『愛しい嘘』 最終話 ネタバレ 感想~徳重聡が持って行った!

スポンサーリンク

~優しい闇~


愛しい嘘 優しい闇/愛本みずほ

あらすじはコチラ→

本物の雨宮(林遣都)は中野幸(林遣都)が社長を退任し、貯金を全て母の施設に寄付し無一文になったことで、「今井望緒を殺してやる」と宣言。
雨宮は望緒(波瑠)のアパートに向かう。
そこには本田玲子(本仮屋ユイカ)が望緒の入院準備をしていた。
中野がアパートの下にいた深沢稜(溝端淳平)に声をかける。
共に部屋に向かうと玲子が刺されていた。
救急車を呼ぶ。
中野は稜の車を借りて、望緒と母のいる病院に向かう。

しかし一足先に雨宮がやってきて、望緒と母を連れ出そうとした。←髭も髪も綺麗になっていた!いつの間に?
望緒はすぐに性悪雨宮だと気づく。
中野が親を焼き殺した日のことを面白おかしく回想する。
「これで一生遊べるおもちゃができた」
と思った。
稜たちが自分たちのせいで中野家が火事になったと思い込んでいるのがおかしくて、タイムカプセルにメッセージもいれた。
中野に連絡しろと命令する雨宮
中学時代は自分の事が好きだったんだからと
「俺の頼み聞いてくれたら付き合ってやっても良いぞ。」
とほくそ笑む
「ふざけたこと言わないで」
中学時代はうわべしか見えてなかった、
今の雨宮は薄っぺらく見えると反撃。
ナイフで脅迫されても望緒は毅然と対応。



そこに中野がやってきた。
雨宮は金を返すこと、古堀を殺害した罪もかぶれと命令。
中野が従おうとするが望緒が止める。
望緒を黙らせるため刺そうとする雨宮。
中野が望緒を庇う
雨宮の背後から母がナイフで刺す。
「実の息子を・・・」
「お前なんか息子じゃない。」
中野は母の罪をかぶりその場を離れた。
望緒はこれまでのことを全て話したが、雨宮を殺害したのが母だと伝えることができなかった。←それは話しても良いんじゃないの?
正当防衛でしょ。
中野は指名手配。



望緒が東京に帰ると、連載の話を進めることとなった。
望緒にくるファンレター「クロ」の正体は中野なのではと感じた望緒。
連載スタートのためにHPに掲載するファンへのメッセージはクロへのメッセージとなった。
「昔会っていた場所に来て欲しい」
中学校の教室にやってきた中野。
中学時代、自分の絵を描いてくれた日のことを話す中野。
生きる希望がなくなっていた中野だがその日はとても楽しかった。
その日、望緒も漫画家を目指すと宣言。
大人になり、夢を叶えたと知り嬉しくてたまらなかった。
「君は。。。僕の生きる希望だった。」
応援したくてファンレターを書いていた。
一所懸命に頑張っている人を応援できればそれで良いと思っていたのに、多くを望んでしまった。
望緒が雨宮を好きだと知っていた。
だから雨宮になった時、同窓会で手伝って欲しいと言って締まった。
何もない中野幸ではなく雨宮として会ってしまった。
「どうしてここにきてくれたの?」
「一言お礼が言いたくて。
連載決定おめでとう。」



中野はもう自分に会うつもりはなく、死ぬつもりだと察する望緒。
唯一の心残りは母(高橋ひとみ)だった。
母は昨日、意識が戻った。
だからこの後命を断つつもりなんだと察する。
「だけどそうはさせない」
校庭にはパトカーが集まっていた。
「このまま死なせてくれないか。」
生きていても仕方ないと言う中野に妊娠を告白する望緒。
「確かにあなたは実のご両親を殺して
奈々江と優美もあなたのせいで命を落とした。
私はその事を一生許さない。
私はあなたの事が憎い。
だけど、どうしようもなく愛してる。
自分には何もないだなんて言わないで。
私は雨宮くんを好きになったんじゃない。
私は中野幸を好きになったの。
待ってるから。
ちゃんと罪を償って。
人は なんのために生まれてくるのってあなたは言ったけど幸せになるためだと私は思う。
それにあなたはもう 一人じゃない。
あなたは言ったけど、幸せになるためだと私は思う。
それにあなたはもう 一人じゃない。
家族がいるの。
生きて。
そして今度こそ 幸せになるの。」
「僕に僕に家族がそんな幸せが。」



