「相棒19」 第17話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～勘違い殺人

「右京の眼鏡」

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田崎恭子(かとうかず子)　が倒れた日、渚（岩橋道子)の家だった。
長男・田崎明良（赤木悠真)に呼び出され、渚と結婚したいと聞かされたのだった。
反対した恭子（かとうかず子）。
結婚したら渚は会社の仕事から身を引くつもりだった。

犯人は田崎眼鏡の職人・松田（青山勝）
事件の夜、松田は新作のメガネを渚に見せに行った
松田は証拠のメガネは新作のメガネでまだ作っている途中だと言い張るが、渚の部屋に落ちていたネジは壊れたメガネにピッタリだった。
渚との口論は、田崎メガネの身売り原因。
身売りの話をすすめていると言われた。
カッとなった松田は思わず渚を植木鉢で殴り殺した。
新作のメガネをかけていた渚。
壊れてしまったメガネを拾い、元々渚がかけていたメガネを戻した。
メガネは少しもズレることなく正しい位置でかけられていた。
そこに明良がきた。
渚の遺体に驚く。
松田はカーテンに身を隠す。

明良は金庫を空け、書類を持ち出す。
そこに弟の拓人が入ってくる。
拓人は明良が犯人だと勘違い。
警察に電話をするというので、明良は逃げ出す。
一週間は逃げたかった。
松田は身売りと聞いてどうしても許せなかたったが、身売りの話は松田にとっても良い話だった。
松田は工房の閉鎖だと思い込んでいたが違っていた。
今の工房を閉鎖し、大きな工場を作る予定だった。
金庫から持ち出したのは商社との契約書。
契約には守秘義務があり、たとえ社員にも話すことはできなかった。
最終合意書にサインするのが明日だった。
松田は自分で田崎メガネの名を汚した。

右京は明良が松田の工房に身を隠していると推理したのは、松田のゴミ箱に弁当やお茶などいつも二人分入っていたからだった。

守秘義務があるのはわかるが・・・こういう勘違い殺人は、被害者が口下手過ぎる。
しかし今回はかなり有能な経営手腕を持つ女性。
もう少しうまく言えなかったかなぁ。
守秘義務と言うなら「身売り」なんて言葉は使わなければ良かったのに。
「あなたとは話したくない！」ってキレ方も妙だしさ。
結婚反対されてイライラしてたのか？
そしてとても有能なら、別に結婚して仕事から身を引かなくてもよかったのに。
なんで体面上そうなるのかわからない。

右京さんのお気に入りのメガネ職人も犯罪者に。
確か、篠田三郎さん演じる時計職人も犯罪者になったよな。
右京さんのこだわりの品職人は・・・犯罪者になる運命なのか。
職人は融通がきかないし、すぐ勘違いするし、自分の思いを遂げるには人を殺さなきゃダメってことなのか。
しかし・・・勘違い殺人はキツいわ～。

お家騒動の内容は低価格路線の展開。
まるで大塚家具みたい。

かとうかず子さん、ベッドで寝ているときは誰だかわかんなかったよ。
お化粧して歩いているといつものかとうさんなんだけど。
横になっているとみんな老けるのね。
そして娘役の天野はなさんは黒木華さんに似ていた。←まさか黒木華ちゃんが！っと勘違いｗ

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出演者
杉下右京・・・水谷豊 　特命係・警部
冠城亘・・・・反町隆史 特命係・巡査
伊丹憲一・・・川原和久 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
芹沢慶二・・・山中崇史 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
角田六郎・・・山西惇 　組織犯罪対策部組織犯罪対策五課 課長・警視
青木年男・・・浅利陽介
出雲麗音・・・篠原ゆき子
小出茉梨・・・森口瑤子 こでまり女将
益子桑栄・・・田中隆三 鑑識課・巡査部長
大河内春樹・・神保悟志 警務部 首席監察官・警視正
中園照生・・・小野了 　刑事部参事官・警視正
内村完爾・・・片桐竜次 刑事部長・警視長
日下部彌彦・・榎木孝明 法務事務次官
衣笠藤治・・・杉本哲太 　警視庁副総監・警視監
社美彌子・・・仲間由紀恵 総務部広報課 課長・警視正
甲斐・・・・・石坂浩二 警察庁長官官房付

ゲスト
田崎恭子(かとうかず子)
三澤渚（岩橋道子)
田崎明良（赤木悠真)
松田（青山勝)
田本清嵐　天野はな