『おちょやん』 第99回 感想~花を贈っていたのは栗子さんか?

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 第99回(第20週)「何でうちやあれへんの」

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最後にもう一度話したいという一平の言葉を受けて、稽古場で待ち続ける千代だった。しかし、一平は姿を現さない。代わりに訪れたのは熊田だった。
「急用ができたので家で待っていてくれ。」
とのこと。
その頃、一平は出て行こうとする灯子を引き留めていた。

夕方まで稽古場にいた千代。
そこに日暮れに一平がやってきた
「ほんで話て何?」
土下座する一平
「堪忍。
俺と離縁して下さい」
「うん。ええで。
だいたいうちの方がさきに離婚届出してますのやろ。
何も言わんかてええ
みんなわかってるさかい
わかりとうのうてもわかってしまう。やっかいやわ」



「それでも言わしてくれ。
俺はほんまにどうしようもないアホや
けど・・・。生まれてくる子を守ってやりたい
子の気持ちだけはどないしてもごまかせん
ほんまに申し訳ない。」
「確かにアホやな」
一平に向き直る千代。
「生まれてくる子だけやのうて、灯子のこともしっかり守ったあげ。
それからもう一つ新喜劇はやめへんでよろしいな。ほなまた明日」

帰宅する千代を待っていた寛治。
食事は寛治が用意してくれた。
一平と暮らした匂いが充満する部屋。
「何が二代目天海天海や!
うちがいてへんかったら何にもできひんかったくせに!」
一平への感情が爆発する。
寛治は一平の着物をたたきつけ
「一平さんのアホ!
千代さんは一平さんがおらんでも幸せになるんやからな!」
と叫び、千代も誘う。
千代も一平が残したものを畳にたたきつけた。
めちゃくちゃになった部屋で清々しい朝を迎えた千代。



実際の浪花さんは離婚届を出さず二代目渋谷天外はなかなか結婚出来なかったらしい。
それは浪花さんの意地だったのか。
さっさと離婚する。
傍目にみればそちらのほうが潔いとは思える。
しかし・・・クズの夫を恨むのも、クズの元夫が病気になって喜ぶのも、それはそれで人間らしくて良いんじゃないと思えるんだけどねぇ。
でも素直で明るい朝ドラヒロインがそんな人間の黒い部分を持っていてはダメなんだすな。

一平を悪く描かないとしたことが子供を理由に離婚。
卑怯やわ。もんすごい悪いわ~!まぁ、よそに子供を作って離婚。
それはどんなヤツでも卑怯でクズにしかならんで。
世話焼き千代に嫌気がさしとと察するけど、それにしても金で解決できる女性としか遊ぶな。どんだけの人に迷惑をかけると思ってんねん。
きっとワンマン座長だったんだろうな。
劇団員に手をつけるなんて、あの頃の芸人にはありがちなことだったのかしらねぇ。



劇団は続けると言う千代。
浪花の漫才師には離婚しても漫才だけ続けている人がいたし。
でも多分辞めるよね。
寛治と二人暮らしってのもおかしいし。
ああ、来週から面白くなりそう。
と期待を込めたい!←まだ木曜日だぞ!
今日、久しぶりに栗子さんの名前が出てきたけど、紫のバラの人は栗子さんかもしれんな。
残ってたわ、栗子さんが。
しかしここまでみんなエエ人にせなあかんのかなぁ。



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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
天海千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期:中須翔真)
竹井テルヲ(トータス松本)
松島寛治(前田旺志郎)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
須賀廼家万歳(藤山扇治郎)
須賀廼家千兵衛(竹本真之)
朝日奈灯子(小西はる)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
富川みつえ(東野絢香)
富川一福 (木村風太)
須賀廼家万太郎(板尾創路)
大山鶴蔵(中村鴈治郎)
熊田(西川忠志)
語り/黒衣・桂吉弥

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