最終週 「私たちの翼」
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舞(福原遥)は刈谷(高杉真宙)たちと一緒に空飛ぶクルマ開発を進めるが課題山積。一方、短歌が詠めずに苦悩する貴司(赤楚衛二)はパリで八木(又吉直樹)と再会して…
アビキルではアビキュラ2号を制作中。
刈谷は数字に強い学生はいないかと渥美に聞く。
渥美はなかなか思いつかないが舞が一人心当たりがあると言う
舞が連れてきたのは朝陽
朝陽は飛行機を見て、夢中になる。
数字系の作業を任されることになる
デラシネでは祥子が子ども達に五島の写真集を見せていた。
めぐみの引き継ぎ作業は順調
章は設計をやっていたので、新しい仕事への理解も早い。
職人さんらにも信頼されている。
その上、営業にも向いていると話すめぐみ。
舞も笑って話を聞くが…貴司のことが気になる。
パリの午後3時
「八木のおっちゃん」のアパート
部屋には貴司の歌集があった。
「読んでくれたん?」
「おお」
「感想は言わんといて、けなされても褒められても辛い」
「褒められても辛いんかい」
「自分でええと思ってへんのん褒められるんしんどい。」
こんなんでええんかな思いながら歌を詠んで、思っている以上にずっと褒められて
歌を読めなくなってしまった。
また逃げてるのか…
「海の底に潜っても潜っても花一個も見つけられへん
結婚して幸せになったからって思ってしもて」
「おっちゃんは昔自分が息するためだけに詩を書いていた
せやけど、学生の時な、その詩をあげたい思う人ができた」
「おっちゃんの詩あげたいって思ってた人?」
「強い人でな。
本気で世界を変えたいと戦っていた。
世界中を飛び回っていた。
けどずいぶん前に、自分で生きるのやめてもた」
「その人、おっちゃんの恋人?」
紅茶を飲む八木
「しんどなったらな 会いに行くねん
忘れんために探しに行くんや
その人がおったことある場所にな。」
「会えんの?」
「知り合いのおらん街、一人ぼっちで歩いてたら
声が聞こえる時がある。
昔と変わらん優しい声がな
そっと会いに来てくれるんや」
「おっちゃんは今もその人のために詩書いてんねんな」
「ほなちょっと行ってくるわ
ここにおってエエで。」
上着を取って出て行く八木
小さい窓から朝の光
ソファに寝ていた貴司が起き上がる
ベッドに八木はいない
部屋を見回す
小さなテーブルの上にノート
”呼ばれたらか行くわ。
パリでしばらく暮らしたらええ
誰の声が聞こえる?
話したいこと見つかったら言葉にしてみ。”
朝陽くんはずーっと宇宙への憧れを持ち続けて大きくなったんやね~。
そしてきっと今の朝陽くんを受け入れてくれている…はず。
世間も寛容になっていたら良いな。
ああ、でも朝陽君、大きくなった(爆)
時間の経過を感じました。
八木のおっちゃんは放浪し続けるのね。
パリのアパートメントで貴司は何を思うのか。
自分も放浪し続けていたら、歌を詠めると思うのか。
幸せな結婚をして子どもも生まれて、幸せな歌を詠めたら…みんな幸せなのにね。
んで、ばんば。
五島に帰りたいよね。
写真集を見ていれば余計に。
めぐみの引き継ぎもあと少し。
だけど…あと少しだけど、コロナな!
どうなるんや。
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主題歌 – back number「アイラブユー」
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キャスト
岩倉舞(福原遥/幼少期:浅田芭路)
岩倉浩太(高橋克典)
岩倉めぐみ(永作博美)
岩倉悠人(横山裕/幼少期:海老塚幸穏)
才津祥子(高畑淳子)
梅津貴司(赤楚衛二/幼少期:齋藤絢永)
望月久留美(山下美月/幼少期:大野さき)
梅津勝(山口智充)
梅津雪乃(くわばたりえ)
笠巻久之(古舘寛治)
結城章(葵揚)
望月佳晴(松尾諭)
浦信吾(鈴木浩介)
安川龍平(駿河太郎)
我妻花江(久保田磨希)
【語り】さだまさし
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