『おちょやん』 第58回 感想~ヨシヲ、ヤクザになっテルヲ!

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第58回(第12週)「たった一人の弟なんや」

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ヨシヲのことを怪しむ一平。
ヨシヲは神戸のヤクザの子分で、鶴亀を潰すために動いていた。
千代を騙し、鶴亀の内情を聞きだし、潰れなければとりえず放火。
一平は警察に話す前に千代に伝えた。
信じない千代。
そこにヨシヲが現れ。
「姉やん、こいつのこと信用するな。」
と言う。
もちろん千代はヨシヲのことを信用する。
一平はバケツに水をいれヨシヲにぶっかける。
シャツの下には入れ墨。



千代の表情はみるみる変わり、ヨシヲに嘘つかれても良いと思っていた。
だけどお母ちゃんに命がけで産んで貰ったのに、体に傷をつけた。
お金の為なら周りに迷惑をかけるなんてテルヲと一緒だ!とヨシヲを責める。
テルヲと一緒と言われ激昂するヨシヲ。
千代もすれ違ったくらいではヨシヲにも気づかなかった。
自分も映画ポスターに「竹井千代」と名前をみつけ姉やんのことだと思ってがそれだけでなんとも思わなかったとも。
出て行くヨシヲに
「寂しいやっちゃな。」
と千代
「俺のこと警察に言うてみ。
その時は俺の仲間が道頓堀中に火をつけるさかいにな!」
一平はもう自分たちでなんとか出来る問題ではないので、鶴亀の社長に言いに行くというが、千代は止める。
自分がなんとかするからもう少し待って欲しいと。
ヨシヲが変われるわけがないと言われるが、たった一人の弟だから。
なんとかしないと自分のためにも・・・と食い下がる千代。



ヨシヲもテルヲも「お」を「を」にして、カタカナの名前だとちょっとポップな感じにしてるけど、朝ドラにはそぐわないキャラクターだなぁ。
ヨシヲを警察に突き出しても、仲間が鶴亀を狙うのはかわりないやろし。
ヨシヲは仲間が自分のために報復してくれるようなことを言うてたけど、トカゲの尻尾切りされるだけやろし。
不幸なヤツやな、ヨシヲ。
悪い仲間は家族やないで。

千代がヨシヲのためにできるのは、説得することではなく警察に突き出すことだと思うあ。
ヨシヲは小さかったけれど、千代がヨシヲの年のころには家の手伝いもしていたと思うんよね。
ヨシヲはテルヲに売られそうになったというが、それは丁稚奉公よね。
千代だってとうに丁稚奉公に行っていたわけだし、ヨシヲが楽してテルヲと暮らせるはずはないんだから、丁稚奉公に行けば良かったのになぁ。
それがイヤで逃げ出して、楽して金を儲けるなんてテルヲと一緒やな。
小さい頃と同じように、千代はヨシヲを甘やかせて・・・。



そんなことより・・・女優の話のほうが楽しいんじゃないかなぁ。
もう千代の家族不和はお腹いっぱい。
せっかく杉咲花ちゃんのような演技力がある若手女優をキャスティングしたんだから、演技に開眼する姿を見たい。
一平のモデル・渋谷天外の女癖が悪い成分を千代の家族にのせたんやろか。
二代目・渋谷天外さんから「お父ちゃんを悪く書かんといてな」ってプレッシャーもあったらしいし(苦笑)
朝ドラでは夫がクズって描きにくいんだろうけど、しかもその息子も役者だから遠慮してんのかな。
「べっぴんさん」ではご存命中のファミリアの娘さんの非行を延々と描いてたから・・・家族不和は必要なのかねぇ。
でもそうなってくると朝から楽しい気分にはならないよね。
これから戦争も描かないといけないし。
2月も終わろうとしているけれど、主人公は若いままだし。
大器晩成の女優人生。
浪花千栄子さんのことを存じ上げないので、さらっとウィキペディアを見ただけだと・・・苦労人すぎて・・・なぁ。
幸せな生活を描くことなく終わりそうで怖い。



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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
竹井千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期 中須翔真)
岡田シズ(篠原涼子)
竹井テルヲ(トータス松本)
竹井ヨシヲ(倉悠貴)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
須賀廼家百久利(坂口涼太郎)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
岡田みつえ(岸田結光)
岡田ハナ(宮田圭子)
かめ(楠見薫)
富士子(土居志央梨)
玉(古谷ちさ)
節子(仁村紗和)
里子(奥野此美)
富川菊(いしのようこ)
富川福松(岡嶋秀昭)
富川福助(松本和真)
椿(丹下真寿美)
須賀廼家万太郎(板尾創路)
語り/黒衣・桂吉弥

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