『モンローが死んだ日』 最終回 ネタバレ感想~大人のハッピーエンド

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「モンローの真実」

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原作:小池真理子『モンローが死んだ日』

鏡子(鈴木京香)と精神科医・高橋(草刈正雄)は、男女の仲になった。
軽井沢に来たときには、鈴木京香の家で食事をし、止まっていく・・・。
ある日、突然、草刈正雄を消えた。
花折病院に行くが、精神科医につきまとう患者と思われた鈴木京香は、草刈正雄のもうひとつの勤務先、横浜の病院に行く
しかしそこに勤務していたのは、同姓同名の医師で、草刈正雄ではなかった。

花折病院を訪ね院長にこれまでの経緯を話す。
院長(根岸季衣)は、ニセ医者だったが、しばらく黙っていて欲しいと伝えた。

そんなとき、週刊誌に掲載されていた元芸人の川原まりりんの横にいた男性が草刈正雄であることに気づく。
平井(宇崎竜童)からその記事を書いた記者を紹介された鈴木京香。

『川崎まりりん』はマリリンモンローのものまねをする芸人だった。
本名は高橋美緒。
草刈正雄の娘だった。

高校卒業後ある劇団に入団。
そこで結婚出産をするが、子供を乳幼児突然死症候群から精神を病み、その後離婚。
横浜の病院に入退院を繰り返す。
父親は製薬会社や横浜の病院の事務員をしていた。

どうしても草刈正雄に会いたい鈴木京香。
しかし二人は行方不明だった。

そして・・・娘が自殺した。



草刈正雄が後を追うのではないかと心配して海に出掛ける鈴木京香。
娘の自殺場所を探し出し、その場所に行くと・・・・。
海を見つめる草刈正雄。

逃げる草刈、追う京香。

草刈正雄の元妻は精神が不安定な女性だった。
娘が8才の時に男を作って家をでた。
その頃から娘も精神的に不安定になった。
そして結婚、妊娠、子供の死。
芸人となり注目されたが、精神のバランスを崩す。
また娘との二人暮らしになった。
娘は自分がいれば大丈夫だと思っていた。

「パパは、もう精神科医になれるね。」

娘の治療のため、経済的に困窮する。
インターネットで精神科医のバイトを見つけた。
小さい病院で、待遇も良かった。

「私はケチな悪党です」

それでも草刈正雄が好きだという鈴木京香。

草刈正雄は逮捕され、執行猶予の判決がでた。
裁判には、患者も証言台にたち、本物の医者より、ずっと優秀な精神科医だった証言した。

そして・・・。
軽井沢の鈴木京香の家にまた草刈正雄がやってきた。

「仕事も家族もいない。
執行猶予中だけれども受け入れて貰えますか。」

「もうご飯を食べました。
焼きおにぎりでも食べますか?」




日曜はドラマが多すぎて、リアタイで見ることが出来ませんでした。
3話と最終回をを立て続けに見ました。

静かなるハッピーエンド。

このドラマの何が素敵かと言うと、鈴木京香の住む家。
キッチンとリビングダイニング。
そして寝室くらいしか出てこないんですが・・・。
間取りが知りたいw
暖炉もあって、鈴木京香の作る食事がとても美味しそうで。
雰囲気重視と言えばそうなんですけど、これがハマっていたのではないでしょうか。

美男美女でないと成立しない物語なんですがw
草刈さんでもギリギリですよ。
お年を召されたなぁと思ったし、襟足の不自然さも半端なかった。
キスシーンのあと事後だった。
ベッドシーンはなくて良かったw



「物事には裏と表がある。
表しか見えなければ裏に回ってみればいい。」
と草刈さんが繰り返すセリフ。
なんとなくわかるんだけど、うまく理解できない部分でもアリ。
そうできれば良いんだけど、そうできない場合はどうしたら良いのか・・・。

草刈正雄の娘。
まりりんの芸風は笑えなかったなぁ。
アレを狂気と捉えるのか、寒いと捉えるかは見ている人次第。
佐津川愛美さんは頑張っていたのですが、精神的に不安定なように見えなかったのは残念。
ワタシは彼女が好きなんですよ。
魅力的な女優さんだと思うんですが、今回の役はちょっと違ったかなぁと思いました。

草刈さんの役の年齢は50代。←さすがに見えなかったが・・・。
とすれば鈴木京香さんの役は40代前半?中盤?
ほぼドンピシャ世代のワタシなんですが。
切ないけれど本気の恋をして、本気でぶつかれる友人(麻生祐未)もいて、可愛い猫もいて、素敵なお家に住んでいて、仕事にも雇われ人(宇崎竜童)にも恵まれていて・・・。
希望のあるラスト。
雪のシーンでしたが温かい気持ちになったのでした。



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出演
幸村鏡子……鈴木京香
高橋智之……草刈正雄
長谷川康代…麻生祐未
高橋美緒……佐津川愛美
平井昌夫……宇崎竜童
宇津木春子…根岸季衣

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