「警視庁機動捜査隊216(10)”引鉄”」ネタバレ感想～”令和”と年号をアフレコ！お疲れ様です！

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タクシー運転手・竹下殺しの容疑者でホームレスのやまちゃんこと山尾雄二（伊藤洋三郎）が見つかる。
伊藤洋三郎は取り調べを受けるもののアリバイがあり釈放。
タクシー運転手とトラブルになっていたトラック運転手がいたと証言。

そのトラック運転手は、殺害されたタクシー運転手・竹下が車を止めていた老人福祉施設の職員・内藤真理恵（雛形あきこ）の夫・孝作だった。
交通事故を起こしたタクシードライバーと雛形あきこ夫だが示談になるはずだった。
しかし「むち打ちになり仕事ができない」と言い出した運転手は500万円も要求していた。
++++++
発砲事件の被害者となった木之元（吉田栄作）の秘書の隅田からひどいイジメにあっていた男・高橋信夫（西井幸人）。
中学時代、高橋はイジメグループから、教室の窓から飛び降りろと言われ本当に飛び降りた。
それ以降、引きこもりになっていた。
高橋はイジメグループの一人の男の婚約パーティに拳銃を持って乗り込む。
婚約者を人質にレストランのバルコニーから飛び降りるように命令。
しかしその銃は、モデルガンだった。
高橋は、隅田が撃たれた事件を知り、今日、自分が銃を持ってパーティに乗り込めばみんな本当の銃だと信じると思った。
モデルガンに気づいた沢村舞子（沢口靖子）はすぐに取り押さえた。
イジメ男は婚約者にビンタされ。
多分、婚約破棄かな？
同じ会社の同僚みたいだし、会社も辞めることになるかな？
ちょっとスッキリｗ

廃品回収夫婦・小宮孝泰＆松金よね子は、内藤真理恵（雛形あきこ）の自宅に空き巣に入ったところを逮捕。
夫婦の軽トラックには、今朝のタクシー運転手殺害事件に使われた凶器のゴルフクラブのシャフトが見つかる。
それは真理恵の働く老人福祉施設のゴミステーションから盗んだと言う。

雛形あきこは実家に娘を連れて帰宅。
500万円は実家に用立てて貰っていた。
雛形あきこの実家は資産家なのだ。
庭のブランコで娘を遊ばせていたら、娘が連れ去られた！

時を同じくして、発砲事件が起る。
タクシードライバー殺害容疑がかかっていたホームレスの山ちゃん（伊藤洋三郎）が拳銃を持っていた。
職務質問した警察感ともみ合いになり発砲してしまう。

発砲事件の犯人はホームレス・山ちゃん（伊藤洋三郎）

5年前、オリエンタルファンドが買収した会社に切り捨てられた下請けの会社を経営していた伊藤洋三郎は、オリエンタルファンドを憎んでいた。
伊藤洋三郎の妻は心労が重なり亡くなった。
伊藤洋三郎は、吉田栄作を人質に経営していた会社の倉庫に連れ込む。
そこに乗り込んできた沢口靖子。
犯人と言い合いになっていたところに、拳銃を奪われた警官・柳瀬文雄（小倉一郎）も説得に現れた。
伊藤洋三郎は拳銃を奪ったものの、発作を起こしていた小倉一郎に落とした薬を手渡してくれた命の恩人でもあった。
沢口靖子が発砲。
伊藤洋三郎の足を命中。逮捕。

タクシー運転手竹下殺害の容疑で真理恵（雛形あきこ）の夫・孝作が逮捕された。
自供もしたらしい。
あの日、竹下は雛形あきこが夜勤だとしり老人福祉施設にやってきた。
運転できるのに500万の金を要求する竹下。
”念書”を見せて、法的にも有効だと言う。
仕事が手に付かなくなった雛形あきこは、竹下が向かった場所に行く。
すでに竹下は殺されていた。
これで念書を取り返せる。
凶器と遺留品を捨て、念書を取り返した雛形あきこ。
自宅で念書を見つけた義母（長谷直美）は息子に雛形あきこを庇うように命じていたのだ。

タクシー運転手・竹下を殺害したのは木之元（吉田栄作）

吉田栄作には秘密があった。
末期がんだった。
こっそりクリニックに通っていた吉田栄作。
強い鎮痛剤を処方をされていた。
ファンドマネージャーである立場上、末期がんだと悟られてはならない。
余命短いファンドマネージャーに投資家は金を預けない。

