第77回（第16週）「若き者たち」
あらすじはコチラ→☆
ガイド本
「地元で頑張ってるのが偉いっておかしくない？
それでりょーちん こんなにしんどくなってんじゃん」
スーちゃんが言うと未知が反応
「決めつけないで
確かに辛いことあることあると思う
だけどそこだけ見てしんどくなってるとか勝手にきめつないで。」
船に乗っているとき、市場で魚を降ろすとき、凄く年上の大人と対等に話している時。
りょーちんは楽しそうだし、魚の自慢もしているし・・・。
「しんどいだけで漁師やってない たぶん」
「りょーちんと僕たちは違うもんな」←悠人
「ごめん」←スーちゃんは素直
「いや。。。私も」←未知・・・。
その会話を寝起きのりょーちんは聞いている。
「ごめんな
俺がかっこつけては話し始めたから変な空気なっちゃった」←三生
「ううん こういう話ずっと聞きたかった気がする」
とモネ
その頃、ウェザーエキスパーツに書類を持って来た菅沼は、鮫島のことでアドバイス。
今日は予定がなくなってしまったので・・・と菅沼が言うと
「永浦さんとはいつから？」
と勘の良い莉子が聞く。
内田、野坂からも質問攻め
登米にいたころですか。
東京からですか。
二人は素朴～～！！
などとそれぞれ反応。
「永浦さんもここ一番ってとこですっぽかすなんて、詰めが甘い」
と莉子
菅沼は、地元の古い友人にハプニングがあったので今日は仕方ないと話す。
汐見湯—–
「でもまぁ、震災の話は話せなかったよね」
みんなそれぞれ気仙沼出身だとか沿岸部とかいうと気を遣われてしまう。
スーちゃんは家族でも・・・家族だからあの時のことは話さないと。
「今のこの空気だってギリだよな りょーちん起きてたら話せない」
と三生が言うと
「ごめん起きてる。何重い話？」
とりょーちん
三生は俺がまだ大学3年は卒業できないって話と誤魔化す。
ウェザーエキスパーツ—
「永浦さんって被災してるんですね」
「ご家族はご無事だと聞いています。」
だから気象予報士を目指しているのかもしれない。
なかなかそういうことは聞けない。
自分から話してくれないと・・・。
野坂は神戸だから震災を経験している。
子供ながらにショックだったし、防災とか災害を減らしたいとこの職業を選んだのだと。
「ゴメンなさい」
莉子はずっと幸せだった私がハッピーに生きてきた私みたいなのがこの仕事をして何か伝えられるのか・・・。
伝える資格があるのかと発言。
「生きてきて何にもなかった人なんていないでしょ。
何かしら痛みあるでしょ
自覚しているかしてないかだけで」
と内田。
「言えないですしね
相手のほうが辛いんじゃないかと思うと・・・」
と菅波
汐見湯——
「重い話か・・・俺が話したらみんなも話せるようになるのかな。
話しても地獄 話さなくても地獄なんだよね」
亮は明日美と三生の手を取る。
「もうできないじゃん
UFO呼ぶ時みたいに手を繋いで丸くなって
もう・・大人だし。心をひとつとかそんなの無理」
誰も何も言えないし一生ずっとこのまま。
もうUFOは呼べないし、俺も改造されない。
ずっとそのまま。でもそれはしょうがない
明日美と三生の手を離すと両手で握り出す三生
「UFOは来たよ
だって俺見たもん
だから泣いたんだよ
そうだよ来たよ、あんとき みんなで祈れば叶うんだよ
そんなでお前なんてチョロいからすぐ改造されるしな
俺だってちゃちゃっと坊さんになれんだよ」
「三生・・・ずっとなりたくてもなれないって感じだったの？」
「わかんないよ
でもあの人たちの為になんかできるなら それはやりたいって思うじゃんよ。
俺、見たし。
あんとき寺に何人もの人が運ばれてくんの
ごめんな 亮。ごめん。
俺、怖いって思っちゃってた
でも今は俺はお前もさ
