『おかえりモネ』 第113回 感想~ありがとう。さよなら。元には戻らない。

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第113回(第23週)「大人たちの決着」

あらすじはコチラ→

ガイド本

席を外そうとした亜哉子たちを制して、聞いていて欲しいという亮。
亮は中古の船の話をする。
そして思い切って「一緒に船に乗ってほしい」と新次に伝える。
「その船はお前の船だ。」
「まだ言うのかよ。自分の船じゃないとダメだって。
立ち直らねえって。いいよ。立ち直らなくたって。
でも立ち直らねえでも前を向く事も出来る。
みんなそうだろ!」
「みんなそうだよ。でも俺は元に戻ることだけが良いことだとは思えないんだよ
元に戻ろうとすると全部止まってしまうんだよ。
ごめんな。もうお手上げなんだよ。
だってもよ、どんなに思っても、力を尽くしても元に戻らないもんがある。」
「それでも俺はおやじに船 乗って欲しい
俺は全部はなくしてない
船乗ってるオヤジの姿も覚えてるし、今も目の前にいる
オヤジを元に戻すことが、俺の生きてきた目的だよ。わかんねえのかよ。」



「それではお前の人生ではないだろ?
お前には感謝してるよ。俺も。何度も思った息子のためなら
でも俺が漁師をやるのは美波がいるのが大前提
どうしてもそれが叶わない
俺が海で生きるのははあの日で終わりにしたい
だから俺は船には乗らない
お前は頑張ってるよ
もうあん時のお前ではない
一人前だよ
お前は自分の船でやりたいようにやれ。
俺がそれを見てるよ。
俺はそれだけで十分だから。な。」
涙を堪え顔を上げる亮
「分かった」
「ありがとな」
台所から見ている未知の顔もかすかに柔らぐ




新次に呼ばれ龍己と耕治が座敷に戻る。
「色々ご心配おかけしてスミマセンでした」
頭を下げる新次。
こたつの上に記入済みの死亡届があった。
ハンコを手に取りうつむく
「なぁ、耕治。俺がこれにケリつけたら全部なかったことになんねえか」
「新次、顔上げろ
顔上げてここにいる全員の顔見ろ。
みんなお前とおんなじ顔してんだろ。見ろよ」
顔を上げる新次
みんなの顔を見て何度もうなずく
「なかったことになんかなるわけないだろう。」
うなずく新次
「新次お前は幸せになって良いんだよ。」
船を買った日のこと
絶対に立ち直らないと言った日のこと
美波は幸せだと義母に言われた日のこと
酒乱の日々(!)・・・走馬灯のように思い出す(回想シーン)
震える手で朱肉にハンコを押し・・・美波が良く歌っていた歌を口ずさむ
「” この海を 失くしてでもほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ”
ありがとう。さよなら。」
捺印する新次
ガラケーを手にし
「オヤジ、これは持ってろ」
号泣する新次。
亮の横でポロポロ涙を流す未知。
モネも涙を流す。



圧巻の浅野忠信。
回想シーンの浅野忠信はホントにもうどれもこれも素晴らしくて。
この人の演技力は疑いようがないんだけど。
インパクトも素晴らしい。
泣きも苦しみも酒も・・・
「A LIFE~愛しき人~」みたいな役ではなく、こういう役だよ。←ほじくり返すな!
最後の捺印まで・・・ホントにホントに時間がかかったなぁ。
「ありがとう。さようなら」
は新次の決心だな。



元に戻る。
それだけが幸せではない。
そう。
戻らなくても良いんだよって言いたい。
未知は前に進めそうな顔をしていた。
モネも「おかえり」しなくても良いんだぜ!
モネも・・・モネ・・・そろそろ菅波に連絡とらない?
もうあと7回しかないぞ。
こんなにもヒロインの相手役が違うなんてさ。

昨日のあさイチを見て、モネは菅波に抱きしめられるまで恋愛だと思っていなかったと聞き(ちゃんと監督さんともお話ししてそう思った)、ちょっと驚いた。
こんなにトロいモネだから結婚話も前に進まないのか(爆)
イヤイヤ・・・そんなそんなそんな(苦笑)
つい最近やで、ずんだ握り潰したのw
明日からは笑顔のモネが見たいですよ、ワタシは。
でも耕治と龍己の大人の決着を見なきゃいけんのですよ。
ううう!!まだまだ!




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「おかえりモネ」感想はコチラ→

BUMP OF CHICKEN「なないろ」

キャスト
永浦百音(清原果那)
菅波光太郎(坂口健太郎)
永浦耕治(内野聖陽)
永浦亜哉子(鈴木京香)
永浦未知(蒔田彩珠)
永浦龍己(藤竜也)
朝岡覚(西島秀俊)
神野マリアンヌ莉子(今田美桜)
及川亮(永瀬廉)
野村明日美(恒松祐里)
後藤三生(前田航基)
早坂悠人(高田彪我)
及川新次(浅野忠信)
太田滋郎(菅原大吉)
遠藤克敏(山寺宏一)
語り/永浦雅代(竹下景子)

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