「おかしな刑事 最終回」 ネタバレ 感想~鴨志田さん、まだ働くの?

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大千秋楽スペシャル

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一級建築士・栗山敬太(吉村界人)の仲間、相馬、柴崎がマロンホーム社長・栗山喜一郎(三宅裕司)の誘拐犯だとわかる。
栗山のもとを訪れる 鴨志田新一(伊東四朗)となじみの弁護士・武井昭一(正名僕蔵)
武井は以前、敬太から身内の誘拐のことを訊かれていた。
暴行や身代金の要求がなければ、親告罪であり警察は捜査できないと教えた
「俺は身代金を要求していないんです。」
「こんなことをする前に話し合う事は出来なかったのか?」
「姉の結婚すら教えて貰えないんですよ?
話し合うための誘拐でした」
敬太は切り札を持っているという。
父・喜一郎(三宅裕二)が警察の捜査に協力しないのは自らの保身から。
息子を庇っているんじゃなくて自分の為。
誘拐の主犯が息子
立場がないから・
「俺、自首します
あの二人は俺に命じられるまま動いただけですよ」

敬太が自首したことで柴崎と相馬も供述。
柴崎がレンタカーをかり、飛鳥の森団地の空き部屋の一つで監禁。
部屋からは喜一郎の毛髪も発見。
防犯カメラはないが監禁場所として間違いないだろう。
問題は身代金の行方
運搬に使われたキャリーバッグはない。
3人のスマホからもその様子はうかがえない
敬太以外の二人にはアリバイもある
身代金を奪った犯人は他にいる
家に2億持っていて、誘拐にも気付いている人間は、家族の他・専務・白井、運転手・久保、家政婦・カオリ、スナックのママ

喜一郎(三宅裕二)は窮地に立たされていた。
家にタンス預金として2億も持っているのに従業員の給料は上がらない。
スナックのママはツケを要求。
家政婦は退職

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そんな時、山田大輔の殺害の第一発見者となった鴨志田と敬太、佐々木良子(鷲尾真知子)
山田の本名は前田大吾
過去に放火事件を起こして、体を壊すまでマロンホームで働いていた
喜一郎は仮出所したときの身元引き受け人
今、遺体確認をしている。
警察は栗山は恩人だった考える。
しかし敬太は
「前田さんはおやじのせいで刑務所に入ることになったんだ」
という。

鴨志田は喜一郎(三宅裕二)を家に招待。
鴨志田に京都の団子屋で勉強しろといったのは殺された前田と喜一郎だけだった。
二人は京都で顔見知りになったのではないか
嘘はつけないと喜一郎が話し出す。
バブルの終わり、喜一郎は京都で初めて会社を立ち上げた
仕事は地上げ。
その時の相棒が殺された前田
1993年冬。
空倉庫を小火にさせる依頼を受けた。
喜一郎は東京へ仕事に行くとことになり、仕事は前田に任せた。
軽い小火だったはずが折からの強風で倉庫は全焼
前田は出頭し自分一人でやったことだと言い張った
仮出所した前田の身元引き受け人になった
「前田は身代金を狙うような人間じゃない」
心の優しい前田を思う喜一郎
鴨志田は前田が身代金がらみで殺されたのではないだろうと話す。
犯人はタンスからなにから荒らしていた。
キャリーケースなら押し入れを開けるだけで見つかったはずだ
「30年前の話誰かにしました?」
「敬太に話しをしてしまった」
それで敬太が誘拐をした。
この小火のことを話さなければ、公表する。
それが嫌なら再開発から手を引くように言われ了承した。
マロンホームの我々のバックには金森建設がいる。
調整が必要だから時間が欲しいと伝えた
「なのに抱かれかが身代金を要求」
記者会見をして事件が大きくなった
「切り札か
あの時敬太くん
切り札といいながらジャスチャーをした。
何かブツがありますね」
鴨志田は京都の鴨川東署の元同僚になにかを調べて貰う。

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捜査には真実(羽田美智子)の直属の部下で現在、財務省から警察庁に出向中の大谷光平(黄川田雅哉)が加わる。
大谷は栗山喜一郎の娘・南(内藤理沙)と婚約していたが事件が原因で婚約解消していた。

