がデレてるからな。
大窪がチョロいから余計か(爆)

一方で万太郎も田邊がそういう人物だということを知っているような気がする。
シビアというか、自分の名声に目がないというか。
それをわかっていて、そこを利用しても植物界の発展を願っているんじゃないだろうか、。
波多野への講義を見ていた万太郎は、田邊がそう甘い人ではないことを知っている。
利用されていても良い。
こっちだって利用してんだ!ってことかな。
万太郎は自分の名声には興味がなさそうだしな。
そもそも学会誌を発行するのだって、田邊より地位が上で、その人に褒められて鼻の下を伸ばしている時に申し出た。
あれは偶然だったのか。
万太郎は計算できるし、万葉集だって頭に入っているのだ。

寿恵子ちゃんは・・・万太郎の笑顔が恋しいよね。
クララ先生と万太郎が好きなだけで高藤は好きでもないしさ。
今週は恋も動くのだった!

スポンサーリンク

らんまんの感想はコチラ→

主題歌 – あいみょん「愛の花」

にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。

キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
西村寿恵子(浜辺美波)
竹雄(志尊淳)
広瀬佑一郎(中村蒼)
西村まつ(牧瀬里穂)
笠崎みえ(宮澤エマ)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
阿部文太(池内万作)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
高藤雅修(伊礼彼方)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

コメント