第5週 「空を飛びたい！」
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刈谷が戻ってこないなにわバードマン
設計は玉本が担当。
椅子の位置を変えようとしてそれぞれの担当者たちと揉める。
舞が由良のお見舞いに行くと、先客・刈谷がいた。
刈谷は由良に謝罪していた。
自分が翼を大きくしすぎた。
由良は自分の操縦に問題があったのだと。
その様子を部屋の外で訊いていた舞。
病室を出てきた刈谷が舞に気づく。
「お前は待ち伏せが趣味なんか」
「違います。
先輩、今、なにわバードマンの空気が悪いんです。
事故が自分のせいやと思って。
せやから怖なったんですか」
待合室で話す二人
「確かに怖くなったかも
人力飛行機ってのは人間を乗せる飛行機
責任は重たい」
「そんな責任の重い設計をやりたいと思ったんですよね？」
「鶴田のせいたい」
入学してすぐ出会って”飛行機の設計がしたい”と言っていたら、なにわバードマンに連れて行かれた。
部室では吹けば飛ぶような飛行機を作っていた。
刈谷が作りたいのは旅客機
「あいつはうまく人を巻き込む」
「それでも3年も…」
「いや、すぐ辞めた。1回生の夏に」
それなのに鶴田は下宿にきて、”俺が飛ばす飛行機がお前に設計して欲しい”と説得された。
「アイツを怪我させるわけにはいかん」
神経使って設計した。
1年かかって去年の飛行機ができた。
安全な飛行機を作ろうとと思ったらそれくらいかかる
たった2ヶ月でパイロットかえて修復までできない。
「原因は？
なんで空気が悪い？」
「スワン号の重心の問題です。
椅子の位置変えたら
プロペラとペダルの新しい位置を巡って…」
刈谷がなにわバードマンの部室に怒鳴り込む
「なんで設計いじる？
素人の設計で大事な仲間怪我させたらどうする？」
「大事な仲間やから窮屈な飛行機で操縦させたくないねん
お前からみたら素人かもしれん。
これでも設計は勉強してきた
お前がいつ辞めるかわからんからな
お前から見たら物足りひんかもやけどな」
鶴田が玉本を庇う
「すまん」
謝る刈谷に設計図を渡す玉本
「俺の設計でも岩倉は飛べるはずや
実際、飛んで確実に記録狙うんやったら
お前の設計やないとアカン」
「刈谷戻って来てくれ」
鶴田が刈谷の肩に手を置く
「お前は何回俺を連れ戻せば気が済むとや」
「さあな」
「1日たい
1日で描き直すけん
スワン号をド素人のパイロットで
飛べる飛行機にしちゃる」
「ほなやっとプロペラに戻れるな」
と玉本
「よし最高の飛行機作んで！」
なにわバードマン、一致団結
数日後
舞は刈谷から、記録飛行までに5ｋｇ体重を落とし、190ワットで50分漕げる体力を身につけるように指示される。
体重を落とし体力をつける…
「大変やで」
女子の身長、体重…きっちり測られてホワイトボードに書かれるんやね。
そりゃ、そうか。
完全オーダーメイドの飛行機やもんね。
福原遥ちゃんは49Kgもあるようには見えないけどｗ
5kg痩せて筋力を落とさないのはなかなかしんどいね。
由良先輩は女性の中でもわりと小柄やったんやなぁ。
そりゃ代わりをするなら女性じゃないと無理だな。
それにしても舞が頑張り過ぎそうで怖いなぁ。
誰か気遣って欲しいけど…みんな飛行機に夢中ｗ
理系男子たちの頑張りも清々しい。
刈谷が何回かなにわバードマンを辞めていることもわかり、そのたびに鶴田が連れ戻したこと。
そもそも旅客機に興味があったのに、人力飛行機に引き込んだこと。
玉本はそんな二人をそばで見て、刈谷が辞めるかも…と設計の勉強をコソッとしていたこと。
いろんな人間関係が見えてきて楽しい。
そんなワタシはなにわバードマンの部室シーンでは赤津を探してしまう。
もっと赤津を美味しくしてあげて～～～～～！！！
主題歌 – back number「アイラブユー」
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主題歌：back number「アイラブユー」
キャスト
岩倉舞（福原遥/幼少期：浅田芭路）
岩倉浩太（高橋克典）
岩倉めぐみ（永作博美）
岩倉悠人（横山裕/幼少期：海老塚幸穏）
才津祥子（高畑淳子）
梅津貴司（赤楚衛二/幼少期：齋藤絢永）
望月久留美（山下美月/幼少期：大野さき）
梅津勝（山口智充）
梅津雪乃（くわばたりえ）
笠巻久之（古舘寛治）
八木巌（又吉直樹）
望月佳晴（松尾諭）
津田道子（たくませいこ）
刈谷博文（高杉真宙）
由良冬子（吉谷彩子）
鶴田葵（足立英）
西浦和重(永沼伊久也）
佐伯功（トラウデン都仁）
西浦和重（永沼伊久也）
渥美士郎（松尾鯉太郎）
【語り】さだまさし
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