鴨志田は敬太の事務所のガサ入れが執行日を教えてくれと言う。
ガサ入れの執行前、敬太の事務所に侵入したのは大谷光平(黄川田雅哉)だった。
敬太から隠し場所を訊いて先にマイクロカセットテープを手に入れていた警察。
内容は30年前の留守番電話。
「前田さんの事はうちの会食で?」
真美は婚約解消で落ち込んでいた大谷を元気づける為、自宅に招いた
その時に京言葉の前田のことを教えていた。
「可愛い後輩だと思って目をかけていたのに

マイクロカセットテープには30年前の放火事件を計画していたの前田と喜一郎の会話があった。
テープを先まで聞くと、放火の指示をしたのが国土交通省副大臣・金森保(浜田晃)だったとわかる。
「金森に指示され、テープを探しにきて前田さんを殺したんですね?」

鴨川署の柏木によると1993年の新聞によると、空き倉庫のはずなのに倉庫にはプラスチックゴミがたくさんあった。
それに燃え移ったため全焼となった。
この記事を書いた記者は家事の前日、金森保(浜田晃)運送から大量のプラスティックゴミが搬入されていた。
最初から全焼させる計画だった。
犯人が自首して捜査は終了。
地元では未だに噂になっている。
倉庫の跡地には金森グランデ会館だ。
「金森の手のひらでおどされていた」
肩を落とす喜一郎。
敬太があのテープを盗んだのは前田が隠そうとしているのが気になり中身を確認したらしい。

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大谷光平(黄川田雅哉)の供述によると、喜一郎の娘との婚約を金森は祝福されていた。
事件が起きて一変。
代議士としての椅子を用意する代わり、警察でスパイをしろと言った。
前田はあの記者会見のあと、喜一郎に手を出すと留守番電話のテープを公表すると金森を脅したと言う。

前田を呼び出し、前田の部屋に侵入しテープを探すが見つからない。
すぐに前田が帰宅しもみ合いになる。
顔を見られ警察に突き出されそうになり、突き飛ばす。
「警察に突き出されたら出世が台無しですから。
ノンキャリにはわかりませんよ!」

「身代金を取ったのあなたでしょう?」
鴨志田は喜一郎を追求。
前田以外にも共犯者がいた。
「あなたの共犯者はこの団地のお年寄り達です」
身代金が奪われた時の防犯カメラを見た時に靴が気になった鴨志田。
「足に合わない靴を履いては歩けません」
あの日東王子駅前講演で思い思いのキャリーケースを持っていたが、履いていた靴は皆さんと同じだった
「靴だけは履き慣れていた靴を履いてらしたんですね
栗山さんの計画に協力したんですね」
喜一郎は皆を庇おうとするが佐々木良子(鷲尾真知子)らは事実を認めた。

鴨志田は喜一郎の2億円の身代金には目をつぶることにした。
喜一郎も金森との関係に悩んでいた。
選挙の度に金を無心され、金を出さなきゃ仕事が貰えない
いきなり誘拐されたのは驚いたが、初めて敬太の言い分を聞き、いつの間にか大人になっていたんだなと思ったという。

敬太と喜一郎父子のわだかまりを解く鴨志田。
30年前、前田に仕事を任せ火事を起こした日は、喜一郎の妻で敬太の母の手術の日だった。
敬太は喜一郎がそんな日さえ帰ってこなかったというが、そうではなかった。
小火のはずが火事になり始発で帰ったのだ。
「2億円は君へのプレゼントだよ」

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ああ、終わっちゃいましたね。
20年ですか。
もっと長く続いていると思ってましたw
伊東四郎さんは既に定年してるご年齢ではないか!!!
そう思うとやっぱり伊東さんはお若い。
2015年あたりから感想を書き始めていたようですが、その時から「いつ最終回なんだろう?」と思っていた記憶。
飛び抜けて視聴率が良かった印象もありませんが、このシリーズはテレ朝に大事にされてきたなぁとも思います。

最終回は、同僚の皆さんに父娘だということがバレ。
最後まで坂下純次(小倉久寛)は納得いっていなかったようだけど。
ゲストは三宅裕二。
三宅裕二と伊東四郎は仲良しだもんね~。
あの会見からしておかしかったもんね~。
で、黄川田くんもおかしかった。
アンジャッシュ児嶋に似ているからおかしいんじゃなくてw
なんかもう最初から犯人って感じだったもんなぁ。
途中、今日は誰も死なないんだって思っていたけれどさ。
黄川田君は殺されるか殺るかのどちらかだろうと思っていたら。
でも・・・ま・・・ちょっとストーリーとしては面白い・・・とは。
浜田さんは大物悪徳代議士がよくお似合いだけど・・・なんてーか。
ま、大千秋楽だからいっか(爆)

