『なつぞら』第80回 感想~清原果耶・・・恐ろしい子!!

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第80回(第14週)「なつよ、十勝さ戻って来い」

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富士子(松嶋菜々子)からの電話で、千遥が十勝の柴田家に来ていると知らされたなつ(広瀬すず)は、下山(川島明)に休みが欲しいと伝える。
快く送り出してくれる下山。

亜矢美(山口智子)に電話をして、咲太郎(岡田将生)にも知らせる。
二人は風車から柴田家に連絡をする。

そこ事、千遥(清原果耶)はもう帰ると言っていた。
そんな時になつから電話が入る。
なつの声を聞いた千遥は
「ご心配をおかけしてすみませんでした、」
と伝える。
咲太郎が呼びかける
「お兄ちゃんが悪かった。
お前をあの家に預けて、本当に悪かった。
今からそっちに行くからな、待ってろよ。
もう離さないからな。」

思わず電話を切ってしまう千遥。

「私、昔のことはあまり覚えていないんです。
姉や兄と一緒にいたころのことを覚えていないんです。
ところどころはっきり覚えているんですけど、それがいつの記憶、どういうときのことだったかは・・・。
細かいことは覚えていなくて。」

5才の頃だったから仕方ない。
その上、忘れてしまいたいような辛いことも多かっただろうと、富士子&剛男(藤木直人)も言う。

「でも今。
電話で声を聞いたら・・・。
その途端に私のの姉だとわかりました。
兄の声だとわかりました。
そのことになんだか驚いてしてまって。」

泰樹も「電話はすかん」などと言い出すが、剛男や明美は急に電話が切れて東京では心配しているんじゃないかと言う。
千遥は、もう一度電話をしても良いかと聞き、東京に電話をかける。

「先ほどはすみませんでした。お姉ちゃん?」

「ねぇ千遥。
お願いだからそこで待ってて。
今すぐ行くから。
どうしても千遥に会いたい。」

「わかりました・・・。
わたしも・・会いたいです。」



清原果耶・・・・恐ろしい子!!

記憶がよみがえるシーンの涙。
おばちゃん、ズキュンとしてしまったよ。
感情を押し殺したお芝居も上手なんだねぇ。
涙がでるタイミングも完璧だった。
切ない。
千遥・・・切ないわ。
切ない顔してたわ・・。

回想シーンはこうやって使わないとね!!←「コード・ブルー特別編 ―もう一つの戦場―」とか「ラジエーションハウス」最終回(第11話)ネタバレ感想~続編はなくても良い。とかは見習って欲しい。(爆)

清原果耶・・・恐ろしい子!と思ったのは「透明なゆりかご」第3話でも・・・なんですが。
これから彼女のお芝居を観て、なんどでもこう思うんでしょうな。

すべて持って行っちゃったなぁ。
これで兄妹対面となると、全部持って行くんだろうなぁ。
素晴らしかったよ。

で、千遥。
綺麗なお洋服。
どう見てもお金に困っているようには見えない。
しかし早々に帰りたがる・・・。
誰かを待たせているのか?
もしかして外国に売られてしまうなんてことはないよね?

富士子は千遥を幸せそうに見えるなんて行っていたけれど、どこをどう見たらそう見えたん??
綺麗なお洋服を着ているからかな~?
どうみても感情を押し殺して・・・でもそれはそういう性格に見えたんだろうか。
千遥に何か影があるってことを察しているのは泰樹だけのような気がする・・・。
泰樹が力になってくれると良いなぁ。

信が帯広に転勤なんだから、千遥は東京ではなく帯広あたりにいるんじゃないかと思っていたんだけど・・・。
朝から清原果耶ちゃんのお芝居を観ることができて良かったわ~。
千遥のことはいろいろ気になるけれど・・・。