みんなバラバラなとこにいたって、これからだってUFO呼べる
信じてるよ。
手なんかつながなくたって良い。
心を一つにしなくたって 俺らはUFOだってなんだって呼べるんだよ。
泣くな！」
「ない点のはお前だよ
言ってることめちゃくちゃだよ。」
「俺ら もう普通に笑おうよ」
「やっぱ食えば良かったなオムライス。
腹減った」
と亮。みんな泣き笑い
りょーちんは気持ちを吐露できて良かった。
モネはまだ吐き出せない。
菅波にしか吐き出せないのかなぁ。
聞き上手のモネだからりょーちんはモネに・・・って思っていたけど、三生に相談しても奔走してくれたんじゃないかな。
三生、良いお坊さんになりそうだ。
三生に泣かされる日がくるなんて思わなかった。
島を背負うなんて考えなくてもいいと思う気持ちは変わらないけど（そこらへんはスーちゃん派）、三生は背負うものがあるわね。
だって・・・お坊さんなんだもん。
みんなのよりどころになるんだし。
島中のみんなが檀家さんなんだろうと思うし。
三生も吐き出せて良かった。
「俺らもう普通に笑おうよ」
ホントに笑おうよ、心から。
笑うのは悪いことじゃない。
津波を見ても見なくても笑おうよ。
みーちゃんは思ったことをすぐに口に出しちゃうのね。
りょーちんのことなら尚更
「島に残った者の気持ち」
全部背負っていると・・・。
その気持ちはお姉ちゃんには分からない！
スーちゃんが漁師なんて辞めれば良いと言うと
地元に縛られていない！
自分の意思でやりがいのある仕事をしてんのよ！
ってな。
スーちゃんは謝るほど悪いことは言ってないけどね（苦笑）
未知が島に残っているのは祖父のカキを有名にしたいって気持ちもあるだろうし、りょーちんがいるからってこともあるだろうし。
一つじゃないのよね。
「あなたの気持ちが分かるよ」と言われたところで、面白くはない。
りょーちんのことは一番理解していると思いたい！
尖ってんな。
未知はまだ10代だし・・・人より大人に見られたいし・・・なんか揺れてるんだよねぇ。
しがらみだけで島に残っているんではない。
それはみんな理解してんのよ。
スーちゃんだって、しんどいなら逃げたら良いと言っているだけ。
空気読めるから謝罪したけど。
今日は三生ね。
まえだまえだは二人ともお芝居が上手いなぁ。
最後に三生が締めると思わなかったよ。
で・・・・鮫島さんは自分のことに一生懸命になっていると思っていたが、ちゃんとモネと菅波のことを見ていたんだな（爆）
そして莉子と女子トークしてたんだな！！！
莉子の場数を踏んだ恋愛失敗談を聞きたいッス！！
莉子・・・ハッピーに生きてきたってのは何かのフラグですかねぇ。
ずっとハッピーって言うけど、それは莉子がポジティブなんじゃないかね。
キャスターデビューの日に大失敗したけど、あれ・・・痛みではなかったのかｗ
そういうとこが素敵なんだよね。
でも・・・自分で自分を薄っぺらいと思っているのかも。
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。
「おかえりモネ」感想はコチラ→☆
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
キャスト
永浦百音(清原果那）
菅波光太郎(坂口健太郎）
永浦耕治(内野聖陽）
永浦亜哉子(鈴木京香）
永浦未知(蒔田彩珠）
永浦龍己(藤竜也）
井上菜津（マイコ）
朝岡覚(西島秀俊）
神野マリアンヌ莉子(今田美桜）
内田衛(清水尋也）
野坂碧(森田望智）
安西和将(井上順）
高村沙都子(高岡早紀）
沢渡公平(玉置玲央）
及川亮(永瀬廉）
野村明日美(恒松祐里）
後藤三生(前田航基）
早坂悠人(高田彪我）
及川新次(浅野忠信）
語り/永浦雅代(竹下景子）
コメント