「娘の結婚」 ネタバレ 感想~中井貴一は妻に先立たれがち

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新春ドラマスペシャル「娘の結婚」

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國枝孝彦(中井貴一)は娘の実希(波瑠)と2人暮らし。
妻・佳実(奥貫薫)亡きあと男手ひとつで娘を育ててきた。

ある日「会ってほしい人がいるの」と娘に言われる。
相手はかつて住んでい たマンションの隣人、古市敏之(光石研)、景子(キムラ緑子)の息子で幼なじみの真(満島真之介)だった。
一番の問題はキムラ緑子がトラブルメーカーらしいこと。
随分前、同じマンションに住んでいた主婦が飛び降り自殺をしたのは、キムラ緑子が追い詰めたのではないかという週刊誌の記事が、中井貴一宅にも送られていた。

そんな中、孝彦は大学時代の恋人・片岡綾乃(原田美枝子)と偶然再会。
原田美枝子はお茶の先生で、キムラ緑子は生徒だという。
「女に嫌われるタイプ」ではないかという原田美枝子に不安が募る中井貴一。

結局、光石研&キムラ緑子夫妻の自宅を訪れる中井貴一。
飛び降り自殺の記事は、嘘であること。
主婦の自殺の原因は夫婦間の問題だった。

そして中井貴一は思い出す。
不慮の事故で妻が死んだとき、霊安室にキムラ緑子が飛び込んで号泣していたこと。
娘・波瑠を抱きしめて泣いていたことを。
キムラ緑子がママ友たちに嫌われていたのは事実だった。
しかし亡くなった妻・奥貫薫だけはキムラ緑子をかばっていた。





満島真之介が挨拶に訪れた日。
主婦の自殺の件に触れる。
母親は嫌われていた。
小さい頃から周りの人間が母親の悪口を言っているのを聞いていた。
だから、母親とは遠くはなれたところに暮らす。
母とは縁を切ってもいい。

そんな満島真之介に「親子の縁は切っても切れない」と言う中井貴一。
「周りはどうでも良い。君がお母さんをどう思っているかだ。」
そんなに悪いお母さんではなかったはず。
そして波瑠も母が死んだ日のことを覚えていた。
周りがなんと言おうと、自分たちが良い時間を過ごしていたのだ。
改めて結婚を申し込む満満島真之介。

結婚までの時間。
娘が風邪をひけば甲斐甲斐しくお世話をし、いつもどおり家事をこなす。
他愛もない話しをして、娘から「ありがとうございます。」と言われる。

結婚式でも泣かず、ひとり暮らしもエンジョイ。
しかし鮭を一切れしか買わないで済むとき・・・こみ上げるものがあった。

娘は私の生活のすべてだった。
私の生きる支えだった
私が娘を支えていたんじゃない。
娘が私を支えていた。



母子家庭の世帯のほうが世の中多いハズ。
だから、父子家庭はドラマになりやすいのか。
もうベタなドラマだとわかっている。
正月(もう8日だけど)だから、ぬるいドラマなんだろうと言うこともわかっている。
だけど、中井貴一が見られるならいいか(爆)
中井貴一も娘を嫁に出す年なんだねぇ。
中井貴一って「最後から二番目の恋」でも娘一人のシングルファーザーだったよねぇ。
妻に先立たれすぎだわ。

でも家事をしている中井貴一って良いんだよねぇw
ぬか漬けをつけたり、ハヤシライスを作ったり、シンクを磨いたり・・・と。
エプロンが似合う男よのぅ。

結局、「キムラ緑子」さんはみんなから嫌われていたのよねぇ・・。
息子・満島真之介もその事実を知っていたってちょっと切ないなぁ(苦笑)
「女から嫌われる女」って原田美枝子さんの言い方がすごく意地悪に聞こえたから、誤解なのかと思っていたよ。
中井貴一さんと原田美枝子さんのシーンはとてもナチュラルで良かったんだけど、元カノとよりは戻しそうにないよねぇ。
んで、今は近所とも距離を置いているというキムラ緑子さん。
だけど、嫁姑としてはどうなんでしょう。
二世帯住宅を希望している時点で、要注意姑な気がするわ・・・。

それにしても、そこまで嫌われるってあるかなぁ。
そりゃ嫌がらせされたり、意地悪されたり、ゴミ屋敷だったりしたら嫌だけど、距離を置こうと思うだけよねぇ。
自らご丁寧に週刊誌の記事をばらまくようなことはしないけどねぇ。
あのマンションが「砂の塔」(菅野美穂主演)みたいなカーストができていたんでしょうか。

やっぱりベタなドラマはお芝居がうまく、味わい深い俳優でないと見ていられないことを痛感。
ピンチや事件が起きたわけではないのに、2時間が短く感じられた。
中井貴一はお上手。手堅い。表情とセリフがバッチリ。

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出演
國枝孝彦…中井貴一
國枝実希…波瑠
古市真…満島真之介

古市敏之…光石研
國枝佳実…奥貫薫
古市景子…キムラ緑子

柴山善郎…段田安則
片岡綾乃…原田美枝子

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