『おちょやん』 第88回 感想~福助、百久利、死す

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 第88回(第18週)「うちの原点だす」

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最近の千代の様子がおかしいことに気が付く一平とみつえ。
夜中に家に居ないことがあり、昼間にうたた寝をすることがあり、みつえは千代が一平にかまってもらえないから誰かと密会しているのではないか。
寛治のことでも悩んでいたのに!と一平をからかう。
ある晩。出て行く千代の後をつけていく一平。
千代は稽古場で猫を相手に芝居をしていた。
「猫相手に小声で芝居して楽しいか?」
「いっこも楽しいことあらへん」
二人が明け方家に戻ると、みつえと一福の様子がおかしい。
ちゃぶ台の上には福助の死を知らせる紙があった。
「お母ちゃん。
悲しんだらあかん。
お父ちゃんはお国のためにがんばったんや。
そんなお父ちゃんを誇りに思う。」
「お父ちゃんはもっとトランペットを吹きたかったはずや。
もっとあんたと一緒にいたかったはずや」
と号泣するみつえはその日から床に伏せたままだった。
シズと宗助がやってきてもみつえは誰にも会いたくないと拒絶。
シズはみつえを叱咤する。
シズが千代に謝罪するが、みつえの言う通りみつえに比べたら辛いこともないと話す。
一福は福助の敵を討つため今度こそ少年兵に志願すると言っている。
一平は数日前元気団員の百久利が戦死したと連絡があり、酒を飲んでは喧嘩してボロボロになっている。
愛国物の芝居をしていた自分のせいだと思っているのだ。



福助も百久利も戦士。
まさかみつえが床に伏せるとは思わなかったなぁ。
一福もいるし。
しかし、富川菊、福松、福助・・・福富の人間が死んでいくからなぁ。
そら気も滅入るけど。
福助とみつえの子供のわりには軍国少年なのね一福は。
それも家庭劇の愛国もののせいか?
農家に野菜を貰いに行っても「元女優」という肩書きが足かせになっているのか、嫌味を言われる。
あの時期に「西陣の帯でも持って来い!」って言うほど農家は潤っていたのか??
西陣の帯が何の役に立つんやろうか。

今までそこまで芝居に向き合っているような千代ではなかったけど・・・戦争になってから芝居がしたい気持ちで一杯の様子。
もっともっとお芝居の魅力にとりつかれた彼女を見たかったねぇ。
百久利も戦死。

劇団員は他にもなくなる人がいるのか。

もうそろそろ8月か?



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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
天海千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期:中須翔真)
竹井テルヲ(トータス松本)
岡田シズ(篠原涼子)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
須賀廼家百久利(坂口涼太郎)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
富川みつえ(岸田結光)
須賀廼家万太郎(板尾創路)

語り/黒衣・桂吉弥

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