一度だけ竹下のタクシーを利用した吉田栄作。
吉田栄作の仕事の電話を聞いていた竹下。
そして吉田栄作が落とした土居（西村まさ彦）の名刺と痛み止めの薬を見て、ぴ~~~んときた。
いきなり1億円を要求。

一億円ださなければ、西村まさ彦には吉田栄作の病気のことを話すと言う。
しかし払うつもりはなく殴り殺してしまった。
その場所は皮肉にも吉田栄作をずっと恨んでいた伊藤洋三郎のねぐらの前だった。

最後にモト冬樹が
「年号も平成から令和に変わることだし。」
なんて言い出したので、西村まさ彦の渾身の求愛もぶっとんだｗ

もしかしてキソウはファイナルで西村まさ彦の告白を受け入れるのか？って言うくらい熱心に沢口靖子に求愛していたけれど、フラれたんだろうなぁ～。
最初はそこまであからさまではなかったのに、どんどん靖子に夢中になるまさ彦。
ちょっと見苦しい（爆）

3時間は長い！！
先週も書いたねｗ
十津川警部では毎回書いているけれど、まさかキソウでも書くはめになるとは!!
3時間、飽きさせずにドラマに集中させるってよほどの脚本力と演出がないと無理。

ワタシはこの機動捜査隊シリーズは大好きだし、先週の十津川警部より数倍楽しく見られたけれど疲れた！！！。
ただでさえ、このシリーズはいろんな事件が絡み合うので疲れるのに。

まず最初。
ヘッドフォンをしながらスマホをみながら自転車を運転して、おばあちゃんをひき逃げ。
そこそこオッサンの自転車運転手。
どんどん追い詰めて、本日最初の逮捕！
これは痛快。

引きこもりの男がモデルガンを持って、元いじめっ子の男を追い詰める。
大事にはいたらなかったが、いじめっ子の男が婚約者に振られて、そこそこ痛快ｗ

しかしメインの事件。
被害者と加害者になる吉田栄作ターンは・・・。
吉田栄作が子供のころ実家の旅館を買収した会社を乗っとろうとしている。
などはどうでも良かったかな～。

吉田栄作は賢いのかアホなのかわからなかった。
タクシー運転手がクズだったんだけど、吉田栄作って名乗っていたわけでもないのによく突き止めたね～。
1億円を恐喝。
500万恐喝。
こういうヤツがいるから交通事故は絶対に警察を呼ばないとね。

光彦を辞めて兄の警察庁長官になった頃から、榎木孝明さんは悪い人なのか良い人なのかちょいとわからないんだよね～（爆）
今日はエエ上司でした。
沢口靖子にも憎まれ口を叩き、現場の人間には嫌われていた徳重聡も最後には「嫌われ役をしている。」と言っちゃうあたりは雑（爆）
こんなにも時間があったのに、なぜ雑にしたのか。
もっとも雑だったのは雛形あきこの娘の誘拐事件。
コレ、絶対いらんかったやろ！！

そして富田康介（松尾 諭）デート。
これはギリギリ時間稼ぎ認定はやめておきましょう（苦笑）
しかも「妹ができました」ってことで、看護師とは交際できないみたいなので気の毒だw
松尾君は忙しいから非番設定だったんですかねぇ。
斉藤君との掛け合いは楽しみにしていたのに・・・。

ま、なんだかんだで十津川警部より面白かったッス！

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キャスト
沢村舞子・・・・沢口靖子
○
金子洋平・・・・赤井英和
○
木之元陽一・・・吉田栄作
○
内藤真理恵・・・雛形あきこ
○
矢島進・・・・・モト冬樹
富田康介・・・・松尾 諭
佐藤守・・・・・斉藤祥太
松岡良介・・・・池内万作
○
坂出一馬・・・・榎木孝明
○
丸岡誠二・・・・佐戸井けん太
柳瀬文雄・・・・小倉一郎
内藤悦子・・・・長谷直美
山尾雄二・・・・伊藤洋三郎
高橋信夫・・・・西井幸人
○
頼近旬・・・・・徳重 聡
○
土居健作・・・・西村まさ彦