第10週 「ノアザミ」
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植物学雑誌の創刊に向け、万太郎は大畑(奥田瑛二)が営む印刷所へと向かう。
万太郎は職人達の様子を興味深く見学。
木版印刷よりも石版印刷が素晴らしい。
画工の腕も素晴らしい。
しかし・・・
「おまかせすることはできません」
図案との画工が石版に描くことで表現が変わってる
「お客さん、棘のある言い方をなさい
画工には腕がないと?」
「写すことには限界があると言っているのです。」
「うちの職人を見下して下さってるんじゃないでしょうね」
元火消しだった大畑はけんかっ早く、妻のイチ(鶴田真由)が止める
「大畑さん、わしをここで働かせ下さい」
依頼したい仕事は研究で使う。
そのためには万太郎自身が石版に絵を描いて出版するしかない。
「うちの画工はダメだから、自分がやるっていうのかい?」
興奮する大畑。
「東京大学の学生か?教授か?」
イチは冷静に、そう簡単に技術を教えることはできない。
商売が成り立たなくなってしまうと言う。
そしてうちは住み込みだと話す。
「住み込みは無理です。」
大学での研究があるので、夕方の6時から夜中でお願いしたいという万太郎。
「東京大学の学生か?教授か?」
学生ではないが、研究に必要。
線の太さや筆遣いがそのまんまでないと世界には伝わらない。
教授料を支払うから働かせて欲しいと頼み混む万太郎。
「金を支払って見習いから働かせてくれと言うのかい?」
「大畑さん!宜しくお願いします」
その頃、寿恵子は母・まつに万太郎が描いた薔薇の絵を手渡されていた
「槙野さん、来ないんだ」
理由を聞いていない母に少し怒る寿恵子。
「どういう人なのか?」と母に訊かれるも、何も知らないという寿恵子。
そこへ叔母・みえがやってきた。
高藤に気に入られたことをたいそう嬉しがるみえ。
名士たちも寿恵子のことは話題になっている。
高藤の妻は外国に興味のない人。
高藤に妻以外の妾もいない。
「とても良い縁談だ」
と笑う。
寿恵子はダンスの先生に憧れているだけだという。
早々に退散して自分の部屋に行く寿恵子。
まつはみえに
「親としては娘が幸せになって貰うことが優先」
と言い放つ。
寿恵子は万太郎の描いた絵を見ながら、万太郎を思う。
寿恵子、それは恋だよ!!
って言いたいw
高藤のことはなんとも思っていないが、叔母に言われてちょっとは気になってるのかな??
高藤の妻が終始仏頂面だったのは、無理矢理鹿鳴館につれてこられたからなのかな。
きっとええとこのお嬢さんだと思うが、外国かぶれの夫に辟易しているのかも。
好きで一緒になったわけでもなく、親が決めた結婚相手なら尚更かな?
まつとしては万太郎のほうが良いと思っている。
妾の立場がもう・・・ね。
当時は妾も珍しく無かったとはいえ、自分も経験しているし、妾は嫌なんだろう。
本当に夫が好きならともかく、叔母のように玉の輿に乗りたいとか、将来安泰っていう下心はねぇ。綺麗ごとと言われても金より大切なことがある。
これから戦争もあるしさ。
まつには「娘さんを下さい」って言ったも同然の万太郎。
まつ・・・そこはぼやかすw
そうよねぇ。
まだどうなるかわからんしねぇ。
で、印刷所。
お金を支払っても得たい技術。
このお金は・・・研究費でもってくれると思いたい!
頼んだで、今野!
竹雄のお給金がそのまま印刷所に流れるとかは・・・ご勘弁w
あのまんじゅうも、全て今野が経費で落としてくれることを祈る。
新しい技術を習得した万太郎と寿恵子との恋。
上手くいきますように!
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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
西村寿恵子(浜辺美波)
竹雄(志尊淳)
広瀬佑一郎(中村蒼)
西村まつ(牧瀬里穂)
笠崎みえ(宮澤エマ)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
阿部文太(池内万作)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
高藤雅修(伊礼彼方)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)
【語り】宮﨑あおい
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