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やっぱり羽田美智子が好きになる男はだめんずだった。
黄川田君が殺害をした理由は代議士からの命令もあるが、羽田美智子さんが捜査情報を流したからでもある。
そこは不問?
しかも被害者関係者でもあるのに、捜査に参加させるとか・・・。
最後は結婚しちゃうのかな~って思っていたんだけど。
鶴瓶の息子が出てくるんじゃ・・・ってヒヤヒヤしたけど、結婚しなかった。
柏木さん(加藤虎ノ介)とはお似合いだと思うんだけどなぁ。
京都に行っちゃうかなぁと思いきや、鴨志田さんが団子の修行の旅に行くことに。
「おかしな刑事なんだ!」
って鴨志田さんが言ってタイトルを回収したけれど、「おかしな刑事」ではなく、素敵な刑事だけどね。
あ、でも最後殺人の第一発見者ってのは「おかしな刑事」だったかな。

居眠りをしていてもちゃんと話を聞いていたり、現場百回と歩き回ったり。
シリーズ後半になるとそんなシーンも少なくなり。
明らかにロケシーンも少ない。
最終回は伊東さんのシーンも多くなったけれど、座っておられる。
立つのもしんどそうに見えちゃって。
だけどセリフ量は多く、主演ではなくても伊東さんのような俳優さんは必要。
寂しくはなるものの・・・いろんなドラマでその姿を拝見したい。
鴨志田さんが定年しても団子屋のオヤジになってまだ働くの!って驚いたけど、伊東さんもまだまだこれから。
直前の番宣で羽田美智子さんが泣いていたけれど・・・「特捜7」のほうもこれから続くのか危うい線だよなぁ

「法医学教室の事件ファイル」は最終回もないのかなぁと土ワイのシリーズは気になります。
名取さんの役柄は定年・・・はなさそうだけど、宅麻伸の役は定年ありなので・・・気になります。
愛介の結婚も・・・。

日テレがBSとはいえ「令和サスペンス劇場」を制作したので土ワイにも頑張って欲しい。
「相棒」のようなドル箱ドラマは出ないかもしれないけどさ。

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キャスト
鴨志田新一(伊東四朗)
岡崎真実(羽田美智子)
姉小路行人(石井正則)
栗山喜一郎(三宅裕司)
栗山敬太(吉村界人)
大谷光平(黄川田雅哉)
栗山 南(内藤理沙)
吉田みどり(遠藤久美子)
佐々木良子(鷲尾真知子)
武井昭一(正名僕蔵)
坂下純次(小倉久寛)
大崎通夫(伊東孝明)
三浦由紀子(田島令子)
工藤 潔(飯田基祐)

コメント

  1. こなつ より:

    たろたろさん今晩は
    一瞬羽田さんと結婚?で出てきた登場人物の名前が『大谷光平』に『栗山…』あれ野球好きなのかな脚本家笑、大谷光平は近すぎてマズイでしょって思ってしまいました。
    ストーリーは特に面白いとは思わなかったけど最後だったからキチンと見ました。

    鶴瓶の息子も出てこなかったけど私は一度だけ出てきた行人くんの叔母さん、戸田恵子さんが最終回だからでてこないかな? 最初だけ出ていた柳沢慎吾さんもまた出ないかな?なんて思いながら見てましたが。

    ふと思ったのが 羽田さんは警視、伊東さんは警部補のままあれだけ活躍したのに全く昇進しなかったな……他の皆もずっと昇進無し笑なんだろうけどって。
    大千秋楽スペシャルお疲れ様でした。

    • tarotaro tarotaro より:

      こなつさん、コメントありがとうございます。

      20世紀も見てたと思う!と思っていたけれど、案外新しいシリーズだったんですね
      誰かが鬼籍にはいって、終わってしまうよりずっと良い最終回でした。
      ワタシも懐かしのキャストがでないかなぁって思っていたのですが・・・それはなかなか難しかったようです。
      しかし盟友の三宅さんをゲストに迎えたことで、伊東さんも心強かったのではないでしょうか。

      番宣でご出演されていた前番組の最後に羽田美智子さんが涙ぐんでおられたのが印象的でした。
      とても温かい現場だったんでしょうね。
      時々BSの再放送で楽しみたいと思います。