第22週 「冒険のはじまり」
あらすじはコチラ→☆
オープンファクトリーが盛況に終わり、「うめづ」で乾杯していると、小堺という工場の社長が怒り出す。
「順調な会社が町工場の代表みたいな顔するな!」
と。
小堺の工場は状況が悪いらしい。
舞は小堺の工場で作っている金網の写真を貰ってきて、何かに使えないかと考える。
会社にやってきた堤(モンスターエンジン・西森)が小堺の工場にも電線を卸していた
話を聞くと、金網の会社は廃業したところが多い
大概フェンスでしか使えないから、大手からの注文がなくなったら潰れるしかないと聞く
うめづに来ていた小堺に舞が話しかける
「勝手ですけどちょっと考えて見たんです
金網で風鈴作るのはどうですか?」
「作ってどうすんねん?」
「売るんです
金網で新しいもん作って売ってみるんです」
「自社製品つくるってことか?」
横にいた曽根が口を挟む
「小堺さんのとこでしか作られへんもんをつくるんです。」
「売れるかどうかわからんもん作る余裕はない
うちは下請けだけでやってきたん
企画して営業して
考えただけで気が遠くなる」
「小堺さん、私、企画やるんやったらお手伝いできると思います
金網で何が作れるか
一緒に考えさせて貰えませんか」
デラシネ
リュー北條がやってきて短歌教室が好評だと話す。
あちこちの学校から問い合わせが来ているらしい。
編集長が喜んで貴司に連載を企画した。
日本中を旅しながら子ども達に短歌を教える
自分も作る
エッセーも書く。
「奥の細道」的な企画だった
「家には帰れますか?」
「帰れるよ。時々は」
「せやけどそうなったらこの店は」
「休業じゃない?」
庭で絵を描いていた大輝の手が止まる
「旅しながら歌を作る
それがうめづさんの原点でしょう」
その日の夜、小堺の工場から使えない金網を貰って帰ってきた舞
「金網屋さんって大変なん?」
「今まで通りの仕事だけやったらやっていかれへんねんて
このへんの町工場も減っている
町工場が減ってるんは、人ごとやない
みんなが繋がってて、どっか一つが潰れたらほかの会社も危なくなる
なんとかせな」
舞は金網でできることをスケッチブックに描き、うめづに行く。
小堺と曽根と約束していた舞だが小堺は
「工場畳むことにしたわ。
菱形金網ではやっていけへんねん」
と話す
全ての工場が順調なはずもない。
岩倉なんて何回もピンチがあったしさ。
うめづで貸し切りで打ち上げしてるのかと思いきや、常連さんもおったんやな。
いきなり怒り出すとか…ちょっと同情できない人。
ま、だけど。
そんなこともあるか。
小堺さんは「スカーレット」の2番さんかな?
小堺が舞のお節介に「アホか」と言ったときの梅津夫妻の反応は面白かったが。
やっぱり工場が潰れるとか聞くと、舞のお節介がなんかなぁ。
わかるんやけどな。
わかるんやけど、工場を畳むとまで考えている人にできることって少ないと思うんよなぁ。
ただ、外からアイディアを出してあげるのは「ただのお節介」ではないかな。
案外、浪速大学の若い子たちもアイディアがあるかもしれんしね。
オープンファクトリーで得るものもあるはず。
舞はこんな困難が大好物なんだな。
で、貴司。
新婚さんに旅させんといてよ(苦笑)
その連載は週刊誌なのか?
週刊誌にしてもさ、平日に一泊二日くらいで出張して、デラシネに戻ってくるっていうんではあかんのか?
大輔くんは詰め襟着て、中学生になってたけど、まだまだしんどいんやよな。
旅して連載をするのは良いんやけど、松尾芭蕉の時代と違うんやから。
舞いあがれの感想はコチラ→☆
主題歌 – back number「アイラブユー」
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主題歌:back number「アイラブユー」
キャスト
岩倉舞(福原遥/幼少期:浅田芭路)
岩倉浩太(高橋克典)
岩倉めぐみ(永作博美)
岩倉悠人(横山裕/幼少期:海老塚幸穏)
才津祥子(高畑淳子)
梅津貴司(赤楚衛二/幼少期:齋藤絢永)
望月久留美(山下美月/幼少期:大野さき)
梅津勝(山口智充)
梅津雪乃(くわばたりえ)
笠巻久之(古舘寛治)
結城章(葵揚)
望月佳晴(松尾諭)
浦信吾(鈴木浩介)
安川龍平(駿河太郎)
渥美(松尾鯉太郎)
【語り】さだまさし
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