稜や玲子もパトカーと一緒に肯定にいて、中野を励ます。
みんな待っている。
稜も玲子も中野は大切な友達だと言う。
「またね 中野くん。」
連行される中野。
しかし警察の中に野瀬正(徳重聡)がいた。
「やっと会えたな。
優美の敵だ。」
野瀬に刺し殺される中野。

数年後。
玲子は独立して事務所を立ち上げた。
望緒も売れっ子漫画家になっていた。
娘も大きくなっていた。
「ねえ ママ。 ママはどうして
漫画家さんになったの?」
「昔ある人が背中を押してくれたの。
ママの絵を褒めてくれて
ママが描いた漫画を読みたいって言ってくれて。
その人はいつもずーっとそばにいて
ママの事を支えてくれてたの。」
娘の名前は「みゆき」

初回から、土曜日の朝のお楽しみとなった今作。
先週あたりから、「漫画みたいやなぁ!」ってツッコミ。
いや、漫画原作なんですけどね。
中野くんが雨宮そっくりに整形って漫画、もしくは2時間ドラマ。
そういう2時間ドラマテイストだったので、ワタシは楽しい!って思っていたのかも知れません。

しかし最終回。
バッドエンドになる予感しかなかった。
これはバッドエンドだよねぇ。
清々しい顔してたけどさ波瑠ちゃん。
まぁ、中野くんが死んで終わると思っていたんだよ。
雨宮だってさ。
だって事件がややこしくて収拾着かないもんで。
二人が刺し違えるのかと思っていたけど、野瀬か。
野瀬が全部持って行ったなぁw




中野君の両親殺しは…時効も何も殺人として立件できないと思うんだよねぇ。
当時中学生だし、生育環境に問題があったと。
罪としては雨宮の監禁となりすまし。
なりすましは公文書偽造などままありそうだ。
奈々江と優美を直接手を下してはいないんだよなぁ。
と思うと、死んじまった雨宮のほうが悪いことしてそう(苦笑)
なんと言っても終始、警察が無能だったけどねw
野瀬、怖いわ。
確かに優美は精神的不倫はしていたね。
ま、野瀬は雨宮が本物が偽物かなんてわかってないだろうけどさ。

雨宮と中野の耳の形もちゃんと変えていたのも抜かりなく。
なんと言っても主役の波瑠と林遣都がbeautiful!!
こんな綺麗なカップル。
ドラマでも珍しいよ。
堪能できたよ美しさを!

ひそかに今期一番だと5話くらいまで思ってました!
今期はわりと不作と言っては失礼だが、あんまりハマるドラマがなかったので。
この作品はゴールデンならもっともっと話題になったのになぁと残念です。

にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。

キャスト
今井望緒(波瑠/中学時代:足川結珠)
雨宮秀一(林遣都/中学時代:荒木飛羽)
深沢稜(溝端淳平/中学時代:大塚心)
本田玲子(本仮屋ユイカ/中学時代:菊地姫奈)
野瀬優美(黒川智花/中学時代:新井美羽)
岡崎りえ(松村沙友)
岩崎奈々江(新川優愛/中学時代:牧野羽咲)
野瀬正(徳重聡)
江波ヒロコ(西尾まり)

コメント

  1. kashweregreen より:

    このドラマけっこう面白かったですよね!
    ご指摘の通りに2時間ドラマテイスト(笑)でかなりあり得ない設定もさほど気にせずにドラマとして楽しめました。
    徳重さんは県警の幹部だったのにたんなる犯罪者になっていたのに警察は今まで何をやっていたのか?とか(笑)メインキャストは社会人なのにやたらと自由な時間があって瞬間移動みたいに都内と山梨にいきなりいたりとか(笑)ツッコミどころは満載ですが、まあコミック原作なので、それなりに楽しめました。
    いちばんの謎はなぜゆえに、このドラマをナイトドラマにしたのか(笑)という点ですね!
    プライム枠でもそれなりにいけた感ありますよね。
    あっ、脱線ですけれど、イノッチの特捜9は津田寛治さん出演みたいで良かったと思います!

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、コメントありがとうございます。

      なかなか面白かったですね。
      後半に向かえば向かうほど、整合性がつかなくなってきたけどw
      少女漫画的な二時間ドラマみたいな。
      山梨と東京、ワープしすぎだし、クズの雨宮の変身ぶりにも驚いた。
      林遣都くん、さすが上手でしたね。
      もう脱落してしまったんですが、「となりのチカラ」の枠で良かったのにw

      ツダカンさん、部署は別みたいですね。
      新しいジャニーズが追加されるとか。