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「なつぞら」感想はコチラ→

主題歌:スピッツ「優しいあの子」

キャスト
奥原なつ・・・・広瀬すず(幼少期:粟野咲莉)
奥原咲太郎・・・岡田将生(幼少期:渡邉蒼)
奥原千遥・・・・清原果耶(幼少期:田中乃愛)
柴田泰樹・・・・草刈正雄
柴田富士子・・・松嶋菜々子
柴田剛男・・・・藤木直人
柴田照男・・・・清原翔(幼少期:岡島遼太郎)
柴田夕見子・・・福地桃子(幼少期:荒川梨杏)
柴田明美・・・・平尾菜々花(幼少期:吉田萌果)
小畑雪之助・・・安田顕
小畑とよ・・・・高畑淳子
小畑妙子・・・・仙道敦子
小畑雪次郎・・・山田裕貴(幼少期:吉成翔太郎)
山田天陽・・・・吉沢亮(幼少期:荒井雄斗)
山田陽平・・・・犬飼貴丈(幼少期:市村涼風)
佐々岡信哉・・・工藤阿須加(子供時代:三谷麟太郎)
大沢麻子・・・・貫地谷しほり
坂場一久・・・・中川大志
神地航也・・・・染谷将太
三村茜・・・・・渡辺麻友
森田桃代・・・・伊原六花
下山克己・・・・川島明(麒麟)
井戸原昇・・・・小手伸也
露木重彦・・・・木下ほうか
大杉満・・・・・角野卓造
亀山蘭子・・・・鈴木杏樹
前島光子・・・・比嘉愛未
茂木一貞・・・・リリー・フランキー
煙カスミ・・・・戸田恵子
仲努・・・・・・井浦新
岸川亜矢美・・・山口智子
語り・・・・内村光良

コメント

  1. 千早太夫 より:

    昨日・今日と、清原果耶さんの演技に圧倒されています。
    台詞は少なくても、表情と目の動きだけで戸惑いや葛藤、複雑な胸の内が伝わります。電話をしながら自然に流れる涙にも感動しました。今日についてはウッチャンの最後のナレ、完全に不要(笑)。

    たろたろさんはじめ皆さんが彼女を誉めている「透明なゆりかご」、見れば良かった…。

    清原さんのインタビューが公開されてますね。
    私としては注目は次の5点でした。
    ・千遥役はオーディションではなくオファー。
    ・本編は最初の孤児千遥のシーン以外は見ていない。
    ・千遥の配役をギリギリまで伏せるのはスタッフと相談して決めた。
    ・可哀想な娘と思われるのは違うと思ったので小綺麗な格好をさせてもらった。
    ・電話のシーンでは、咲太郎となつの声は本番まで流さないようにしてもらった。

    オファーだというのは納得ですね。これは本当に2年後くらいにはヒロインかもしれません。どうか良い脚本に巡り会えますように。

    • tarotaro tarotaro より:

      千早太夫さん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      清原果耶ちゃんは、大阪の実家暮らしだそうで、高校卒業するまでは仕事を吟味して、事務所にも大切に育てられているような気がします。
      キラキラ青春映画も似合うかもしれませんが、安売りはしていない好印象。

      だからか、NHKのドラマに多く出演されていますね。
      これからヒロイン役を選ばれるとしたら、オーディションではなくオファーかもしれません。

  2. ももたろう より:

    たろたろさん、こんばんは。
    「なつぞら」は全く見てなかったのですが、「清原果耶…恐ろしい子」が目にとまりました!!
    私もすごく気になる役者さんで、透明なゆりかごの時に、たろたろさんのブログと共に楽しんでました。
    これからも出演されるなら、今更だけど「なつぞら」見ようかな…

    • tarotaro tarotaro より:

      ももたろうさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      残念ながらしばらく清原果耶ちゃんの出番はなさそうです・・・。
      ただ話の展開から、また終盤に出てくるのでは?と期待しています。
      相変わらずの演技力と透明感に脱帽です。